“人生100年時代の間取り”とは?子育て後もずっと暮らしやすい家
2025.11.25
【生涯対応型の家づくり】20〜30代こそ知ってほしい「未来の自分もラクに暮らせる家」
こんにちは。三協建設の堀内です。
家づくりの情報を探すと、「子育て」「家事ラク」「ママの目線で」といった言葉をよく目にしますよね。
実際、家を建てる中心層は20〜30代。
だから自然と、子育て世代向けの情報がどんどん出てきます。
ただ・・ひとつ覚えておいてほしいことがあります。
「家」は、子育て期間だけのために建てるものじゃない ということ。
人生100年時代、あなたも60代になったあと“まだ40年”続くわけです。
その時、自分が建てた家が、ちゃんと暮らしやすい家であるかどうか……これは意外と盲点なんです。
CONTENTS
若い頃に建てた家、60代でどうなるか知ってる?
今は子ども中心で間取りを考えても、20〜30年後には状況がガラッと変わります。
実際、60代で住み替えを考える方はこういう悩みを持っています。
・子どもが巣立って 空き部屋が増える
・広すぎる家の 掃除・管理がしんどい
・断熱性能が低く、 夏は暑すぎ・冬は寒すぎ
・部屋ごとの温度差が大きくて、 体に負担
・階段の上り下りがだんだん負担
家は年齢とともに“使い勝手”が変わっていきます。
そして、子育て期に合わせすぎた家は、その後どうしてもアンマッチが起きやすいんです。
子育て世代が建てる家が「住む人を限定」してしまう理由
想像してみてください。
もしあなたの親世代(60代)が、こんな家を計画していたとしたらどう感じますか?
・2階に子ども部屋を人数分
・1階に客間+リビング+水まわり
・各部屋にゆったり収納
・動線はやや複雑だけど広い家
……いや、絶対しんどくない?ってツッコミたくなりますよね。
でも同じ間取りでも、今のあなた(20〜30代)が建てるなら自然に見えてしまう。
これが落とし穴です。
子育て世代が考えがちな家は、「子育て期間に最適化された家」であって、“人生全体”に最適な家ではないことが多いんです。
じゃあ、20~30代の今こそ考えるべき「未来視点」の家とは?
年齢に関係なく、“いつでも暮らしやすい家”。
それが 生涯対応型の家 です。
年代問わず「こういう家がいい」と言われるポイントは共通しています。
● 明るくて開放感がある
年齢を重ねるほど、自然光の取り入れ方が快適さを左右します。
● 動きやすい、無理のない家事動線
子育て期はもちろん、50代以降もラクになります。
● 管理しやすい収納
ものを探す・片づける負担を減らしてくれる、地味に最強な機能。
● 温度差が少なく、身体に優しい断熱性能
ヒートショック対策にもつながり、健康面でも大事。
● 無理なく暮らせるサイズ感
広すぎず、コンパクトすぎず、ちょうどいい間取り。
こうした“暮らしのベース”になる部分にこだわると、20代でも、60代でも、80代でも快適に暮らせます。
子育てに全振りした家づくり、後で泣きを見ることも…
実際によくある話です。
・子どもが巣立って 部屋が余る
・掃除・管理・光熱費が地味に重くなる
・年齢とともに 階段が苦痛
・夏と冬が地獄
・結局リフォームか建て替えかで悩む
これ、最初から“生涯対応型”にしておけば避けられた問題です。
家って、建てるときの事情だけで考えると、後からズレが必ず出てくるんですよね。
20~30代のあなたへ。「未来の自分が欲しい家」という視点を忘れずに
今、あなたが考えている家。
60代のあなたが見ても“これ良いな”と思える家ですか?
もしそこで「うーん」となるなら、もう少し長いスパンで家を見てみるのもアリです。
人生100年時代。
家は“今のため”だけじゃなく、未来のあなたの暮らしも支えてくれる場所 であってほしい。
家づくりは、未来の自分への投資でもあります。
家づくりの不安、ぜんぶ抱え込まなくてOKです
・子育てしやすい家ってどんな間取り?
・将来も使いやすい家にしたい
・建て替え・リフォームの判断基準が知りたい
・お金の計画も含めて整理したい
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家のこと、将来のお金のこと、一度、第三者と一緒に整理してみると、驚くほどスッキリします。
「未来の自分もラクになる家づくり」、一緒に考えてみませんか?
では、また。




