白い外壁は汚れやすい?後悔しないためのポイントと設計の工夫
2025.10.28
 
      こんにちは、三協建設の堀内です。
「白い壁って、汚れませんか?」
家づくりの打ち合わせの中で、よくいただく質問のひとつです。
たしかに、外壁は常に雨風にさらされる場所。
「まったく汚れません」とは言えません。
でも、皆さんが本当に気になっているのは、“汚れたときに不細工に見えないかどうか”ではないでしょうか。
今日はその疑問にお答えしつつ、シンプルノートの家がどうやって「白い外壁をきれいに保っているのか」についてお話しします。
CONTENTS
白い外壁が汚れる原因は「窓」だった?
シンプルノートの家を見ていただくと、「正面に窓がない」ことに気づく方が多いと思います。
デザイン性のため?と思われるかもしれませんが、実は外壁を汚れにくくするための工夫でもあります。
なぜなら、外壁汚れの大きな原因は“窓まわり”だからです。
窓の上に溜まったホコリや雨だれが、時間とともに筋状の汚れをつくってしまうんですね。
でも、必要な採光や通風を犠牲にしているわけではありません。
窓が少なくても明るく快適に過ごせるよう、間取りの段階でしっかり設計しているのがポイントです。
「外壁を汚す原因」を正面からなくす設計
外壁をきれいに保つために、シンプルノートでは窓だけでなく、他の“汚れのもと”もできるだけ表に出さないようにしています。
たとえば
・換気扇の外部カバー
・エアコンの室外機や配管
こういったものが正面にあると、雨で流れた汚れが筋になり、どうしても見た目が悪くなります。
だから、外壁の正面側には突起物を極力つくらない。
これだけで雨が汚れを自然に洗い流してくれるんです。
家の「オモテ」と「ウラ」を分けて考える
もちろん、家のすべての面を汚れから守るのは難しいもの。
エアコンや換気扇はどこかには必ず必要ですからね。
そのため、シンプルノートでは“見せる面”と“見せない面”を分けて設計します。
玄関や道路に面した「オモテ面」は、すっきりと美しく。一方で、細かい設備や配管は「ウラ面」にまとめて設置します。
これにより、正面から見たときの印象がずっときれいなまま。
見た目にも、そして汚れにくさの点でも理にかなった設計なんです。
結論:白い外壁でも、美しく保つことはできる
「白い外壁は汚れが目立つ」とよく言われますが、それは“設計段階での工夫”次第。
シンプルノートの家は、外壁を汚れにくくするだけでなく、たとえ汚れても“美しく見える”ように考え抜かれています。
だからこそ、「白にしたいけど汚れが気になる…」と悩んでいる方にも、安心して選んでいただきたい色なんです。
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