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親世代と子世代のギャップ

2019.8.19
お金・設計・仕様

台風10号も重なってしまったこのお盆ですが

ご実家に帰省された方も多いのでは

ないでしょうか。

こんにちは。三協建設 堀内です。

 

実家に帰って、親御さんと

お話しをされる中で、

「子どもも生まれたし、そろそろ家を建てたらどう?」

そんな会話があったという方も

いるかもしれませんね。

 

しかし、この会話の中で

実は大きな世代間のギャップがある

ということを踏まえておかなくてはならないのです。

 

まず、

親世代が家を建てた頃は

日本は高度成長期の真っただ中。

終身雇用、年功序列の会社制度の中で

もちろん多くの人が正規雇用。

収入は右肩上がりに増えていっていたことでしょう。

そして退職後は年金受給。

 

お金は銀行や郵便局に預けておけば、

安心で、利息でさらに増えていました。

定期預金金利が6%を超えていた時もあったのです。

 

モノが豊富にあることが、豊かさの象徴・・・

そういった時代を生きてきたのが親世代です。

 

現在はどうでしょうか。

雇用制度は大きく変わり、多種多様な働き方が

当たり前となってきました。

今後もどんどん変わっていくでしょう。

収入はどうなっていくのか、数年先のことも

確信は持てません。

 

超低金利と言われ続けて、

銀行や郵便局にお金を預けておいても

ほとんど利息はつきません。

 

年金の受給開始年齢も

引き上げられていっていますね。

今後は、退職後も

一生涯なんらかの形で働くという人が

増えるのではないでしょうか。

 

さらに高齢化が進み、これからの世代が負担する

社会保障費の割合はどんどん増えていくでしょう。

 

物価は高くなっていくのに、

収入は大きくは増えず、

税金などで引かれる分は増えていく・・・

 

こういった時代をこれから生き抜いていくのが

あなたと、子どもの世代なのです。

 

親世代は、自分の今まで生きてきた経験を元に、

培われた価値観を持っています。

家を建てるということについても、

親世代では、「正解」だったことを

あなたのために良かれと思ってアドバイスしてくれるでしょう。

 

もちろん、そのアドバイスを

無下にすることはできません。

 

しかし、「家を建てる」ということについて

同じ内容の会話をしているようで、

土台となっている部分

経済状況や社会状況が

親世代と、今では、

まるで違っているということを

忘れないようにしていただきたいと思うのです。

 

親が言うような家を建てることは

あなたにとって

経済的に難しい場合もあるかもしれません。

あなたの暮らしには

合わない場合もあるかもしれません。

 

時代が移り変わってきたという証でもある

そういったギャップを踏まえた上で

これからの家づくりで大切なことは

今までの固定概念を手放し、

あなたとご家族にとってのちょうどいい家を

見つけることではないでしょうか。

 

ちょうどいい家の見つけると言っても、

何をしたらよいのか分からない・・・という方に、

計画の立て方からお伝えしています。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

では、また。

 

 

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