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明るくて開放的な家とは

2018.7.2
お金・設計・仕様

住宅展示場やモデルハウスで

大きな窓がたくさんある家を見ると

とっても明るくて開放的な家のように感じませんか?

 

ポカポカと太陽の日差しが家の中を明るく照らし

気持ちのいい風を部屋の中で感じることが出来て・・・。

 

でも、実際に暮らし出してみると

どうでしょうか。

 

そのほとんどの家が、

明るくて開放的な住まいとはほど遠い、

なんだかすこ~し薄暗くて

閉鎖的な住まいになってしまっています。

 

こんにちは。シンプルノート熱田スタジオ 堀内です。

 

おっかしいなぁ~。

展示場やモデルハウスではあんなに

明るくて開放的に感じたハズなのに。

 

 

それは、

外からの視線が気になって

カーテンを閉め切ってしまうからです。

あるいは、シャッターまで閉め切ってしまうからです。

 

生活するって、モデルハウスとは違いますよね。

モデルハウスは外から家の中を見てほしいですが、

生活の様子って、外から見られたくないものです。

 

 

そもそも。

カーテンって家には必須のモノって思い込んでいませんか?

「カーテンがあるのが当たり前」と。

未だに多くの人が、カーテンを閉めることで

窓から入ってくる冷気を防ぐことが出来るという

イメージをお持ちのようです。

 

でも、現在標準的に使われているガラスは、

二重ガラス(ペアガラス)であり、

室内の暖かい空気を外に逃がしにくい機能も持っている

LOW-E膜がガラスに付いています。

これによって、

窓付近でも冷気を感じることがありません。

 

だから、ガラスから侵入してくる冷気を防ぐために、

カーテンを閉め切ってしまう必要なんてないんです。

 

 

家の中にいて、明るくて開放的な家と感じるには

昼間カーテンを閉めなくてもいい家にしなければなりません。

 

と、いうコトは。

「外からの視線をシャットアウト」しながらも、

太陽の光をたっぷりと部屋に採り込む工夫が必要というわけです。

 

そのためには、

「固定概念に縛られた考え方で

間取りを考えないこと」が必要になります。

 

多くの方が、当たり前のように

水周りは“北”でリビングが“南”だと決めつけています。

 

しかし、これは「土地によっては正解」でもあり

「土地によっては不正解」でもあるのです。

 

間取りは、要望と予算だけから出来上がるのではなく、

土地が持つ特徴に最も左右されるものなのです。

 

 

例えば、南側に家が建っていて、

南側の家との距離をそれほど開けることが出来ない土地の場合。

南側にリビングや部屋を配置して、

どれだけ大きな窓を作ったとしても、

1階は間違いなく真っ暗になることでしょう。

 

例えば、南側の道路に面していて、

日当たりがとても良い土地の場合。

南側にリビングや全ての部屋を持ってきて、

大きな窓を作ったとしても、

一瞬たりともカーテンが開けられない家になってしまうことでしょう。

 

その土地で本当に住みやすい家にするために

絶対に必要なのは、“設計の工夫”なのです。

 

そしてそのためには、あなた自身が

よくある、ありきたりな間取りのイメージにとらわれないこと

固定概念に縛られて部屋の場所を決めつけないこと

が、大切なのです。

 

SIMPLE NOTE(シンプルノート) では、

土地によって

『中庭』がある家をご提案しています。

 

外から見てわかるような大きな窓がないので、

きっと誰もがとっても暗い家の中を想像することでしょう。

 

しかし、玄関ドアを開けた瞬間、

その想像は一瞬にして裏切られることになります。

 

中庭に面するところは全て大きな窓をプランし、

贅沢なまでに明るい太陽の光を室内に採り込みます。

こうすることで、家の中が驚くほど明るくなります。

レースのカーテンすらいらないので、ボンヤリ薄暗いなんてこともなく、

きっと日が暮れるまで家の中で照明をつける必要はないでしょう。

 

それだけで充分家の中が明るくなるため、

家の外側に大きな窓を作らなくてもよくなります。

風を採り込むための小窓で充分だったりするんです。

つまり、ほとんど全ての窓にカーテンをつける必要がなくなります。

 

さらに家の外側に窓が少なくてすむので

外からはどんな間取りかが全く分からなくなります。

 

ありきたりの間取りだと、南側に大きな窓があったら

高い確率でそこはリビングだ~って思いますよね。

となると、その北側がキッチンで、2階が寝室で・・と想像できてしまいます。

 

外から間取りが想像できないことによって、

防犯性が高くなります。

 

また、人目が気にならなくなるので

プライバシー性が高くなります。

 

中庭では洗濯物を干すことが出来ます。

重い洗濯物を持って、

2階のベランダまでわざわざ移動する必要はありません。

洗濯物を干すのも取り込むのも時間短縮することが出来ます。

 

四方を部屋に囲まれているため、

洗濯物を外から見られることもありません。

どんなカッコイイ家でも

洗濯物がヒラヒラと風にそよいでいる様子が

外から見えたら、生活感出ちゃいますしね。

そして、どんな家族構成なのかを洗濯物から

悟られることもないので防犯性も高まります。

 

『中庭』がある家のメリットは他にも色々とあるのですが・・・。

 

外から見たら閉鎖的ということは、

=プライバシー&防犯性に優れているということです。

中に入ると開放的な家ということは、

=窓が多く光に満ちているということです。

 

これが、過ごしやすくて、

ずっと居たくなる家ではないでしょうか?

 

三協建設~SIMPLE NOTE(シンプルノート)熱田スタジオでは、

どんな土地であったとしても、

土地に合わせた“設計の工夫”をすることによって

その土地で暮らしやすい住まいを実現します。

 

外から見たら開放的なのに、中に入ると閉鎖的な住まい・・

外から見たら閉鎖的なのに、中に入ると開放的な住まい・・

 

さて、あなたには

どちらの家で暮らしていきたいでしょうか。

 

では、また。

 

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