生活費は食費だけじゃない|家づくり前に整理したい毎月・年間の支出
2026.06.26
生活費は食費だけじゃない|将来のお金を考える前に、今の支出を知る
こんにちは、三協建設の堀内です。
家づくりや住宅ローンのご相談を受けていると、よく聞かれることがあります。
「毎月、いくらくらいなら住宅ローンに回しても大丈夫ですか?」
この質問に答えるために、まず確認したいのが、今の生活費です。
生活費というと、食費を思い浮かべる方も多いかもしれません。
ですが、実際の生活費は食費だけではありません。
光熱費、通信費、車の維持費、保険、医療費、洋服代、趣味やお出かけにかかるお金など。
暮らしを続けていくためには、いろいろなお金が必要になります。
そして、毎月引き落とされるものだけを生活費だと思っていると、実際に必要なお金を少なく見積もってしまうことがあります。
将来のお金を考える前に、まずは今の暮らしにいくらかかっているのかを整理してみましょう。
CONTENTS
生活費には、どんなものが含まれる?
生活費とは、毎日の暮らしを維持するために必要なお金のことです。
代表的なものとしては、次のような項目があります。
・食費
・光熱費
・通信費
・日用品費
・車の維持費
・保険料
・医療費
・洋服代
・趣味・娯楽費
・外食費
・美容費
・子どもにかかる日常的な費用
こうして並べてみると、食費以外にもたくさんありますよね。
特に、共働きのご家庭や子育て中のご家庭では、
車にかかる費用や通信費、保険、日用品、子どもとのお出かけ費なども、
家計の中で意外と大きな割合を占めることがあります。
「食費は把握しているけれど、その他は何となく」
という状態だと、実際にどれくらい使っているのかは見えにくくなります。
毎月払っていないものも、生活費の一部です
生活費を考える時に、見落としやすいのが、毎月ではない支出です。
例えば、こんなものがあります。
・車検
・自動車税
・洋服のまとめ買い
・家電の買い替え
・実家への帰省費
・毎年の旅行や家族のおでかけ
・冠婚葬祭費
・家のメンテナンスにかかる費用
これらは毎月請求が来るわけではないため、家計簿上では見えにくいお金です。
ただ、暮らしを続けていく上では、どれも必要になりやすい支出です。
たとえば、車検に12万円かかるとして、それが2年に1回なら、
月平均にすると約5,000円です。
自動車税や任意保険、タイヤ交換、点検費用なども含めると、
車1台を持つために必要なお金は思っているより大きくなります。
家電も同じです。
冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなどは、毎月買うものではありません。
ですが、壊れた時にはまとまった金額が必要になります。
だからこそ、毎月払っていない支出も年間で考え、月平均にして見ておくことが大切です。
「毎月の生活費」だけでは、本当の支出は見えてこない
毎月の家計を見て、
「うちはだいたい20万円くらいで生活できている」
と思っていても、年に数回発生する支出まで含めて計算すると、実際にはもっとかかっているケースがあります。
たとえば、
・車検や自動車税
・旅行や帰省
・洋服や靴の買い替え
・子どもの習い事や行事費
・家電の買い替え
・医療費
・冠婚葬祭費
こうした支出を年間で合計し、12か月で割ってみる。
それだけでも、「本当は毎月いくら必要なのか」がかなり見えやすくなります。
家計を整えるというと、節約を頑張ることだと思われがちです。
でも、最初にやるべきことは節約ではありません。
まずは、今の暮らしにいくらかかっているのかを知ることです。
住宅ローンと教育費を除いても、月28万円前後になることがあります
住宅ローンと教育費を除いても、生活費が月28万円前後になるご家庭は少なくありません。
もちろん、家族構成や住んでいる地域、車の台数、働き方、趣味、外食の頻度などによって金額は大きく変わります。
すべてのご家庭に月28万円が必要という意味ではありません。
ただ、「うちはそこまで使っていないはず」と感じていても、
