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家を建てた後に後悔することが多い収納

2018.6.27
お金・設計・仕様

先日、妻の友人が我が家へ遊びに来ていたのですが、

その時にこんな声が聞こえてきました。

 

「いつも着る服は1階に置いておけたら便利だし、

子どものランドセルなんて、自分の部屋にちっとも片づけなくって出しっぱなしだし。

でももう1階の収納はパンパンだし。あー、収納が広い家に住みたいー。」

 

こんにちは。シンプルノート熱田スタジオ 堀内です。

この友人宅には私はお邪魔したことはないのですが、

ごくごく一般的な一戸建てにお住まいのようです。

 

家を建てたときにはまだまだ小さかった子どもも成長します。

成長とともに荷物は増えてくるものです。

 

子どもが生まれた頃や小さかった頃、

新婚当初から住んでいたアパートで、

子どもがいつも目の届く範囲で遊んでいた頃には

こんなに上下階の動きが面倒くさくなるとは思っていなかったかもしれません。

 

それが、年月の経過とともに

1階の重要性を実感してくることになります。

 

例えば、延床面積が40坪以上ある家を建てるとしたら、

1階面積が20坪以上あるということになるので、

それなりの収納を1階に確保出来るようになりますが、

そうなれば、もちろん建築コストも高くなることから、

あまり大きな家を建てることは現実的な話ではありません。

 

となると、現実的に家を考えた場合、

ほとんどの方が40坪以下の家になるでしょうし、

最も一般的な2階建住宅の延床面積は、

30坪〜35坪の間だと思います。

 

そうなると、どうしても不足しがちなのが、

1階の収納なんですよね。

 

 

設計段階で、間取りを図面で見ていると

収納はたっぷりあるように思いますが、

それって実は2階にはたくさん収納が作れるから、だったりします。

家全体で見たら、収納はたくさんあったとしても

実際に暮らしはじめると、1階の収納の少なさにストレスを感じてくるようになるんです。

 

 

だって、キッチン・リビング・ダイニング・お風呂に洗面にトイレ。

生活の大半の時間ってそれが集まっている場所で過ごしませんか?

わざわざモノを片づけるためだけに、2階に上がるのって

億劫になってくるものです・・・。

 

そして、1階に収納が足りていないと、

こんな状況に陥ってくるようになるのです。

 

 

☑リビングに荷物が散乱してゴチャゴチャと散らかっている。

収納が足りなかったら、あなたならどこに「とりあえず」置きますか?

高い確率でリビングに荷物を置くようになると思います。

こうなると、せっかくリビングスペースとして8帖確保したとしても、

実質上は4.5帖程度の有効面積しかないような状況になってしまい、

なんだか狭苦しく感じ、ゆったりした気持ちで過ごせなくなってしまいます。

 

☑ダイニングテーブルの上に書類がたくさん。

☑チェアーの背もたれに上着がかけられ、ハンガー状態。

収納が足りていなかった場合、

リビングが散乱するだけじゃなく、

ダイニングテーブルの上も、そしてチェアーも、

本来の目的ではない用途で使われることになってしまうハメに。

 

これでは、お気に入りの家具も、

なんだか可哀想な気がしますが。

でも非常に多くの方がこのような状況に

陥っているのではないでしょうか?

 

☑常に家が片付いていないことにより、お互いストレスが溜まり

夫婦や家族の間でケンカが増える。

今は共働きが当たり前の時代です。

それゆえ、お互い仕事もしながら

子育てや家事といった家のことも両立しなくてはなりません。

 

片付けにくい収納→片付かない→モノが出しっぱなし→掃除もしにくくなる。

 

家事への負担を出来るだけ減らしておかないと、

ストレスばかりがどんどんどんどん・・・溜まっていくことになりかねません。

 

ちょっと想像しただけでも

こんな状況が目に浮かんできませんか?

 

これが、家づくりにおいて1階に収納が不足した場合に、

多くの方が将来的に陥ってしまうことになる現実でもあるのです。

 

そこでSIMPLE NOTE(シンプルノート)では、

実際に暮らし始めてからこのような現実に直面し、

ストレスばかりが溜まってしまう環境で過ごすような状況に

あなたに陥っていただかないようにするためにも、

敷地や予算が許す限り、1階の面積を広くプランするようにしています。

 

でも、ただ単に面積を広くしただけでは、

決して暮らしやすい住まいになるわけではないので、

収納や家事&生活動線だけじゃなく、

その他にもいくつもポイントを抑えながら

間取りを考えなくてはいけません。

 

次回は、そのポイントについてお伝えしたいと思います。

では、また。

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