三協建設株式会社

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売電から自家消費へ

2019.6.14
お金・設計・仕様

数年前まで「太陽光発電」について

お客様から質問されることが多かったのですが

ここ最近はすっかり下火になっているような気がします。

こんにちは。三協建設 堀内です。

 

 

2009年11月からスタートした

住宅用太陽光発電の余剰電力買取制度。

(2012年以降は固定価格買取制度として移行されています。)

この太陽光発電の売電価格が年々下がっていることや、

住宅用太陽光発電の買取保証期間は10年のため

これに基づく契約が早いものだと今年の11月から

順次満了を迎えるというタイミングもあるのかもしれませんね。

 

「2019年問題」などとも言われるようですが・・・。

 

詳しい説明は、こちらに掲載されています。

経済産業省(資源エネルギー庁ウェブサイト)

 

 

高い金額で売ることが出来ていた間は

発電分が利益になる前提でしたが、

その価格が下がることにより、

これから先は

売るのではなく、いかに自分の家で消費できるか

つまり、買う電力をいかに減らすか・・・

という見方に変わっていくことになるでしょう。

 

自分の家で消費せずに

余った電力を売っているのに?と

思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

太陽光で発電する時間帯と言えば

昼間ですよね。

では、共働きの方などで

昼間は外出しており

ほとんど電気は使わない場合、

昼間のうちに発電した電気を

夜に自分の家で使うには、

発電した電気を蓄えておく必要が

ありますよね。

 

 

この蓄電池が

自家発電分を全て自家消費できるだけの

性能と価格に追いついていないという

現状があります。

 

もちろん、年々蓄電池の性能もUPして

価格も家庭用に普及する価格帯に

なっていくでしょう。

 

V2H(Vehicle to Home)という

電気自動車を蓄電池代わりに使う方法も

徐々に認知されてきていますね。

 

資源の少ない日本ですから、

今後の電気料金の上昇に備えて

太陽光発電の準備をしておくのも

よいと思います。

 

もちろん、あなたの

「生涯に使ってもよい住宅予算」の

中におさまるのであれば・・・という

注釈がつきます。

 

現時点では、太陽光発電は

つけないけれど、

将来、性能が良くなって

価格が下がったら設置したいな~

という計画がある場合は

その旨を家を建てる住宅会社さんに

伝えてくださいね。

 

太陽光発電を設置する前提と

設置しない前提では

構造上の設計の違いが出てきます。

 

では、また。

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