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入園・入学準備から考える、収納とは?

2020.3.16
暮らしを考える

3月は卒園・卒業のシーズン

そして、新しい生活の準備の時期ですね。

今年は新型コロナウイルスの影響で

卒園式・卒業式が例年と違ったカタチとなった方も

いらっしゃると思います。

 

我が家の長男も今年、幼稚園卒園のタイミングですが、

卒園式は例年とは異なり規模を縮小しての開催となるとのこと。

さみしい気持ちもありますが、

入園当初は泣きながら通っていた長男も元気に卒園できることを

気持ちだけは精一杯祝ってあげたいし、

幼稚園の先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。

こんにちは。三協建設 堀内です。

 

春の入学・進学シーズンを前に

お子さんの学用品の収納方法を

悩まれている方も多いのではないでしょうか。

 

住宅において収納は

暮らしやすさに大きく関わってくる部分となります。

 

〇〇収納というような専用の収納を

つくりつけで準備したい

という希望はよくあることでしょう。

 

「ランドセル収納を玄関につくっておきたい」というように。

 

しかし、用途を限定した専用品は使う期間も限られてきます。

その上、実際に使ってみて使いづらかったとしても変更することができません。

 

たとえ親御さんが

「重いランドセルは玄関に収納するのがよいだろう」と考えたとしても、

お子さんが「玄関では翌日の準備がしにくい」と感じたら・・・?

 

他にもつくりつけというと

テレビボードもかつては人気がありました。

昔はテレビはブラウン管だったので

厚みもありましたし、重量もあり移動が大変でしたから。

 

しかし、液晶パネルが普及し、

テレビの薄型化が進みました。

今では壁掛けのテレビもあるくらいです。

大きなテレビボードが不要となっても

つくりつけでは、撤去することもままなりません。

 

家はあくまでもハード部分です。

それをどう使うのかというソフト部分は

暮らす人によって異なりますし、

同じ人であったとしても

年齢や生活スタイルの変化によっても変わってきます。

 

複雑なつくりの収納は、それを使う際の

運用方法も限られてしまいます。

つまり、想定した内容にしか対応できない

という面もあるということです。

 

逆に収納のつくりを極力シンプルにするということは

バリエーションに富んだ運用が

可能であるということでもあるのです。

 

実際に暮らす人、それぞれの

その時々の“暮らしやすさ”を

叶えられるのは、シンプルなつくりの

利点ではないでしょうか。

 

では、また。

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