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土地が高いエリアで希望する予算の中で家を建てる秘訣

2018.7.16
お金・設計・仕様

あなたの希望エリアの土地の価格、

調べてみたことありますか?

私の地元は名古屋ではないんですが、

地元と名古屋を比べると、土地の価格がまーったく違う。。。

こんにちは。三協建設 堀内です。

 

家づくりの総費用は、

建てる家によって大きく違ってきますが、

購入する土地にもまた大きく左右されてしまうものですよね。

もちろん、予算に余裕がある方であれば、

いくらでも家を大きくすればいいでしょうし、

いくらでも土地にお金をかけても構いません。

 

でも、ごくごく平均的な収入のご家庭で、

建てた後の暮らしにおいて、

経済的にも気持ち的にもゆとりを持たせたいとお考えであれば、

いかに土地のコストをカット出来るかが重要になってきます。

 

例えば、名古屋市内でいっても、

区やエリアによっても全然違いますよね。

さらに人気の学区だと、高めだったりしますし。

 

通勤や生活圏に問題がなければ、

土地を探す区やエリアを変えてみるというのも手ですよね。

 

でも、お子さんの学校を転校させたくない・・など

どうしても譲れない事情もあるかもしれません。

このエリアで・・というのが第一条件の場合があります。

 

今日は、そんな場合でも、

少しでも土地の取得費用を抑える方法について

お伝えしていきたいと思います。

 

 

それは・・・

『立地(場所)にはこだわっても、

土地の形や道路の方向などにはこだわらない』

ということです。

 

土地購入の際に、大切なことは立地(場所)だという方は多いと思います。

一体どんな場所が“いい場所”なのかということは、

一人ひとりの感覚や考え方、そして価値観によって違ってきます。

お子さんの学区かもしれません。

ご実家への近さかもしれません。

通勤のしやすさかもしれません。

利便性かもしれないし、自然の豊かさかもしれません。

 

立地はなかなかと妥協することが難しいですよね?

 

また、近隣にどんな人が住んでいるかとか、

どんな建物が建っているかなどの、周辺環境も

土地購入のおいては非常に大切な要素となってきます。

ご近所さんとお付き合いしながら、

一生暮らしていくことになる土地ですからね。

 

しかし、土地の形や道路の方向といったことに関しては、

多くの方が考えるほど重要な要素ではありません。

なぜなら、家はその土地に合わせて自由に設計出来るからです。

 

同じエリアでも、

南向きの土地と北向きの土地は価格が違います。

 

分譲地の中において最も価格を高く設定される

場合が多いのは『東南角地』です。

なぜ、東南角地の土地が最も価格設定が高いのか?というと、

単純に誰もが一番採光をとりたいと思う方向だからです。

 

その方向に道路があれば、

つまり何も日の光を遮るものがなければ、

間違いなく日はよく当たることになりますからね。

 

なので、新しく造成された分譲地があるとした場合、

最も売れなさそうな土地(=日当たりがよくなさそうな土地)

と東南角地の土地とでは、平均的に1坪あたり3万円程度は価格が違ってきます。

 

例えば、50坪の土地だったとしたら同じ場所であるにもかかわらず、

150万円もの価格差が出てくるということですね。

 

それなのに、せっかくそんな日当たりが良さそうな土地を買ったとしても、

そこから得られる価値を最大限に引出しているお家って、

実際のところは、ほとんどないように思えるのです・・・。

 

というよりも、その日当たりのよさを最大に活かそうと思うと、

けっこうな費用をかけなければいけないというのが現実です。

 

日当たりが良いということは、良い意味でも悪い意味でも、

周囲に向かってオープンなわけですもんね。

そうなると、そのままでは周囲の人の目が気になって、

暮らしにくくなってしまうわけなのです。

よく目にするような一般的な間取りの家だと、

家にせよ、庭にせよ、だいぶ余分なコストを

かけないと暮らしやすくならないということなのです。

 

