エコキュート交換50万円…築13年で実感した「メンテナンス費用の積み立て」の重要性
2025.12.23
築13年、やっぱり来たな…という話
2025年・堀内家のリアルなメンテナンス体験談
こんにちは、三協建設の堀内です。
お客様には常々お伝えしている話なんですが、家は建てて終わりではありません。
家って、建てた瞬間がゴールのように思われがちですが、 実際は「そこからがスタート」なんですよね。
今回は、築13年の我が家で2025年に起きた、リアルなメンテナンス体験談をお話しします。
正直、これはかなり身にしみました。
CONTENTS
夏の出来事|エコキュートが突然、壊れました
それは夏のある日でした。
「あれ?お湯が出ない…?」
エコキュートが、前触れもなくストップ。
結果どうなったかというと・・・1週間以上、自宅でお風呂に入れない生活。
真夏です。
地味に、いや、かなりキツいです。
銭湯に通いながら、 「お風呂って、当たり前じゃないんだな…」と実感しました。
そして現実的な話。
かかった費用は・・約50万円。
ちなみに、一般的なガス給湯器なら25〜30万円ほど。
エコキュートは省エネでメリットも多いですが、 壊れたときの金額インパクトは大きい。
これは、実体験として強く感じました。
11月|今度は食洗機が…
エコキュートの件が落ち着いたと思ったら、 11月、今度はキッチンで異変が起きました。
そう、食洗機の故障です。
毎日の家事を支えてくれていた存在なので、 止まってみて初めてありがたみがわかるんですよね。
こちらも結果的に交換となり、費用は約20万円。
エコキュートと食洗機が一気に壊れた2025年、かかったメンテナンス費用は計約70万円。
これは、なかなかのインパクトでした。
「家は建てて終わりじゃない」|積み立てていて、本当によかった話
私はこれまで、お客様にずっとお伝えしてきました。
家は、建てて終わりじゃありません。 必ず、メンテナンスが必要になります。
そしてもう一つ。
メンテナンス費用は、月々少しずつ積み立てておきましょう。
頭ではわかっていましたし、実際に我が家でも、メンテナンス費用の積み立てもしていました。
でも正直、それでも一気に来るとインパクトは大きいです。
しかし、あらかじめ準備していたおかげで、家計が大きく崩れることはありませんでした。
「知っている」と「実際に体験する」は、全然違いますね。
メンテナンス費用は“いつか”ではなく“必ず”来る
築10年を過ぎたあたりから、 給湯器、設備機器、家電など、 少しずつ寿命が見えてきます。
しかも厄介なのが、
・壊れるタイミングは選べない
・重なることがある
・金額がそれなりに大きい
という点。
だからこそ、 なんとなくの貯金ではなく、計画的な備えが大切なんだと、 今回、あらためて身をもって感じました。
家づくりと家計は、切り離せません
住宅ローンだけを見て 「この金額なら大丈夫ですね」
・・で終わってしまうと、 こうしたタイミングで家計が一気に苦しくなります。
・住宅メンテナンス費用
・教育費
・老後資金
これらを含めて、 暮らし全体の設計図を考えることが重要です。
「くらしとおかねの学びば」で、現実ベースの話をしています
今回の我が家の話は、 決して特別なケースではありません。
これから家を建てる方、 すでに住み始めている方、 どのご家庭にも起こりうる話です。
だからこそ私は、
きれいごとではない、現実ベースの家計設計をお話しする場として、
「くらしとおかねの学びば」の個別相談を行っています。
・メンテナンス費用、どれくらい見ておけばいい?
・月々、いくら積み立てるのが現実的?
・今の家計で、家づくりを進めて大丈夫?
そんな疑問を、一緒に整理していきます。
家は、建てたあとが本番。
2025年の堀内家の体験が、 みなさんの家づくりや暮らしを考えるヒントになればうれしいです。
では、また。




