デザイン住宅って高い?ムダを削っておしゃれに暮らす「引き算の家づくり」
2025.09.12

デザイン住宅って高い?そのイメージを変える「引き算のデザイン」という考え方
こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオの堀内です。
「デザイン住宅って、おしゃれだけど高そう…」
「特別なお金持ちじゃないと建てられないんでしょ?」
そんな風に思われている方、意外と多いんです。
確かに、一般的に“デザイン住宅”というと、見た目を追求するあまり装飾や仕様を足していって、最終的にコストがかさんでしまう…というケースが少なくありません。
でも私たちが提案するのは、逆の発想。
“付け足すデザイン”ではなく“引き算のデザイン”。
つまり、余計なものを削ぎ落とすことで、美しさも暮らしやすさも、そして経済性も叶える住まいです。
今日は、その「引き算のデザイン」がなぜ合理的で、そして暮らしを豊かにしてくれるのかを、少し具体的にお話ししたいと思います。
CONTENTS
「足し算の家づくり」と「引き算の家づくり」の違い
従来の家づくりは“足し算”の考え方が主流でした。
収納が足りないから収納を増やす、外観を良く見せたいから装飾を付ける、安心のためにとにかく部屋数を増やす…。
でも実際には、そうやって足していくほど建築コストも膨らみますし、掃除やメンテナンスの手間も増えてしまいます。
一方「引き算のデザイン」は、無駄を取り除いてシンプルにする考え方。
ただシンプルなだけではなく、暮らしに本当に必要なものだけを残し、快適さや機能性を高めていくのです。
枠をなくすことで得られる広がりと美しさ
例えば「枠のない窓やドア」。
窓枠やドア枠は当たり前にあるものだと思われがちですが、実はこれらは視覚的なノイズになりやすい部分です。
枠をなくすとどうなるか?
壁と窓が一体化し、すっきりとした直線的な空間に。視線が抜けることで部屋が広く感じられ、光の拡散効果も高まります。
さらに実用面でもメリットがあります。
凸凹が減ることでホコリが溜まりにくく、掃除の手間が軽減されるのです。
美しさと暮らしやすさ、両方が手に入る“引き算”の好例ですね。
廊下を減らす、平屋にするという選択肢
次に「廊下」について。
廊下は移動のためだけのスペースで、実際に暮らす上ではほとんど役に立ちません。
だからこそ、できるだけ廊下を減らすことで、同じ床面積でも居室や収納として有効に使えるようになります。
また「平屋」という選択も“引き算”の一つです。
階段をなくすことでバリアフリーになり、家事動線もスムーズに。
さらに、冷暖房効率も高くなるため、光熱費の節約にもつながります。
こうした設計は、長い目で見れば建築費だけでなく暮らしのコストも抑えてくれるのです。
カーテンがいらない家
「外からの視線が気になるから、カーテンは必須」と思われるかもしれません。
でも設計の工夫次第で、カーテンを使わずにプライバシーを守ることも可能です。
例えば、中庭を活かした間取りにすれば、外からの視線を気にせず窓を大きく開けられます。
カーテンが不要になることで、購入費やクリーニングなどのメンテナンスコストも削減でき、室内もさらにすっきり。
これも「引き算のデザイン」がもたらす経済的なメリットのひとつです。
シンプルな家は、長く美しく住める家
デザイン性を追い求めた家は「奇抜で流行に左右されそう」と思われる方もいますが、引き算のデザインはその逆です。
余計な装飾がないぶん、流行に左右されず、ずっと飽きずに暮らせる。
そしてシンプルだからこそ耐久性が高く、長い年月を経ても美しさを保ちやすい。
つまり「シンプルなデザインは高コストではなく、むしろ経済的」という考え方ができるんです。
心地よさを生む「余白」
もうひとつ大切なことは、シンプルな家は「余白」を生み出すということ。
余計なものを削ぎ落とすからこそ、住む人が自分らしい暮らし方を描けます。
インテリアを好きにアレンジできたり、子どもの成長やライフスタイルの変化に柔軟に対応できたり…。
無駄のない家は、暮らしに自由をもたらしてくれるのです。
まとめ:デザイン住宅=高いは誤解です
「デザイン住宅=高い」というイメージは、装飾を足し算してきた家づくりのイメージから来ているのかもしれません。
けれど、私たちが提案する「引き算のデザイン」は真逆の発想。
✔ 無駄を省いてコストを抑える
✔ シンプルにすることで美しさと暮らしやすさを両立する
✔ 経済性・耐久性も兼ね備えた長く愛せる住まいになる
デザイン住宅は特別なお金持ちだけのものではありません。
むしろ合理的に暮らしやすさを追求した結果が“デザイン住宅”なのです。
「思っていたよりも手が届くんだ」と感じていただけると嬉しいです。
まずは気軽にご相談ください
家づくりは一生に一度の大きな選択です。
だからこそ「本当に無理のない予算で叶えられるの?」と不安に思うのは当然だと思います。
私たちは、デザイン性と経済性を両立した住まいを、無理のない形でご提案しています。
オンライン相談会も随時行っていますので、まずはお気軽にお声がけください。
あなたに合った“引き算のデザイン”を一緒に考えていきましょう。
では、また。