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【日当たりが悪い土地=暗い家?】北向き・旗竿地でも明るい注文住宅を建てる方法

2026.02.20

「南向きの土地じゃないと、明るい家は建たない」

注文住宅を検討中の方から、よく聞く言葉です。

たしかに、南側が道路に接している“南向きの土地”は日当たりが良く、価格も高め。

一方で、北向きの土地や旗竿地、住宅密集地は「暗そう」という理由で敬遠されがちです。

ですが、ここで一度立ち止まって考えてみてください。

土地の日当たりと、家の明るさはイコールでしょうか?

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオの堀内です。

北向きの土地が「暗い家」になる理由

北側道路の土地の場合、一般的な間取りはこうなります。

・北側に駐車場

・建物は南側へ寄せる

・一番南にリビング

・南面に大きな掃き出し窓

一見、合理的です。

しかし住宅が密集している分譲地では、南側には隣家が建っています。

距離が取れなければ、思ったほど光は入りません。

そこで東西にも窓を増やします。

すると今度は視線が気になり、カーテンを閉めっぱなしにする生活に。

結果として、窓は多いのに暗い家が出来上がる。

これは設計の問題であって、土地の問題ではありません。

固定概念を外すと、家は明るくなる

「リビングは南」という固定概念をいったん横に置いてみましょう。

たとえば、リビングを北側に配置する。

そして、家の中央に“外”をつくる。

いわゆる中庭型の設計です。

家の真ん中に光を取り込む空間を設けることで、

・南・東・西の隣家と距離を確保できる

・直射光+反射光の両方を取り込める

・周囲の視線を気にせず大開口が可能

結果として、一日中自然光で過ごせる住まいになります。

光は「南からだけ」入るわけではありません。

上からも、反射しても、届きます。

設計次第で、北向きの土地でも十分に明るい注文住宅は実現可能です。

住宅密集地・旗竿地でも快適な理由

住宅が四方を囲まれた旗竿地や狭小地では、外に開く窓を増やすほどプライバシーが損なわれます。

しかし内側に開く設計なら、

・カーテン不要の暮らし

・外から間取りが読み取れない防犯性

・空や光を感じる開放感

といったメリットが生まれます。

外からは閉じているのに、中は驚くほど明るい。

これが設計力の差です。

土地選びで損をしないために

多くの方が「南道路」「日当たり良好」という条件にこだわります。

当然、価格は上がります。

しかし、設計で解決できる問題に対して、土地代で過剰にお金を払うのは合理的でしょうか。

むしろ、

・北向きの土地

・日当たりが悪いと言われる土地

・売れ残りがちな旗竿地

こうした土地は価格が抑えられる傾向があります。

設計次第で快適な家が建つなら、総予算をコントロールしやすくなります。

土地にお金をかけすぎて、建物に予算を回せない。

これは本末転倒です。

明るい家は「土地」ではなく「設計」で決まる

繰り返しますが、土地の日当たりと、家の明るさは比例しません。

重要なのは、

・光の取り入れ方

・窓の配置

・視線のコントロール

・建物の配置計画

これらをトータルで設計できるかどうかです。

日当たりが悪そうだからと諦める前に、設計の可能性を検討してみてください。

実際に体感できます

「本当にそんなに明るいの?」

そう思われた方は、ぜひモデルハウスをご覧ください。

東西南北を家に囲まれた“旗竿地”に建っていますが、室内は自然光だけで十分に明るい空間です。

理屈より体感。

土地条件に左右されない家づくりを、実際に確認してみてください。

土地探しで迷っている方ほど、ヒントになるはずです。

では、また。

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