冬こそ考えたい、防犯性能の高い家づくり
2025.12.19
冬こそ考えたい、防犯性能の高い家づくり ― シンプルノートが「狙われにくさ」を大切にする理由
12月に入り、すっかり日が短くなりましたね。
仕事や学校から帰る頃には、外はもう真っ暗。
夕方以降、家の明かりが一斉に灯るこの季節は、実は防犯面で少し注意が必要な時期でもあります。
こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオの堀内です。
冬は、外が暗くなるのが早い分、室内の明かりや人の気配が外から分かりやすくなります。
「何時ごろ帰ってくる家なのか」
「今、家に人はいるのか」
こうした情報が、知らず知らずのうちに外へ伝わってしまっているケースも少なくありません。
今回は、そんな冬の時期だからこそ考えておきたいシンプルノートの防犯を意識した家づくりについて、少しお話ししてみたいと思います。
CONTENTS
現代の侵入犯罪は「下見」が前提
最近の侵入犯罪は、衝動的に行われるものよりも、事前にしっかり下見をしたうえで行われるケースがえていると言われています。
・何人家族なのか
・不在になりやすい時間帯はいつか
・どこから入れば人目につきにくいか
こうした情報を、公園や車の中、近隣を装って確認し、「入りやすい家」を選んでいるのです。
つまり、防犯対策で重要なのは侵入されてからどうするかよりも、最初から“狙われない家”にすることだと言えます。
シンプルノートが考える「狙われにくい家」
シンプルノートの家づくりでは、防犯設備に頼りきるのではなく、間取りや外観そのものでリスクを減らす設計を大切にしています。
① 道路側に窓をつくらないという考え方
シンプルノートの家を見ていただくと、「正面に窓が少ない、もしくはない」という点に気づかれる方も多いと思います。
これはデザインのためだけではありません。
道路側に大きな窓があると、夜、カーテン越しに人の動きや生活リズムが伝わってしまいます。
窓を減らすことで、
・在宅か不在か分かりにくい
・家族構成を推測されにくい
そんな状態をつくることができます。
② 洗濯物から生活を読ませない
冬場でも、晴れた日は洗濯物を外に干しますよね。
でも、外から見える場所に干していると、家族の人数や生活リズムが分かってしまいます。
そこでシンプルノートでは、中庭など、外から見えない干し場をあらかじめ間取りに組み込みます。
日当たりを確保しながら、視線はしっかりカット。
防犯とプライバシーを両立できるポイントです。
③ 外観から間取りを読ませない
侵入を考える側は、窓の位置や数から家の中の構成を想像します。
「ここがリビングだな」
「この奥に寝室がありそうだ」
そんなふうに読まれてしまう家は、どうしてもリスクが高くなります。
シンプルノートの外観は、凹凸や窓配置を整理し、中が想像しにくいデザインを意識しています。
これだけでも、「この家はやめておこう」と思わせる抑止力になります。
防犯は、暮らしの安心につながる
防犯というと、どこか物々しいイメージを持たれるかもしれません。
でも、シンプルノートが目指しているのは、特別なことをしなくても安心して暮らせる家です。
・カーテンを閉め切らなくていい
・夜でも外を気にせず過ごせる
・家族の生活を守れる
それは、日々のストレスを減らし、心に余裕を生んでくれます。
冬の夜が長いこの季節だからこそ、「この家なら安心だな」と思える住まいは、より価値を感じていただけるはずです。
これから家づくりを考える方へ
家づくりにおいて、防犯は「特別な設備を足すこと」ではなく、暮らし方そのものをどう設計するかがとても大切です。
そして、防犯・間取り・デザインだけでなく、忘れてはいけないのが家づくりとお金のバランス。
どれだけ安心で快適な家でも、無理のある資金計画では暮らしの余裕が削られてしまいます。
私たちは、家づくりを考え始めた方に向けて「くらしとおかねの学びば」を開催しています。
✔ 家にいくらかけていいのか
✔ 将来の教育費・老後資金とのバランス
✔ 安心して暮らせる予算の考え方
こうしたことを、分かりやすくお話ししています。
「まだ建てると決めていない」
「何から考えればいいか分からない」
そんな方こそ、ぜひ一度ご参加ください。
家づくりを、不安ではなく納得から始めるために。
この冬、「安心して暮らせる家って何だろう?」そんな視点で、家づくりを見直してみてはいかがでしょうか。
では、また。




