三協建設株式会社

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家づくりと子どもとお金

2019.11.29
暮らしを考える

「家づくりで一番大切なことは何だと思いますか?」

 

私の答えは「お金」です。

 

夢のない答えだと思われたでしょうか?

三協建設 堀内です。こんにちは。

 

「モデルハウスを見に行く前に自分自身の

資金計画を考えてください。」

 

「家を建てた後の暮らしが苦しくなるような住宅ローンを

組まないようにしてください。」

 

常々、こういったお話をさせていただいておりますが、

それは、家を建てるのがゴールではなく、

あなたが建てた家で、生涯において

幸せに暮らしてほしい・・・という思いからなのです。

 

住宅ローンについても、そうなのですが

お金について、“なんとなく“という

漠然としたイメージしか持たないまま

根拠を持たずに住宅予算を組む方が

一般的にとても多いような気がしていました。

 

私たちが住む日本では

学校の授業でお金について

学ぶことはほとんどないですよね。

 

世界的な格付け機関の

スタンダード&プアーズ(S&P)が

2015年に発表した

グローバルファイナンシャルリテラシー調査によると

お金の知識や活用能力が

日本は先進国の中でワースト2位だったそうです。

 

日本に住む私たちが持つ

お金についての知識や理解って、

実は他の国に比べて低いものだったという事実。

 

それは、

✔お金の勉強をしてこなかったから。

✔お金について話す機会がなかったから。

 

でも、このまま何も知らないままで

いいのでしょうか。

 

時代は大きく変わってきました。

銀行に預けておいても、低金利の今は

ほとんどお金は増えません。

インフレになっていけば、逆に

預けておいたお金の価値が

下がってしまうようなことも起こるのです。

 

社会保障制度もこれから

どんどん変わっていくかもしれません。

わたしたちの老後の生活は

今までの日本の老後とは

大きく様変わりしていることでしょう。

 

生きていく上で、

お金について考えていくことは

避けては通れないことなのです。

 

長い人生において

ずっと付き合っていかなくてはいけない

お金と向き合うことを

ずっと避けていくワケにはいけないのです。

 

家づくりを通して出会うお客様(大人)だけでなく

これからの時代をつくる子ども達にこそ

お金のことを知り、自分で考え・選び取ることが

必要になってくるのではないだろうか?

そんな機会を提供できれば・・・

 

こういった思いから、お子さんに向けての

お金の勉強会「キッズマネースクール」を開催しました。

 

当日の様子は下記のキッズマネースクール公式ホームページからご覧ください。

 

初開催!愛知県一宮市でキッズマネースクールを開催しました

初開催!愛知県一宮市でキッズマネースクールを開催しました|子どもと一緒にお金の勉強ができる親子体験型のキッズマネースクール

こんにちは!東海キッズマネースクール なごみや校です。 2019年11月17日(日)一宮市民会館にてキッズマネースクールを初開催しました! 3歳~10歳の店長さんが集まってくれました! 色を塗る時も、みんな集中して一生懸命ていねいに塗っていましたよ! お店屋さんでは、大きな声で「いらっしゃいませ!」と言えましたね♪ みんな最後はニッコリ笑顔で記念写真!! …

 

 

このスクールでは、

子どもたちに「お金」について学んでもらったのですが

そこで感じたことがあります。

 

小さな子どもたちには「お金」についての

先入観がありません。

私たちの世代が持ちがちな

「お金」に対するマイナスのイメージも

まだ持っていません。

 

大人が伝えたことを、

自然と自分の中に取り込んでいくのです。

 

 

大人になるにつれ

「わからない」ことは

「こわい」ことで

「できれば、避けたい」こと

に変わっていきます。

 

お金についてのいろいろな話を

聴く子どもたちの目は

好奇心でキラキラ輝いていました。

 

子どもたちにとっては

「わからない」ことは

「なぜだろう?」

「どうしてだろう?」

「どうなっているんだろう?」

の好奇心の種なのです。

 

これからの時代を生きる子どもたちには

正しいお金の知識をつけていってほしい。

知識を持った上で、

自分の人生の地図を自分で描き

自分で舵をとることができるようになってほしい。

 

そのために、私たち親の世代ができることは

子どもに伝えられるよう、

自分自身が理解し、

計画をたて、

それを実践していくこと

なのかもしれません。

 

その姿を見て

子どもは育っていくのですから。

 

では、また。

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