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家づくりは「減らす勇気」が9割|〇帖が当たり前?固定概念を手放してコストも暮らしやすさも両立する方法

2026.01.13

限られた予算で、本当に叶えたい暮らしは何ですか?

限られたお金の中で家づくりをするとなると、どうしても「予算内に収まるかどうか」ばかりに意識が向いてしまいがちです。

でも本当に大切なのは、

その家でどんな暮らしをしたいのか

そのために何を優先すべきなのか

しっかり考えることではないでしょうか。

そして、その答えを見つけるためには、

「家にはあって当たり前」

「〇帖ないとダメ」

といった、これまで当たり前とされてきた固定概念を、

一度疑ってみることもとても大切だと私は思っています。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオの堀内です。

今回は、家づくりで多くの方が無意識に縛られている従来の固定概念について、具体例を交えながらお話ししていきます。

「暮らしやすさも大事。でもコストはできるだけ抑えたい」

そんな方には、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。

家の価格は「広さ」でほぼ決まる

まず大前提として知っておいてほしいのが、

家の価格は、面積に大きく左右されるということです。

設備や仕様ももちろん関係しますが、

それ以上に影響が大きいのが床面積。

だからこそ、

コストを抑えたいのであれば

家をできるだけコンパクトにすることが、

最も効果的で、かつ現実的な方法になります。

とはいえ、いざ家を建てるとなると、

・狭い家はイヤ

・雑誌で見たあの間取りもいい

・モデルハウスのあの空間も素敵

そんな気持ちが出てくるのも、正直よく分かります。

だからこそ、「なんとなく広く」ではなく、本当に必要な広さなのか?を一つずつ分解して考えることが大切なんです。

① 子ども部屋は本当に6帖必要?

従来の家づくりでは、「子ども部屋は2階に6帖」

これがほぼ当たり前になっています。

でも、冷静に考えてみてください。

子ども部屋って、本当に6帖も必要でしょうか?

6帖の部屋の実際の有効寸法は、約3.51m × 2.6m。

ここに

・幅90cmのシングルベッド

・幅90cmの学習机

を置いたとしても、1.5~2帖ほどの余白が残ります。

もちろん、「少しでも広い方がいい」という気持ちは誰しもあると思います。

ですが、もし

1.5帖広くなるだけで家の価格が約45万円上がる

2帖広くなるだけで約60万円上がる

としたらどうでしょうか。

しかも、子ども部屋が2部屋あればその金額は単純に倍になります。

いずれ子どもたちは成長し、家を出ていく可能性が高いですよね。

その未来も含めて考えたとき、「今の感覚」だけで部屋の広さを決めてしまっていないか、一度立ち止まって考えてみてほしいのです。

② 寝室は“寝るだけ”の場所

寝室も、意外と固定概念が強い場所です。

モデルハウスでは8帖、10帖といった広い寝室をよく見かけますが、それは本当に必要でしょうか?

例えば6帖の部屋でも、ダブルベッドを2台並べることができます。

6帖の有効寸法は、約3.51m × 2.6m。

ダブルベッド2台を並べた場合の寸法は、約2.8m × 2mです。

つまり、寝るだけであれば十分な広さなんですよね。

しかも最近は、

・タンスは置かない

・ドレッサーも置かない

・テレビは壁掛け

というご家庭がほとんど。

荷物はウォークインクローゼットにまとめる、という考え方が主流です。

寝室を無駄に広くすると、その分コストが上がるだけでなく、「空いたスペースに何かを置こう」として物が増えてしまう原因にもなります。

③ リビングダイニングの“余白”が生む落とし穴

では、リビングダイニングはどうでしょうか?

広ければ広いほど良さそうに思えますが、実はここにも落とし穴があります。

余白が生まれやすいのは、ダイニングテーブルとソファの間。

このスペースかなりの確率で子どもたちの荷物置き場になります。

ランドセル、学校用品、習い事のバッグ…

「置ける場所がある」からこそ、そこに物が集まってしまうんですよね。

結果、いつも片付かない雑然とした空間になりがちです。

だからこそ、リビングダイニングであっても必要以上に広くする必要はありません。

広さを減らす=我慢、ではない

無駄に広くつくってしまうと、

・建築コストが上がる

・掃除や片付けの手間が増える

・物が増えやすくなる

といったことが起こりやすくなります。

もちろん、ただ狭くすればいいわけではありません。

・収納を使いやすい場所につくる

・子ども部屋の位置を工夫する

・動線をシンプルにする

こうした間取りの工夫があってこそ、コンパクトでも暮らしやすい家になります。

まとめ|広さを決める前に「暮らしとおかね」を一緒に考える

「子ども部屋は6帖」

「寝室は8帖」

そんな“家づくりの当たり前”は、実はなんとなく受け継がれてきただけのケースも少なくありません。

大切なのは、〇帖必要かどうかではなく、

なぜその広さが必要だと思っているのかをきちんと分解して考えること。

そうすることで、無理に我慢することなく、コストも暮らしやすさも両立した家づくりが見えてくるはずです。

そしてもう一つ大切なのが、家の広さや間取りだけでなく、その先の暮らしとお金のバランスまで含めて考えること。

建てたあとに

「思ったよりお金が残らない…」

「将来のことを考える余裕がない…」

となってしまっては、本末転倒ですからね。

三協建設では、家づくりとこれからの人生設計やお金のことを一緒に考える

「くらしとおかねの学びば」を行っています。

✔ 自分たちにとって本当にちょうどいい家のサイズ

✔ 無理のない予算の考え方

✔ 建てたあとも安心して暮らせるお金のバランス

そんなことを整理したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

家づくりは、建てることがゴールではなく、建てたあとも続く暮らしが本番です。

後悔のない選択をするためにも、「広さ」と「お金」、どちらも一緒に考えていきましょう。

では、また。

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