三協建設株式会社

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わかっちゃいるけど行動できない

2019.7.15
お金・設計・仕様

老後2000万円問題が

一時期、ニュースなどでも多く取り上げられていましたね。

こんにちは。三協建設 堀内です。

 

政治的なお話しはちょっと横に置いておいて。

 

「老後の話をされてもいまいちピンとこないな~」

「まだまだ先の話だしな~」

 

この話題に触れた時に

こんなことを思われた方も多いのではないでしょうか。

 

頭では分かっていても、

それが今の自分と直結していないという場面は

たくさんあるのではないでしょうか。

 

「分かってはいるけれど・・」

「とは、言っても・・」

 

このあとに続く言葉として、

あなたは、どんなフレーズが浮かびましたか?

 

私は、ふと

住宅ローンのことを思い出しました。

 

家を建てるエリアは妥協できない・・・

家もこだわりたい・・・

出来ることなら、要望は全て叶えたい・・・

 

そんな思いから、

予算オーバーになることは分かってはいるけど、

今は、お金に困ることもなく

問題なく暮らせているわけだし、

これに、月々少し返済額が増えるくらいなら

やっていけるんじゃないだろうか?と

住宅ローンの見切り発車をしてしまう方も

多いのではないでしょうか。

 

これは、35年も先のこととなると

現実的に想像がしにくいという

側面があるからではないでしょうか。

 

例えば、35歳の人が

35年の住宅ローンを組むと

(繰り上げ返済などを考慮しなければ)

返済完了は70歳です。

 

年金支給額だけでは

夫婦で月々5万円不足するという試算が出ています。

もちろん、現時点での試算ですので

将来、さらに厳しい財政状況となることも

予測できますよね。

 

そして、この支出額には

住宅ローンの支払いは含まれていません。

 

これに住宅ローンが加わってくるとなると

どうでしょうか。

 

 

35年かけて到着する

遠い目的地があったとします。

 

今のままハンドルをきることなく

このまま進むとB地点という目的地に到着します。

分かってはいても、何とかなるだろうと

問題を先送りにした状態で進むことに似ていますね。

 

目的地がだんだんと近くなってきてから、

あわてて「やっぱりA地点に行きたい!!」となったら

急ハンドルをきらなくてはいけません。

 

しかし、スタート地点から少しだけでも

ハンドルをA地点に向けて傾けておけば

ゆるやかに、ゆるやかに35年かけて

目的地に到着できるように思いませんか?

 

先のことはなかなか想像しにくいので

分かっていても、実際に目の前で

自分のこととして直面しない限り

実感というのは沸きにくいものです。

 

だからこそ、分かっているなら

長いスパンでの計画を早めに行って

急ハンドルを切らずに、目的地に到着できる

ルート設定をしておきたいですね。

 

わかっちゃいるけど、行動できない・・・

 

そんなあなたと地図を一緒に見て、

ルートを考えるお手伝いとして

ライフプランシミュレーションを実施し、

生涯において使ってもよい住宅予算を

算出していますので、

お気軽にお問い合わせくださいね。

 

では、また。

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