三協建設株式会社

ブログ

blog

図面だけを見てプランをどんどん変えていくと・・・

2020.3.30
お金・設計・仕様

日当たりのよい南側が道路に面した土地。

南側にあるリビングには開放的な大きな窓。

きっと家の中は明るく快適・・・だと思いますよね。

周りを家に囲まれた土地。

外から見る限り、大きな窓も見当たらない。

きっと家の中は薄暗くて過ごしにくい・・・と思いますよね。

こんにちは。シンプルノート熱田スタジオ/一宮スタジオ 堀内です。

 

でも、現実はというと・・・

外から見て明るそうに見える家ほど、実は家の中が薄暗くて、

外から見て暗そうに見える家ほど、実は家の中が明るい、

という事実が存在します。

 

というのも、そもそも設計の考え方自体を

間違えてしまっているからです。

 

家づくりを始めると多くの方が、

1・2階の間取りが描かれた平面図だけを見て、

「これを変えたい」、「これはこっちにしたい」・・と、

間取りや窓を変更し、プランをどんどん変えていきます。

 

もちろん、あなたを含めて、

家づくりをするお施主さんのほとんどが素人ですし、

家を建てるのが初めての経験なので、

これがダメだということを知らないことが普通だと思います。

 

でも、家づくりで素人の方がやってはいけないことが一つだけあるんです。

それは「設計」です。

 

そう。

現実は、平面図だけを見て、

あれこれとプランを変更してしまうと

どんどん住みにくい家になっていってしまう可能性が高くなってしまいます。

 

では、住みやすい家にするためにはどうすればよいのでしょうか。

プランはあなたがお持ちの「要望」と

「周辺環境」の2つから出来上がっていくものです。

ですから、要望だけに着目してプランをつくるのではなく、

周辺環境のことも同時に考えることが、

住みやすい家にするためには必要不可欠な要素となります。

 

 

例えば、あなたが購入した土地が、南側が道路である新規分譲地だとしましょう。

この場合、おそらく

出来る限りどの部屋にも日当たりを確保しようとして、

大きな窓を南につくってしまいます。

でも、その窓は近所から丸見えになるので、

視界を遮るカーテンなしでは、リラックスして過ごせるような家にはなりません。

 

その結果、カーテンを閉めっぱなしにしなくてはならない家が出来上がってしまい、

明るいはずなのになぜか薄暗く、朝からライトなしでは居られないような

住まいになってしまうのです。

 

また、カーテンを閉めていれば窓が開けられないので、

風の出入り口までもシャットアウトすることにもなるのです。

 

しかも、道路から丸見えのところで洗濯物を干すようになってしまえば、

家族構成がバレバレの防犯性に乏しい家になってしまうし、

バーベキューだって、周囲から丸見えのウッドデッキでは、

周りが気になってリラックスもできません。

 

✔明るい家にしたい

✔風通しのいい家にしたい

✔居心地のいい家にしたい

✔おしゃれなカッコいい家にしたい

✔楽に住める家にしたい

✔いつもキレイに片付いた家にしたい

これは誰もが共通してお持ちになるであろう要望だと思います。

 

でも、これらを完全に実現するためには、

従来の当たり前と言われてきた

どんな土地でも使い回しが利くプランを流用するのではなく、

周辺環境との兼ね合いも考えながら、

また、その土地が持つメリットやデメリットを活かしながら、

その土地に合ったプランを考える必要があります。

 

決して、図面だけをみて、平面上で

「こうしたい、ああしたい」

「これをあっちに、あれをこっちに」・・・と考えるのではなく、

もっと広い視野と立体を想像しながら

考えるようにしていただければと思います。

 

「その土地に合ったプランと言われても

具体的なイメージがわかない・・」という方は

周囲を家に囲まれた土地、旗竿地に建つモデルハウスで

実際にご体感いただくこともできます。

 

ご案内は各回1組のみの、完全予約制となっておりますので

こちらからお気軽にお問い合わせください。

 

では、また。

email資料請求・お問合せはお気軽に