三協建設株式会社

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明るい気持ちで暮らせる住まい

2021.6.14
お金・設計・仕様

薄暗い場所に長時間いると、

気分もどんより落ち込みがちになる

・・・そんな経験はありませんか?

 

かといって、人工的な明るさがあればよいかというと

また自然の光とは違っていたりもしますよね。

 

やさしい自然の光に包まれた、明るい空間で過ごしていると

それにつられるように、気分も明るくなるような気がします。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

 

室内をやさしい光に満ちた明るい空間にするためには、

窓から光を安定的に採り込むことと、

その光を家全体にまんべんなく届けるための

工夫が必要となります。

 

そのためにまずは、カーテンを閉めなくてもいい窓をつくること、

その次に、窓から入ってくる光が家全体に広がるように、

室内仕上げをする必要があります。

 

では、カーテンを閉めなくてもいい窓をつくるためには、

どうすればいいのでしょうか。

 

それはその窓を、外から丸見えの状態にしないこと、ただそれだけです。

と、いうのも、カーテンを閉める一番の原因が「外からの視線」だからです。

でも、もちろん、室内からは外が見えるようにしながら・・・ということになります。

 

また、直射光が入りすぎることも

カーテンを閉めてしまう要因になりますので

直射光の採り込み方にも工夫が必要になります。

眩しすぎる光は、テレビなどが見にくくなる原因にもなりますし

床や家具などの痛みの原因にもなりますからね。

 

このようなコトに留意して窓をつくることが出来れば、

無駄にたくさんの数の窓をつくらずとも、

光はたくさん、室内に入ってくるようになります。

 

窓の数が減れば、窓のコストもカット出来るし、

同時にカーテンにかかるコストもカット出来ますしね。

 

次に、入ってきた光を

家全体に拡散させていくわけですが、

そのために欠かせない1つ目の要素が、

『白』を内装のベースカラーにすることです。

白は光を拡散してくれるカラーだからです。

 

また、光に満ちた明るい空間にするためには、

天井にもしっかりと光が届くべきなので、

天井と同じ高さの室内ドアを使い、

かつ、天井と同じ高さの窓を使うことで、

より光が縦横満遍なく拡散していくようにします。

 

さらに、廊下をつくらないことも大切なことです。

廊下が出来れば、そこで光が遮断されやすいですからね。

光が閉ざされた場所を明るくしようと思えば、

余分に窓を設置しなくてはいけなくなり、

コストアップの原因にもなってしまいますしね。

 

以上の点に留意すれば、

暗くなりがちな天井付近や、

暗くなりがちな家の北側にまでもしっかりと光が届き、

一日中、家全体に安定した明るさを

もたらすことが出来るようになります。

 

きっと、自然の光に満ちた明るい空間は、

あなたに心地いい時間を与えてくれることでしょう。

 

また、光の動きによって

時間の流れや四季の移ろいが感じられることは、

あなたに心の豊かさをもたらしてくれることでしょう。

 

さらに、光に満ちた明るい空間は、

あなたの住まいの開放感を、

さらに増大させてくれることでしょう。

 

ということで、

いつも自然が感じられるような

やさしい光に満ちた家にするためにも、

カーテンがなくても暮らせるような

間取りづくりを意識していただければと思います。

 

それが、明るく豊かな心で暮らし続けることが出来る

住まいにつながっていくのですから。

では、また。

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