三協建設株式会社

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少しぐらいなら・・なんとかなる?

2019.11.4
お金・設計・仕様

消費税率が10%になった衝撃は

以前の増税の時に比べると少ないかもしれませんが

小さな負担増をじわじわと実感されている方も

多いのではないでしょうか。

こんにちは。三協建設 堀内です。

 

身近でこんな話もききました。

月極駐車場を契約されている方に

「今まで貸主で負担していた消費税を

10月からは借主で負担してください」

という通知が来たそうで、

実質的には月額の駐車料金が

一気に値上がりしたようでショックを受けたそうです。

収入が大きく増えているわけではない状況で

月々の家計の中に占める固定費の割合が増えるということについて

あらためて考えてみるタイミングともいえますね。

 

また、これを機に賃貸から持ち家へと

舵を切ろうとされている方もいらっしゃるかもしれません。

そんなあなたにお伝えしたいことがあります。

 

今後、少子高齢化により

一人一人が負担する社会保障費が

増えていくであろうことや

医療の発達により寿命が延び、

老後の期間が長くなっていくことなどを考えると

「住宅費にお金をかけすぎない」ということを

どうか念頭においていただきたいのです。

 

しかしながら

いざ、持ち家について考え始めると、

家を建てるエリアは妥協できない・・・

家もこだわりたい・・・

出来ることなら、要望は全て叶えたい・・・

 

そんな思いから、

予算オーバーになることは分かっていても

見切り発車してしまう方もいらっしゃいます。

 

「今は、お金に困ることもなく

問題なく暮らせているのだから

これに、月々少しぐらい返済額が増えても

なんとかなるんじゃないだろうか?」

と。

 

これは、35年も先のこととなると

漠然としすぎていて、

自分のこととして

具体的なイメージがわかないという

側面があるからではないでしょうか。

 

例えば、35歳の人が

35年の住宅ローンを組むと

(繰り上げ返済などを考慮しなければ)

返済完了は70歳です。

 

年金支給額だけでは

夫婦で月々5万円不足するという

試算が出ています。

もちろん、現時点での試算ですので

将来、さらに厳しい財政状況となることも

予測できますよね。

 

そして、この支出額には

住宅ローンの支払いは含まれていません。

これに住宅ローンが加わってくるとなるとどうでしょうか。

 

老後費だけではありません。

教育費についても

お子さんの人数や教育方針によって

ご家庭ごとに様々でしょう。

 

まずは、あなた自身のライフプランを

具体的にシミュレーションしてみるところから

始めてみませんか?

 

消費税が10%に上がったことによって

自分が支払っていた額が

具体的にどれだけ変わることになったのかを

知った後の方が、より現実味を帯びたように。

「一般的に」ではなく、

「自分の場合では」と考えるようにしてみてくださいね。

 

では、また。

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