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家づくりの計画をたてるということ

2018.10.29
暮らしを考える

突然ですが。

今、あなたはどんな家にお住まいですか?

 

・生まれ育った実家に住んでいる。

・賃貸アパートを借りて住んでいる。

・会社が用意した社宅に住んでいる。

・・・などなど。

 

では、「計画」を立てて今の家に住んでいる方って

どのくらい、いらっしゃるのでしょうか?

こんにちは。三協建設 堀内です。

 

例えば、実家に住んでいるという方は

「計画」を立てて決めたワケではないですよね。

たまたま生まれた家庭で、

たまたま親が決めた場所に家があって、

暮らしてきたから、そのまま住んでいる。

 

賃貸アパートを借りて住んでいるという方は、

自分で選んだよ!と言われるかもしれませんね。

では、その賃貸アパートはどうやって決めましたか?

 

・結婚したから夫婦が一緒に暮らせる場所を探そう

・まずは賃貸アパートってみんなが言ってるな~

・通勤に便利な場所がいいな~

・新婚さんには〇LDKくらいがいいって言われたな~

・いくつか見に行ってみて、新しくてキレイだし、ここが気に入ったな~

・家賃も毎月払えそうな金額だな~

・ここにしよう!

 

このような経緯で決めた方って

多いのではないでしょうか。

 

そして。

この後、どんな選択をしていくのでしょう。

多いのではないかな?というルートを

一緒にたどってみましょう。

 

・子どもが生まれて、部屋が狭くなってきたな~

・近所を気にせず、のびのびと子育てしたいな~

・家賃をこのまま払い続けるのはもったいない気がしてきたな~

・・・といったことから、家づくりを考え始める。

 

・とりあえず住宅展示場のモデルハウスを見に行ってみようかな~

・まずは土地からと言われたから、土地を見てみようかな~

・場所はなんとなく、今まで住んで馴染みのあるこのエリアがいいかな~

・紹介された土地がなんだかよさそうだから、ここにしようかな~

・何社か見た中で、このプランがなかなかいい感じだな~

・年収から〇〇円の住宅ローンで大丈夫って言われたから大丈夫そうだな~

・住宅ローンの予算内でおさまったから、契約しよう~

 

そして、家づくりがスタートします。

 

・家づくりって、土地と建物以外にもたくさんお金がいるんだな~

・思わぬ出費は痛かったけど、やっと完成した念願のマイホームだ~

 

そして、マイホームでの生活。

子育てをしながら、住宅ローンを毎月一生懸命返済します。

 

家族で暮らす時間が過ぎていき

子どもが成長し、巣立っていく頃。

 

・住宅ローンの返済も目途がたってきたかな~

・子どもが巣立った後、生活環境が変化したな~

・家も目に見えるところの劣化が気になるな~

と、今までは気にならなかった家に対する不満が出てきたり

近い将来のことを思い、増築・減築・改築リフォームを考え始めます。

 

そして、老後の暮らしに必要なお金をなんとなく考えながら

キッチンやお風呂や洗面やトイレを交換したり、

壁紙を張り替えたり、外壁の補修をしたり、

間取りを変更したり、とリフォームや増改築を重ねていきます。

 

またそれから10年、20年、30年と経ち

あなたは幸せに生涯を終えていきます。

後に残されたのは、住人を失った家。

 

家はお子さんたちに相続されていきます。

お子さんたちはそれぞれに独立し、家庭をもっています。

相続された親の大切な資産だからこそ・・・

 

どうしていいか判断がつかず、

空き家となった家はそのまま・・・。

 

そしてどんどん年月が経ち、

いつしか家自体は資産価値を失い・・・。

 

その後、お孫さんの世代に相続され

解体されて、土地として売却されていく。

 

・・・こんなルートは何も特別なコトではなく

現状として、よくある話ではないでしょうか。

 

さて。

お気づきになられたでしょうか?

 

ここまでに、家に対する「計画」は

存在していたでしょうか?

 

そう。

ほとんどの人が、

その時々に「なんとなく」で暮らすスペースにお金をかけていきます。

もちろん、その時点では最善と思われる方法を

選んでいると思います。

 

しかし、

「あらかじめ方法や順序などを考える」=「計画」を

たてないまま、決めてはいないでしょうか?

 

今までの時代はこれでもよかったのかもしれません。

老後に十分な余裕があり、

買った土地すら、

十数年後にも買った価格以上で

売却できていた時代は。

 

今、そしてこれからはどうでしょうか。

まず、家は買った次の日に売りに出したら、

もう手元には借金が残ってしまうような時代です。

そして果たして、私たちが老後をむかえるころに、

生活には十分な余裕はあるのでしょうか。

 

あなたが、家族のためにと

こだわって建てた、思い入れのある家。

その思いにこたえるべく、職人さんも

心を込めて作り上げた家。

何十年もかけて支払った住宅ローン。

 

そういったものの価値を、

これからは無駄にしてしまってはいけません。

 

家づくりで大切なこと、それは

あなたがどんな人生を送りたいか?

というライフプランを

考えることではないでしょうか。

家はそのための手段です。

 

その上で、

・資産価値を失わない家づくりを考えておく。

・今後のライフスタイルの変化を見据えておく。

・現時点だけではなく、生涯において使ってもよい住宅予算を把握しておく。

・・・などなど。

できる準備はたくさんあります。

それが、計画をたてるということです。

 

家づくりの計画は

あなたの代わりには誰もやってくれません。

・住宅会社の担当者も

・設計士も

・銀行の担当者も

 

なぜなら、あなたの家づくりの計画は

あなたのライフプランと密接に関わっている以上、

あなた自身にしか分からないからです。

周りは、そのお手伝いしかできないのです。

 

「計画」をたてるのは

とても面倒なことです。

【親や兄弟】をはじめとする

【周りのみんな】は、きっとやっていないかもしれません。

 

でも。

「周りがみんなそうしているから」

「一般的にそうだから」

「それが常識だと思っていたから」

ではなく、これからの時代を生きていく

あなた自身の目的のために、

家づくりにおいても「計画」をたててみませんか?

 

家づくりの計画って、どうやってたてたらいいの?

そう思ったあなたは

お気軽にお問い合わせください。

 

定期的に「失敗しない賢い家づくり勉強会」を開催しておりますし、

日程調整の上、個別相談も実施しています。

 

では、また。

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