三協建設株式会社

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本当にあなたのためになるものとは?

2019.9.25
お金・設計・仕様

「無理に売るな。客の好むものも売るな。客のためになるものを売れ。」

有名な松下幸之助さんの言葉です。

 

こんにちは。三協建設 堀内です。

恥ずかしながら、最近知った言葉です。

その通りだなと共感するとともに

この言葉の難しさや深さを感じます。

 

家づくりという、お客様の人生において

大きなターニングポイントに立ち会う身として

「お客様のためになる家づくり」

とはなにか?を常に自身に問いかけながら、

お客様とお話しをするよう心掛けています。

 

私は、家づくりは住宅計画と考え、

計画づくりからアドバイスさせて頂いております。

その計画づくりのアドバイスの根底にあるのは

様々な方から頂いたご相談の経験値です。

 

私は有り難いことに様々な方からご相談を頂いております。

これから新たに家を建てる方、

建てた家で実際に暮らしてみえる方、

お子さんが独立された後の家で暮らしている方、

介護が必要になった方と一緒に暮らしている方、

空き家となったご実家について相談された方・・・。

 

様々なライフステージにおられる方々から相談を受けるたびに

一緒に悩み、その方が笑顔になれる手段は何かを真剣に考えております。

 

その経験の中で感じることは

きっと家を建てた時には笑顔だったはずの方も

後から様々なお困りごとや、後悔が出てきているということです。

 

私は、たくさんの方からご相談いただいた

こういった思いをムダにしたくないのです。

 

そんな思いを持ちながら、お話しをさせて頂いていると

中には、今、お客様が希望されている住宅計画は

お客様のためにならないのではないだろうか・・・と感じることもあります。

 

そんなとき、私は率直にそのままお伝えしてしまいます。

「この住宅計画は、私はオススメしません。」と。

 

確かに、今のお客様のご要望をあれもこれも叶えた住宅計画なら

家を建てた時には、間違いなくお客様を笑顔にすることができるでしょう。

 

しかし、今の要望を叶えることだけに注力した計画が

お客様のためになる家づくりだとは思えないのです。

 

「無理に売るな。客の好むものも売るな。客のためになるものを売れ。」

では、ありませんが

「客のためにならないなら売るな。」

とでも言うのでしょうか。

 

全ての人にとって、家を建てることは、目的ではないはずです。

家を建てることは、幸せに暮らすための手段の一つなのですから。

 

本来の目的に合わせた住宅計画を進めていくと

家を建てた時のお客様の表情は、嬉しい!の笑顔だけでなく

十分に考えたという自負からの、納得の表情でもあるのです。

 

この正しい住宅計画という土台があるからこそ、

家を建てた後、つまり長期的な暮らしの中でも後悔なく、

笑顔が続いていくのではないか?と思うのです。

 

「お客様のためになる家づくり」

=「正しい住宅計画」しませんか?

 

では、また。

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