年間の支出まで含めて整理してみると、思っていたより多いことはよくあります。
家づくりの予算を考える時も同じです。
住宅ローンの返済額だけを見て、
「この金額なら払えそう」
と判断するのではなく、今の生活費、将来必要になるお金、
貯蓄や資産形成に回したいお金まで含めて考える必要があります。
家を建てた後に、旅行や外食、子どもとのお出かけまで
我慢する暮らしになってしまったら、本末転倒です。
「老後に月28万円必要」なのではなく、今も使っているかもしれません
老後資金の話になると、
「老後に月28万円も必要なの?」
と驚かれることがあります。
ただ、ここで大切なのは、老後になったら急に28万円必要になるわけではない、ということです。
今の暮らしにすでにそれくらいのお金がかかっている可能性があります。
食費、光熱費、通信費、車の維持費、保険、医療費、洋服、趣味、旅行、おでかけ。
子どもにかかる費用は将来的に減るかもしれませんが、
その分、医療費や住まいのメンテナンス費、夫婦で楽しむためのお金が必要になることもあります。
老後のお金を考える時に必要なのは、世間一般の数字だけを見ることではありません。
自分たちが今、どんな暮らしをしていて、これからどんな暮らしを続けたいのか。
そこを整理することです。
将来のお金の不安は、「未来」より先に「今」を知ることから
将来のお金が不安になると、ついNISAやiDeCo、保険、住宅ローン、老後資金など、未来の話から考えたくなります。
もちろん、どれも大切です。
でも、その前に知っておきたいのが、今の生活費です。
毎月払っているお金
年に数回発生するお金
家族で楽しむために使っているお金
将来も続けたい暮らしに必要なお金
これらを一度整理してみると、
「住宅ローンにいくら回せるのか」
「どれくらい貯蓄をしていきたいのか」
「将来に向けて何を準備すべきか」
が見えやすくなります。
お金の不安を減らす第一歩は、無理な節約でも、難しい投資の勉強でもありません。
まずは、今の暮らしにかかっているお金を知ることです。
まとめ|生活費を知ることが、安心できる家づくりにつながる
生活費は、食費だけではありません。
毎月支払う光熱費や通信費、保険料だけでなく、
車検、自動車税、家電の買い替え、旅行、帰省、洋服代なども、暮らしを続けるために必要なお金です。
こうした支出を含めて考えることで、本当の生活費が見えてきます。
家づくりでは、住宅ローンを払えるかどうかだけでなく、建てた後も無理なく暮らし続けられるかどうかが大切です。
将来のお金が不安な時ほど、まずは未来を心配する前に、今の生活費を整理してみてください。
くらしとおかねの学びばでは、家づくりの前に、
今の家計やこれから必要になるお金を一緒に整理するご相談を行っています。
「住宅ローンはいくらまでなら大丈夫?」
「教育費や老後資金も考えながら家づくりを進めたい」
「何から整理すればいいか分からない」
そんな方は、まずは今の暮らしとお金を見える化するところから始めてみませんか。
家を建てる前に、“くらしとおかね”を整える。
それが、安心できる家づくりの第一歩だと思います。
くらしとおかねの学びば 代表:堀内裕輔 運営:三協建設株式会社
FAQ
Q. 生活費には何が含まれますか?
食費、光熱費、通信費、日用品費、車の維持費、保険料、医療費、洋服代、趣味・娯楽費などが含まれます。
毎月払うものだけでなく、車検や家電の買い替え、帰省費、旅行費なども年間支出として考えることが大切です。
Q. 家づくりの前に、生活費を把握した方がいいですか?
はい。住宅ローンの返済額だけで予算を決めると、建てた後の暮らしが苦しくなる可能性があります。
現在の生活費や将来必要になる支出を整理した上で、無理のない住宅予算を考えることが重要です。
Q. 年に数回しか払わないお金は、どう管理すればいいですか?
年間でかかる金額を計算し、12か月で割って月平均にしておく方法がおすすめです。
車検や自動車税、家電の買い替え、旅行、帰省などを月々少しずつ積み立てておくと、急な出費にも対応しやすくなります。




