三協建設株式会社

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20年後の姿を想像しながら

2020.12.25
暮らしを考える

私自身、二児の父であり

日々、試行錯誤をしながらの

子育て真っ最中の身ですので、

みなさんに「子育てとは・・」というようなことを

偉そうに語ることはできません。

 

でも、家づくりに携わり、

様々なライフステージの方から相談を受けた経験によって

少し違った視点で子育てを見ているような気もしています。

三協建設 堀内です。こんにちは。

 

家づくりを考えるキッカケとして、お子さんが生まれたり

お子さんの成長にともなって・・・という場合も多いことでしょう。

 

そんなときに、あなたがイメージされるのは

今の家族の暮らしの様子や、

今は赤ちゃんやよちよち歩きのお子さんが

幼稚園や保育園に通うくらいに成長された姿だったり、

今は幼稚園や保育園に通っているお子さんが

小学生になった姿だったりするのではないでしょうか。

 

今とちょっと先の未来はイメージしやすいですし、

今、実際に暮らしの中で困っていることを解決したい!という思いから、

叶えたい要望も明確にしやすいですよね。

 

だから、その要望を叶えた家はきっとお子さんと暮らす

十数年くらいは満足のいく家であると思うんです。

でも、あなたが建てた家に暮らすのは十数年だけではありません。

 

私は家について、様々なライフステージの方からご相談を受けるのですが、

ご相談を受けるということは、家に何か困りごとを感じてらっしゃったり

家に対して何か不満をお持ちである場合が多いです。

 

そして、このご相談を受ける年代として一番多いのが

『お子さんが巣立った後』のご夫婦です。

 

 

家を建てる時にイメージしていたお子さんと一緒に暮らす家から、

夫婦二人で暮らす家に変わることによって、

また、家を建てる時には若く、元気だったとしても

徐々に老いていくことによって、

想定していなかった様々な困り事が出てくる場合が多いのです。

 

そして、子育てをしている期間よりも、

子どもが巣立った後の期間の方がずっと長いものです。

 

「子育て」というと、今、目の前にいる小さなお子さんと

ずっと一緒の暮らしが続くような気がしてしまうものですが、

子どもはいつかは巣立っていくものです。

子どもが親と一緒に過ごす期間は、

言ってみれば、大人になり自立するための準備期間ですよね。

そして、大人になった後の人生の方が長いものになります。

 

家づくりに携わる中で、お子さんが巣立った後の方からの

ご相談を受けることによって、自然と、

何かを考える際に、見ている期間が

長いスパンを対象とするようになりました。

 

子育て中は・・・ではなく、

人生全体における、この期間中は・・・という

視点で見ると、今だけのことではなく

先々のことまで踏まえた上で

道すじが見えてくるような気がします。

 

子どもに対して、親が

すべての環境を整えて、

守り、手助けできる期間は

限られているものです。

 

少子高齢化も進み、

社会保障制度もこれから

どんどん変わっていくであろう日本において

子ども達が大人になるころには

より厳しい時代になっていることでしょう。

 

子どもが大人になった時・・・

まだ小さい子どもを目の前にすると、

それはずっとずっと先のような気もしますが、

ほんの十数年先のことです。

その時に、自分自身の力で生きていけるように・・・

 

こういった思いもあり、子ども達に向けての

お金の勉強会「キッズマネースクール」を開催しています。

 

子育ても、家についても、

10年後のことだけでなく、

20年後、30年後、40年後の姿も想像しながら

今、なにができるか?を

来年も考えていきたいと思っております。

 

では、また。

 

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