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年末年始に実家で確認したい|親の健康を守る「家の寒さ対策」

2025.12.26

年末年始休業のお知らせ

誠に勝手ではございますが、下記の期間を 年末年始休業 とさせていただきます。

【年末年始休業期間】

2025年12月27日(土)〜 2026年1月4日(日)

休業期間中にいただいたお問合せにつきましては、2026年1月5日(月)以降、順次ご対応させていただきます。

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

年末年始、帰省したら親御さんに“これ”だけは伝えてほしい

こんにちは。三協建設の堀内です。

年末年始、久しぶりに実家へ帰省される方も多い季節ですね。

家族でごはんを食べたり、近況報告をしたり。

そんな何気ない時間の中で、ぜひ親御さんに伝えてほしいことがあります。

それは・・「お家の寒さ、大丈夫?」という視点です。

冬に気をつけたい、見逃されがちな健康リスク

厚生労働省のデータでも、12〜2月は死亡率が高まる時期だと言われています。

理由のひとつが、はっきりしています。

それが 「寒さ」

寒さが体に与える影響、実はかなりリアルです。

・血圧の上昇

 → 高血圧・脳卒中のリスクが上がる

・免疫力の低下

 → 肺炎などの感染症につながりやすい

・血液がドロドロに

 → 心筋梗塞の原因になることも

そして、ここでちょっと意外な話。

冬の死亡率が低いのは「北海道」

寒さが一番厳しそうな北海道。

実は、冬の死亡増加率が低い地域として知られています。

理由はシンプル。

・高気密・高断熱住宅が当たり前

・家全体を24時間暖める暮らしが定着している

「寒いから、ちゃんと暖める」

この当たり前が、健康を守っています。

一方で、東海地方のような比較的温暖な地域では「これくらいなら我慢できる」という油断が起きがち。

この“我慢”、正直言って危ないです。

実家の寒さ、チェックしてみてください

帰省したら、ぜひこんな点を見てみてください。

・部屋ごとの温度差が大きくないか

・冬の室温が18℃未満になっていないか

以前、こんなご相談をいただいたことがあります。

「お風呂が寒すぎて、正直つらいんです…」

築100年を超える立派なご実家。

ですが、無断熱で冬は底冷え状態。

大規模リフォームで改善させていただきました。

でも、大規模な工事でなくとも、今すぐできる対策もちゃんとあります。

大きな工事なしでできる寒さ対策

すぐに取り入れやすい方法としては、例えばこんな感じ。

・脱衣室・廊下・トイレにオイルヒーターを置く

・家の中の温度差をできるだけ減らす意識を持つ

暖房費は、確かに少し上がります。

でもこれは贅沢ではなく、健康を守るための投資

あとから医療費がかかるより、よっぽど現実的です。

あなたの一言が、親御さんを守る

親御さんに話しても、

「まだ大丈夫」

「昔はこれが普通だった」

…そう言われるかもしれません。

でも、その“我慢”が、数年後の健康リスクにつながることもあります。

親御さんが元気でいてくれることは、子どもにとっても、孫にとっても、何よりの幸せ。

帰省のタイミングだからこそ、寒さと健康の話、ぜひしてみてください。

年末のご挨拶

今とちょっと先のためだけではなく、生涯を通して、幸せに暮らせる家づくりを考えてほしい。

そんな想いで発信してきたこのブログですが、年内の更新は本日が最後となります。

今年も読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

来年も「家づくり」「暮らし」「お金」のことを、いろんな角度からお届けしていきます。

それでは、どうぞ あたたかく、健やかな年末年始をお過ごしください。

良いお年を。

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