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自分にとって大切なものは何か?を考えてみる

2020.5.29
暮らしを考える

『365日のシンプルライフ』という映画をご存じですか?

シンプルライフという言葉をよく耳にするようになった頃、

2014年に公開された映画ですので、

ご覧になったことのある方も多いかもしれませんね。

こんにちは。三協建設 堀内です。

 

あらすじを簡単にお伝えすると、

フィンランドで暮らす主人公が、自分の持ちモノ全てをリセットする実験をします。

ルールは

①自分の持ちモノすべてを倉庫に預ける

②1日に1個だけ倉庫から持って来る

③1年間、続ける

④1年間、何も買わない

というもの。

この映画はちょっと極端な実験のお話でしたが、

「人生で大切なものはなにか?」を考える糸口の一つとしてはよいかもしれませんね。

 

 

モノが多いこと、情報がたくさんあること。

つまり、選択肢が多いというのは

一見すると嬉しいことでもありますが、

知らず知らずのうちに、自分自身を消耗させている可能性もあります。

 

 

ミニマリストと呼ばれる人たちや、シンプリストと呼ばれる人たちも

今や特別な存在ではなく、一般的に浸透してきたように思います。

 

 

コロナウイルスの影響による外出自粛が続いたことで

家の中の片づけが進んだという方も多いことでしょう。

これを機に、断捨〇を!と思った方もいらっしゃったかもしれません。

 

 

自分が抱え込んでいるものを一つ一つ見直すという作業も、

普段は、なかなかじっくりとできることではないでしょうから、

この外出自粛期間も、ある意味よい機会になったのかもしれませんね。

 

さて、これは暮らしの場をつくる、家づくりにおいても

同じコトが言えるかもしれません。

 

 

 

世の中には、たくさんの商品の情報があふれています。

 

 

多種多様な情報に触れると、

「無い」より「有る」方がいいに違いない

「少ない」より「多い」方がいいに違いない

と、夢のマイホームに、あれもこれもと、

付け加えたくなるかもしれません。

 

住宅会社の立場で言えば、

あなたの要望を、どんどん家に付け足していくことは可能です。

 

しかし、そこにはコストもかかります。

(このコストというのは、一時的な費用という面だけでなく

維持管理するための費用や、時間、労力というコストも含みます。)

また、付け足したことによって

将来、あなたの労力を費やす必要のある

選択肢を増やしているということも忘れてはいけません。

 

【SIMPLE NOTE(シンプルノート)】の家づくりで提案していることの一つに

「無駄なモノを省く」ということがあります。

 

これは、コストを抑えるということ以外にも、

本当に自分に必要なものは何なのか?を

あらかじめ選び取っておき、

後の選択肢を減らすことによって

自分が本当に大切にしたいことに

注力できるようになるということでもある気がします。

 

 

想像もしなかった、コロナウイルスという大きな波によって

今まで固く握りしめてきたもの、今まで当たり前と思ってきたものが

大きく揺らぎだしているかもしれません。

 

今こそ、あらためてあなた自身が

自分にとって本当に大切なことは何か?をよく考え、

選び取っていくことが

これからの暮らしを豊かにすることに

つながるのではないでしょうか。

では、また。

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