家づくりとお金の不安をなくすために|無理のない資金計画と家計の見直しポイント
2025.09.05

CONTENTS
家づくりとお金のこと。大切なのは「今」と「未来の家計」を見つめること
こんにちは。三協建設の堀内です。
家づくりを考えはじめた時に、ワクワクと同時に出てくるのが「お金の不安」ではないでしょうか。
「ローンを組んで大丈夫かな?」「この先の生活費はやっていけるかな?」
そんな気持ちを抱えている方はとても多いです。
今日は、「家計をどう捉えて、どう資金計画に活かしていくのか」についてお話ししたいと思います。
家計を「今」だけで判断していませんか?
突然ですが、あなたは家計簿をつけていますか?
つけていなくても構いません。
ただ、大事なのは 家計の全体像を把握しているかどうか です。
多くの住宅会社では、年収から「〇〇万円まで借入可能」といった資金計画を提案してくれます。
それ自体は目安になりますが、「今の家計で返せそうだから大丈夫」と判断してしまうのは少し危険です。
なぜなら、小さいお子さんがいる時期というのは、実は出費がまだ少ないからです。
食費や光熱費も控えめで、娯楽費もさほどかからず、祖父母からお洋服やおもちゃをいただけることも多いですよね。
ところが、お子さんが成長していくにつれて、家計は確実に膨らんでいきます。
成長とともにふくらむ支出
少し未来を想像してみましょう。
✓食費:育ち盛りの中高生になれば、ご飯はあっという間に消えていきます。
✓光熱費:一人ひとりの部屋で冷暖房を使い始めれば、一気に跳ね上がります。
✓通信費:子どもに携帯を持たせれば、その分の固定費が毎月増えていきます。
✓娯楽・交通費:入場料も交通費も「人数分」かかるようになります。
✓習い事や部活動:専用の道具や服も必要になり、想像以上に費用がかさみます。
・・そしてもちろん、車や家電が突然壊れるような「想定外の出費」もやってきます。
今の収入が毎年少しずつ増えていくならまだしも、横ばいのままだったら…?
そんな時に「ちょっと頑張れば払えるローン」を抱えていると、家計が一気に苦しくなる可能性があるのです。
老後のことも忘れてはいけません
もうひとつ考えておきたいのが、老後の暮らしです。
年金の支給開始は65歳からになり、今後さらに先送りされるかもしれません。
支給額が減る可能性も否定できません。
「そんな先のことまで考えたら、家なんて建てられない…」と思われるかもしれませんが、持ち家には安心感があります。
高齢になると賃貸が借りづらくなることも多く、収入が減った老後に家賃を払い続けるのは大きな負担です。
だからこそ、 家は資産であり、暮らしを守る拠点になる のです。
大切なのは「無理のない計画」
ここまでお話ししたことをまとめると、「今の家計でギリギリ返せるローン額」ではなく、「将来を見据えて、少し余裕を残した金額」で計画することが大切だということです。
✓現在の家計を正しく把握すること。
✓子どもの成長やライフステージの変化による出費を見越すこと。
✓老後の生活まで考え、必要以上に家づくりにお金をかけすぎないこと。
この3つを意識すれば、建てた後の暮らしにゆとりを持ち続けられます。
まずはお気軽にご相談ください
「家づくりは気になるけれど、お金のことが不安でなかなか一歩が踏み出せない…」
そんな方に向けて、私たちは オンライン相談会 を行っています。
お金のこと、土地のこと、家づくりの進め方。
どんな小さな疑問でも大丈夫です。ご自宅から気軽にご参加いただけますので、ぜひ安心してご利用ください。
未来の暮らしに無理のない、あなたらしい家づくりを一緒に考えていきましょう。
では、また。