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その家、本当に明るくなりますか?

2019.7.12
お金・設計・仕様

あなたが「こんな家にしたい」と

思い描く家ってどんな家ですか?

 

「明るい家にしたい!」というのも

多くの方が思い描かれるイメージではないでしょうか。

これを実現させることは

一見、簡単そうに思われるかもしれませんが

実は、案外と難しいものなのです。

こんにちは。シンプルノート熱田スタジオ/一宮スタジオ 堀内です。

 

それは、

明るい家にするために・・と

せっかく大きな窓をつくったにもかかわらず、

その窓から入ってくる光をカーテンやシャッターなどで

遮ってしまうことになるからです。

 

その結果、設計上光が届きにくくなってしまいがちな

キッチン付近はもちろんのこと、

ダイニング付近でさえも、

朝から照明をつけないと、

なんだか薄暗い空間になってしまうのです。

 

でも。

朝、起きてからまず過ごす場所である

このキッチンやダイニングは

清々しい気分で、一日の始まりを迎えるためにも、

家族で朝食をとりながらの団らんを楽しむためにも、

明るくあって欲しい場所ですよね。

 

明るい家にするためには、

カーテンを設置しなくていいようにする必要があります。

そして、カーテンを不要とするには

そもそも間取りの発想を大きく転換する必要があるし、

窓の作り方にも工夫が必要となってくるのです。

 

さらに、朝から明るくあって欲しいといえば、

身支度を行なう洗面室はどうでしょうか。

 

朝日を浴びながら身支度をすることが

出来れば気持ちいいですよね。

また日が当たれば、ジメジメしがちな水回りスペースも

カラッとしやすくなりますよね。

 

でもこの洗面室は家の北の方に配置されやすいために

どうしても照明なしでは使えない

薄暗いスペースになってしまいがちです。

その上、ジメジメしやすい場所にもなってしまいます。

 

その一方で、明るくし過ぎてしまう部屋もあるのです。

それは、子ども部屋や寝室です。

多くの方が、これらの部屋を一番日当たりのよい

場所に配置することを希望されます。

 

でも、よく考えてみてください。

この部屋で過ごす時間のことを。

 

メインで使用する時間帯は寝る時ではないでしょうか?

いわば日が当たる時間にほとんど使うことがないこれらの部屋に、

果たして必要以上の日当たりを求める必要はあるのでしょうか?

 

全く日が当たらないのは困りますが、

必要最低限の光さえ確保出来れば充分だとは思いませんか?

 

南側に大きな窓を作ってリビングを配置するだけでは

「明るい家にしたい!」という要望を

本当の意味で実現させることはできないということに

気付いていただけましたでしょうか?

 

「間取りはこういうもの」

「家ってこういうもの」

という、あなたが持っている固定概念にとらわれずに

今までの常識を根本から疑ってみませんか?

 

あなたの家への常識をひっくり返す

勉強会を開催しておりますので是非!

では、また。

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