三協建設株式会社

ブログ

blog

同じ「家」でも、買い方が違う?!

2021.7.16
お金・設計・仕様

「家を買う」となったら、選択肢は色々あると思います。

分譲住宅も、マンションも、中古住宅も

注文住宅も、同じ「家」ですよね。

 

でも、既に家が形として出来上がっている「分譲住宅、マンション、中古住宅」と、

なにもない状態からつくりあげる「注文住宅」では

「買う」という行為が指し示すものが

大きく違うということにお気づきでしょうか?

こんにちは。三協建設 堀内です。

既に家が形として出来上がっている

「分譲住宅、マンション、中古住宅」は

車の購入と同じように、

代金を支払って手に入るものがどんなモノなのか?

ということは購入する前に分かっています。

 

その価格には何が含まれていて、何が含まれていないのか

全てがハッキリしています。

 

それを全て理解し、納得した上で「契約」をすることになります。

契約した金額以上のお金を

後から支払うことになることはないはずです。

(もちろん、諸費用・手数料等はしっかりご確認くださいね。)

 

一方、なにもない状態から

あなたの希望によってつくり上げられる「注文住宅」は

出来上がった製品が目の前にない状態で、

今はまだ無いものに対して「契約」、

つまりそれを買うという行為が発生します。

 

ただ残念ながら、この段階ではまだ

つくり手である住宅会社側とあなたの間で、

イメージしているモノ(=家の完成形)は

完全には一致していません。

 

なぜならほとんどのケースで、契約「後」に

コーディネート作業が行われるからです。

(キッチンを決めたり、お風呂を決めたり、

棚板の数を決めたり、コンセントの数を決めたり・・・)

また、中にはプランを変更する場合もあるでしょう。

 

これから、決めていく「未決定」の内容があればあるほど

あなたと住宅会社の間に行き違いが発生しやすくなります。

 

なにもない状態からつくり上げる、ということは

どんなものでも、つくることができる、ということでもあります。

形が既にあるものなら「まぁ、仕方ないか・・・」と諦められることも

これから変えられるとなると、

「ここがもうちょっとだけ、こうだったら・・・」

「ここを、こう変えたら・・・」

と、変えたくなってしまうのが人の心というものですよね。

 

本来ならば、こういったすべてを一つ一つ決め切って、

あなたが納得のいく形ですべての金額を確認した後に

「買う」という行為が待っているはずですよね。

 

もうこれ以上、決める内容がない状態(=もう着工できる状態)であれば、

あなたのイメージした家と、「買う」家が

合致している可能性が高くなることでしょう。

 

でも、住宅業界の特殊な慣例から

注文住宅は全てを決める前に、

「契約」という行為がきてしまうという現実もあります。

 

ですので、値札がついておらず、形もまだ無い、

「注文住宅」という買い物をするときには、

この価格には、何が含まれていて、何が含まれていないのか

あなたの希望を叶えるとどれだけ価格が変わるのか、

実際に使える状態にするまでに、他にどれだけの費用がかかるのか

あなた自身が全てを理解した上で、

買うようにしていただければと思います。

契約した後に、知らないうちに予算オーバーにならないために・・・。

 

まだここに「無い」家を買う時には、

足し算ではなく、引き算の考え方で

詳しくは ↓こちらの動画をご覧ください。

 

では、また。

 

他のYou Tube動画はコチラ

 

 

 

email資料請求・お問合せはお気軽に