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いい土地に建てた家が、いい家?(前編)

2020.6.29
お金・設計・仕様

家づくりをお考えで

今、土地探しをしている・・・というあなた。

希望のエリアは大まかに決まっていたとして

その他の希望としては、どのような条件がありますか?

 

✔️日当たりが良さそうな土地?

✔️南向き(南道路)の土地?

✔️道路が広く車の出し入れがしやすそうな土地?

✔️車の駐車スペースがあって、庭がつくれるぐらいの広さの土地?

✔️真四角で家が建てやすそうな形が良い土地?

✔️環境が良さそうで、雰囲気が明るい土地?

こういった「いい土地」に建てた家は

「いい家」になるイメージがありますよね。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

 

 

でも、すでにご自身で土地を探していらっしゃる場合は

よくご理解いただけると思いますが、

こういう土地ってなかなか無いですよね。

 

なぜなら、土地を買いたいと思っている他の方も

あなたと同じような条件の「いい土地」を

買いたいと思っているでしょうから。

 

競争率が高い、好条件と言われるような土地というのは

あなたの目の前に出てくる前に

もう売れてしまっているということも多いのです。

さらに、交通の便がよかったり、人気があったりして

新しい土地がなかなか出てこないようなエリアなら

出てくるまでひたすら待っていなくてはいけませんよね。

 

そして、出た瞬間に即決するようにしなければいけません。

人気があるということは、

あなたが迷っている間にも同じように土地を

狙っていた他の誰かが購入してしまう可能性もあるわけですから。

 

もしあなたがそのような土地を買おうと思っているなら、

不動産屋さんに「自分には即決する意思があること」

「少しぐらい高くても購入する意思があること」を

伝えておかなければいけません。

不動産屋さんは買ってくれる人を優先したいですもんね。

 

そして、もしそんな土地に出会った時には

迷いなく、即決するようにしなければいけません。

 

でも、こういった好条件の土地というのは

「買っていい人」と「買うべきじゃない人」が存在します。

 

「買っていい人」とは、自己資金で土地が買える方であったり、

土地価格の半分ぐらいは自己資金がある方や、高収入の方です。

もしくは、家の暮らし心地や家自体にはこだわりがなく、

どんなローコスト住宅でもよいという方です。

 

もし、あなたがここに挙げたような条件に該当しないのであれば、

こういった土地を選ぼうとすることは避けた方がよいかもしれません。

 

でないと、土地に予算を使い過ぎたせいで

家に予算が回せなくなってしまいます。

 

実際に家づくりを始めてみたときに

家も妥協できかったとしたら・・・

明らかに無理のある住宅ローンを組まざるを得なくなってしまいます。

家を建てたその後に、

あなた自身がそのしわ寄せに苦しむことになってしまうのです。

だから、家づくりは資金計画から始めていただきたいのですが・・・

その話は、また別の機会にするとして。

 

高価格・好条件の土地を迷いなく即決できる方以外が

土地探しをする際のポイントを

次回は、お伝えしていきたいと思います。

 

では、また。

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