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最小限のつくりで、最大限の豊かさを

2021.3.5
お金・設計・仕様

『最小限のつくりで、最大限の豊かさを』

これは【SIMPLE NOTE(シンプルノート)】の家づくりの

コンセプトでもあります。

こんにちは。シンプルノート熱田スタジオ/一宮スタジオ 堀内です。

 

家づくりの際には、たくさんの「叶えたい希望」が

出てくると思います。

そしてその大半は、おそらく、

・より多く

・より広く、大きく

・より高機能な

ものへの選択を促すようなものではないでしょうか。

 

例えば「20畳以上ある広いリビングがいい」という希望が

あったとします。

もちろん「広さを付け加える」ことによって

リビングを20畳以上にすることは容易にできます。

 

しかし、その希望の本質的な部分は一体何なのだろうか?

という部分を掘り下げてみると、

「目の届く場所でこどもの遊ぶスペースが欲しい」

「目の届く場所でこどもに学習をさせたい」

「くつろぐスペースには圧迫感のない、ゆとりが欲しい」

・・・という本来の希望が浮き出てくるかもしれません。

 

と、なるとその希望を叶える手段は

リビングを広くする一択だけではありません。

 

例えば、将来子ども部屋にできるようなスペースを

リビングに隣接させることによって、

サブリビングのように使用することも可能です。

 

目の届く場所で、お子さんの遊ぶスペースもできますし

リビング自体におもちゃが散らかることもありません。

もちろん、少し成長したお子さんの学習するスペースも

兼ねることができますよね。

もう少し成長したお子さんの個室に変化させることも

できるでしょうし、さらに遠い将来、

お子さんが巣立った後の、

ご夫婦の寝室とすることもできるでしょう。

 

「くつろぐための圧迫感のない、ゆとり」という観点から見れば

物質的な広さを広くするという方法以外にも、

視覚的に室内を広く感じさせるという方法もあります。

 

その方法の一つが、

室内で視界に入る【線】の数を、1本でも少なくすることです。

 

例えば、通常だと

ドアと天井との間に40〜50センチほどの垂れ壁がつくられるわけですが、

これによって壁の【線】が視界に入ることになります。

垂れ壁の【線】によって視線が遮断され、空間に区切りを感じてしまいます。

 

しかし、室内のドアの高さを天井の高さまでにすることにより

ドアと天井の間にできる線を統一させ、スッキリとさせることができます。

同時に天井付近の薄暗さもなくなるので、さらに視界が明るく開けて感じられます。

 

ドアと同様に、リビングの大きな掃き出し窓も

天井との間に40〜50センチほどの垂れ壁が作られるのですが

これも天井までの高さとし、

さらに、リビングに面して、

開放感があふれながらもプライバシーが確保された中庭を

設けることによって、視界は室内だけで区切られることなく

外へとつながっていきます。

 

実際の畳数以上に感じられる広々としたリビングは

「広さを付け加える」以外の方法でも

叶えることができるのです。

 

家づくりの過程において、多種多様な情報に触れると、

「無い」より「有る」方がいいに違いない

「少ない」より「多い」方がいいに違いない

と、夢のマイホームに、あれもこれもと、

付け加えたくなるかもしれません。

 

しかし、そこにはコストもかかります。

そして、付け加えることによって

将来、あなたの労力を費やす必要のあることを

増やしているということも忘れてはいけません。

 

『最小限のつくりで、最大限の豊かさを』

 

これは、コストを抑えるということ以外にも、

本当に自分に必要なものは何なのか?という本質の部分を

目先のモノを付け加えることだけにとらわれずに

幅広い視野から考え、選び取ることによって

これからの暮らしをより豊かにすることに

つながっていくのではないでしょうか。

 

あなたが「叶えたい希望」は本当に、

付け加えることでしか叶えられないのでしょうか。

今一度、立ち止まって考えてみませんか?

 

『最小限のつくりで、最大限の豊かさを』

 

この【SIMPLE NOTE(シンプルノート)】の

家づくりのコンセプトをカタチにした、

完成見学会・モデルハウスで

ぜひ実際にご体感いただければと思います。

では、また。

 

 

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