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外観をシンプルにする5つの理由

2023.3.3
お金・設計・仕様

施工事例をご覧いただければお気付きになると思いますが

シンプルノートの家には正面に窓がありません。

 

そして、それが家の美しさを際立たせているのですが、

とはいえ、ただ単に美しさだけを追求しているのではなく

そこにはまた別の意味合いがあります。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

では、今回は5つあるその理由について

お伝えしていきたいと思います。

 

結論としては、

この5つ全てがうまく絡み合うことによって

住まいにとって大切な

居住性と経済性を高めているというお話です。

 

「理由1:汚れにくいから」

 

まず1つ目の理由がこれです。

外壁が汚れる最大の原因は、

窓や換気扇といった外壁から突起した部材です。

窓からたらーっと流れる垂れジミと

換気扇から出てくる黒ずんだ汚れですね。

 

なので、家の正面にそれらをつくらないことによって

そもそも汚れの原因を排除しているというわけです。

 

とりわけ北が正面になる場合は、

直射日光が当たらない分、

余計に汚れやすいですし。

 

そして、あまりにも汚れが目立つことになれば、

外壁の塗り替え頻度が高くなり、

維持管理コストが高くついてしまいます。

 

建てた後の維持管理費を少しでも抑えるためにも

汚れの原因を元から排除しているというわけです。

 

「理由2:間取りが分かりにくいから」

 

そして、2つ目の理由がこれです。

パッと見ただけで間取りが分かってしまう家より、

外からは間取りの想像がつかない家の方が、

安心して暮らせそうな気がしますよね?

 

「理由3:プライバシーが担保しやすいから」

 

3つ目の理由がこれです。

家の正面は何も建たないため光も採りやすいですが、

その分、外部からの視線も入ってきやすいという

隠れたデメリットがあります。

 

その視線を遮るために

カーテンを閉め切ってしまったら、

家の中が薄暗くなってしまいますからね。

 

これに関しては、特に注意しなければいけないのが、

南向きの日当たりが良い土地です。

 

南向きの土地の場合、

南からの光を家の中にたっぷり採り込みたいあまり、

大きな窓をたくさん正面につくってしまいがちですが、

そうなれば防犯性もプライバシー性も低くなりますよね。

 

家の中への光の採り込み方を工夫することによって

家の正面からの採光に頼らなくて

いいようにしているというわけなのです。

 

「理由4:意匠性を高めるため」

 

ちょっとカッコよく書いてみましたが、

要はデザイン性を高めるということです。

携帯電話や家具や車と同様に、

カッコ悪いデザインのものより

カッコ良いデザインの方が良いですよね。

 

あくまでこれに関しては、

理屈ではなく感覚的な要素となるので、

もちろんお好みによるとは思います。

 

でも、デザイン性を高めることは、

実は裏に隠された大きなメリットがあるんですよね。

 

「理由5:外構費用が安くなるから」

 

それが、この最後の理由です。

家のデザインが美しくなると、

庭に装飾をする必要がなくなります。

 

家そのものが美しい場合、

庭もそれに合わせてすっきりとシンプルに仕上げた方が、

家をより引き立ててくれるからです。

 

そしてその結果、

庭の予算を押し上げる余分な工事を

なくすことが出来ます。

 

また、防犯性とプライバシー性を

高めるための植栽や目隠しや塀などの

工事も必要なくなります。

 

デザイン性を高めることで、

庭にかける費用も、安くなるというわけです。

もちろん、必要以上に広い土地を購入すると

その分外構工事費用も高くなるので、

注意が必要です。

 

いかがでしたか?

端的に説明させていただきましたが、

シンプルノートの外観の理由を

大体ご理解いただけたでしょうか?

 

とはいえ、間取りが分かりにくい分、

家の中がどうなっているのかイメージしにくい部分も

あるかと思いますので、

もしよろしければ一度弊社のモデルハウスを

見にいらしていただければと思います。

 

では、また。

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