結果、土地代だけじゃなく、

外構にも庭にも費用をかけなくてはならなくなり、

全体的に割高になってしまうことになります。

 

しかし、多くの方がこのような土地を買いたいと思っています。

土地の値段が高くても売れる=土地の値段が下がりにくいわけですよね。

 

あと、広さも土地の要素ですよね。

例えば、更地の状態の土地を見るとなんだか狭く感じてしまいがちです。

また、子供のために庭をゆったりととりたいな~とか、

一戸建てなら庭はあるものだよな~と

考えていると必要以上に広い土地を探そうとしてしまいます。

 

必要以上に広い土地を買ってしまうと、

土地代が高くなってしまうだけじゃなく、

庭の工事費用も高くなるし、税金だって高くなってしまいます。

また、草抜きや庭の手入れなどの手間も余分にかかることになります。

 

さらに、土地にお金をかけ過ぎた分、

家に予算が回せなくなってしまい、

思っていたような家を建てることが出来なくなるかもしれないですし、

家も理想を追求した場合は、

家を建てた後の生活が

苦しくなってしまったり、厳しくなってしまうかもしれません・・・

 

建てた後のあなたの暮らしを考えたら、

余計にお金がかかることになる

価格設定が高い土地や、必要以上に広い土地を

わざわざ買う必要なんてないんですよね。

 

つまり、家づくりにおいては

土地購入には必要以上にお金をかけるべきではないということなのですが、

多くの方が、無駄に広かったり価格の高い土地を購入しようとしてしまいます。

 

どうでしょうか?あなたが今まで見ていた土地って

そういう土地ではありませんでしたか?

 

 

じゃあ、どんな土地を狙っていけばいいんだろう?

 

それは、

『あなたの望む予算で購入可能な土地』です。

 

なんだか聞こえは悪くなってしまいますが、

端的に申し上げると、“売れ残っている土地”が狙い目になってきます。

 

そんな土地こそ、より安く価格交渉しやすいですし、

競争相手がいない分、即決をしなくてもよく、

じっくりと家の計画も並行して練っていくことが出来ますからね。

 

とはいえ、“売れ残っている土地”となると、

先ほどの“多くの方が買いたいと思っている土地”とは

逆の場合が多いでしょう。

例えば、周囲は家に囲まれているような土地になるでしょうし、

そんな土地を購入した場合、工夫のない間取りであれば、

日も当たらなければ、人目も気になってしまいます。

 

また、形が悪い土地なども、

相場に比べて大幅に安く価格設定されているわけですが、

それこそ工夫を凝らした設計が出来なければ、

先ほどの周囲を家に囲まれた土地と同じように、

暮らしにくい家になってしまうことになります。

 

もしくは、逆に建築コストが余計に高くつくことになり、

ふたを開けてみると全然コストカットにならなかった・・・

なんてことにもなりかねません。

 

ですから、価格が高いエリアにおいて

土地取得費を大幅に抑えようと思うと、

それなりに設計の工夫が必要になってくる

という条件がついてくることになります。

 

つまり、どこの住宅会社でも

それが実現出来るわけじゃないということです。

 

でも逆に、その土地にあった暮らしやすい家を

上手く設計するスキルやアイデアさえあれば、

どんな土地だったとしても、

明るさや風通しも全く問題ないということでもあります。

 

それが出来れば、

土地取得費用を2〜300万円抑えることが出来ますし、

外構やカーテン費用も含めた建築費用を、

2〜300万円抑えることが出来るようになり、

トータルで5〜600万円ものコストをカットしながら、

理想とする立地に住み、

そして経済的にも気持ち的にもゆとりも持ちながら

暮らすことが出来るようになるのです。

 

もしあなたが、立地には妥協したくない・・

そして、暮らしやすい家にもしたい・・

でも、予算も少しでも抑えて暮らしを楽にしたい・・

そうお考えであれば、

ぜひ、三協建設~SIMPLE NOTE (シンプルノート)熱田スタジオへ

お気軽にお問合せくださいね。

では、また。

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