理想の家づくりが進まない時に考えたいこと|家計設計で見える“未来のお金と暮らし”
2025.09.16

「なんとなく土地探し」って、もったいない?
こんにちは。三協建設の堀内です。
「家づくり、そろそろ考えたいな」
そんなふうに思いながらも、なんとなく土地情報を見て、時間だけが過ぎていく…。
実はこれ、意外と多いんです。
そして、正直にもったいないなぁと感じます。
今日は、以前にあった出来事を少しご紹介しますね。
CONTENTS
1年かけて土地を探していたご夫婦
あるご夫婦と初めてお会いしたのは、もう1年ほど土地探しを続けられた頃でした。
「こんな家にしたい!」というイメージはしっかりあって、住みたいエリアも明確。
ご自身の年収や、ご友人の家づくりの予算も参考にしながら「これくらいなら建てられるかな?」と考え、土地と住宅会社を探されていました。
でも、理想に合う土地も会社もなかなか見つからず…。
お話ししたときには、すっかり探し疲れて「どうしたらいいんだろう…」と悩まれている様子でした。
家計設計で「これからの人生」を見える化
そこで私から提案したのは「家計設計」でした。
簡単にいうと、「一生のお金の流れを見える化すること」です。
・お子さんは何人欲しい?
・教育はどんなふうにしてあげたい?
・ご夫婦の働き方はどう変わっていく?
・老後はどんな暮らしをしたい?
そんな将来の暮らしをひとつひとつ整理しながら、「入ってくるお金」と「出ていくお金」を数字にしていきます。
すると、思い描いていた理想と、現実とのあいだにあるギャップがはっきりと見えてきました。
出した答えは「別の家づくり」
もちろん、そのギャップを埋めるには「何かを変える」必要があります。
ご夫婦はじっくり話し合いを重ねて、最終的に「土地探しから注文住宅」という形ではなく、別の方法で家づくりをすることに決められました。
それは決して妥協ではなく、「自分たちが本当に納得できる暮らし」を見つめ直したうえで出した答え。
最後に「ありがとうございました」と素敵な笑顔でおっしゃっていただいた時、私は「あぁ、このお二人の止まっていた時間が動き始めたんだ」と感じ、とても嬉しかったのを覚えています。
大切なのは「幸せな家」を手に入れること
私は家計設計という形でお手伝いしただけですが、思うのは・・・
大事なのは「かっこいい家を建てること」よりも「その人にとって幸せな家であること」
どんなにおしゃれで立派でも、将来の暮らしが不安定になってしまったら、本末転倒ですよね。
もし、こんなふうに感じていたら…
・「叶えたい理想はあるけど、なかなか実現できない」
・「時間だけが過ぎていて、前に進んでいる気がしない」
・「どう動いたらいいか分からない」
もしそんな風に感じていたら、一度「理想と現実のギャップ」を知るところから始めるのがおすすめです。
数字で見えるようになれば、「じゃあ何をすればいいのか」が自然と逆算できるようになります。
まずは気軽に相談してみませんか?
家づくりは「正解」があるものではありません。
だからこそ、一人で考え込んでしまうと時間だけが過ぎてしまいがちです。
少し立ち止まって、一緒に「これからの暮らし」を整理してみませんか?
「まだ具体的に動けてないけど…」という段階でも大丈夫です。
お気軽に、私・堀内にご相談くださいね。
あなたのペースで、納得できる家づくりを一緒に考えていけたら嬉しいです。
では、また。