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寒い季節の洗濯物

2018.11.16
お金・設計・仕様

日に日に朝晩が冷えるようになってきました。

秋到来と思ったら、

あっという間に冬がやってきそうですね。

こんにちは。

シンプルノート熱田スタジオ 堀内です。

 

冬になると、洗濯物が外でカラッと乾かない・・。

 

日も短くなり、共働きのご家庭などでは

帰宅の頃にはもう真っ暗で、

外に干した洗濯物も冷たくなっている・・・。

 

取り入れた後に、室内でしばらく干しておくとか。

加湿もかねて、はじめから室内干しにしておくとか。

乾燥機を使用するとか。

 

家事って、季節によっても

手間が違ったりします。

 

私自身は洗濯は妻に任せっきりなので

洗濯をしたら、

キレイに乾いて返ってくるのが

当たり前のように思ってしまいがちなので

日々、感謝を忘れないようにしたいですね。

 

さて。

洗濯物を干したり、取り入れたりする時、

これからの季節、外は寒いですよね・・・。

できるだけ手早くやってしまいたい。

 

 

一般的には、家事動線のよい間取りというと、

キッチンと洗面脱衣室が近くにあって

それらを数歩で行き来できる間取りが

プランしてある場合が多いと思います。

もちろん、この2つのスペースは離れているよりも

近い方がいいと思うのは自然な流れです。

 

でも、洗濯って洗濯機が

全てを自動でやってくれるわけでは

ありません。

 

干したり、取り入れたり、たたんだりは

人間の手によるものです。

 

洗濯・乾燥までを

自動でやってくれる機種もありますが、

乾燥機能は使わないとしたら、

干す&取り入れるという行為が必要になってきます。

 

例えば、その干す場所が

2階のベランダだったとしたら、どうでしょう。

 

まず、

水分を含んだ洗濯物って

重量がある上に冷たい!

 

さらに冬物の服は分厚い分、

夏物の服より重い。

それを抱えて、階段を上がるわけですから

けっこう大変な作業です。

 

将来、あなたが年老いて

足腰が弱った時にも負担なく

同じようにできるでしょうか。

 

例えば、その干す場所が

キッチンや洗面にある勝手口から

外に出たテラスにあったとしたらどうでしょう。

 

2階に干しに行くよりは

移動距離は短くなりますね。

 

しかし、

洗濯物を取り込む作業に

意外に手間がかかることになるのです。

 

1.外履きに履き替えて、勝手口を出る

2.洗濯物を取り込む

3.置いておける場所まで、

キッチンや洗面を回り込んで移動する

 

もし、量が多くて一回で洗濯物を取り込めなかった場合には

1~3を何回か繰り返すことになってしまいます。

 

しかも、冬の寒い中を・・・。

 

今、賃貸アパートやマンションにお住まいの場合

リビングから手を伸ばせば、洗濯物に手が届くという

環境である場合が多いのではないでしょうか。

 

今より広くなれば、

一戸建てになれば、

快適になることばかり!

 

家事動線のよい間取りと

言われているから、

きっと快適になるに違いない!

 

・・・もしかしたら、

そうではない場合も

あるかもしれません。

 

 

あなた自身の生活スタイルを

考えてみて、

「う~ん、2階のベランダや

勝手口を出たテラスに洗濯物を干すのは

今より大変になるかも・・・」

と、思われるようであれば、

こんな方法もあります。

 

「中庭に洗濯物を干す。」

 

洗濯物を干すのも数歩で行ける。

そして取り込むのも数歩で行ける。

 

 

 

賃貸アパートやマンションのベランダに

洗濯物を干す感覚に近く、

さらにプライバシー性や防犯性も高い。

 

外だけど、外部からは見られない。

 

日が短くなり、帰宅が暗くなった後になる場合、

外に洗濯物が干しっぱなしだと、

「不在」と、外部からわかってしまう

という不安点もありますからね。

 

洗濯物一つをとっても、

色々な方法や、考え方があると思います。

 

これが正解というものはありません。

家事動線のよい間取りといわれているものが、

本当に“あなたにとって”の

家事動線のよい間取りなのかどうか

これからの季節

洗濯物を干す時にも

ちょっと立ち止まって考えてみてくださいね。

 

では、また。

 

 

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