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間取りとコストの関係性-ランニングコスト編

2022.7.22
お金・設計・仕様

前回は、シンプルノートの家づくりについて

生活に密着した視点で間取りを考えれば、

イニシャルコストを抑えながら、

暮らしやすい家を建てることが出来る

ということをお伝えさせていただきました。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

今回は、イニシャルコストが抑えられれば、

同時にランニングコスト(維持費)も

抑えられるようになるという点についてお伝えしたいと思います。

 

例えば、シンプルノートでは快適性をより高めるために、

空気の流れを遮断してしまう廊下をカットしつつ、

部屋数や部屋の広さを見直すことによって、

出来るだけ家をコンパクトにしています。

 

これにより、家全体に空気が循環しやすくなり、

より冷暖房効果が高くなるからです。

 

また、同時に最小限の窓で、

明るさと開放感を実現することも意識しているのですが、

これにより、自然と断熱性能も高くなります。

単純に、窓よりも壁の方が断熱性能に優れているからです。

 

これらの工夫によって、面積や部材にかかるコストを抑え、

結果、イニシャルコストを抑えると共に、

継続してかかり続ける冷暖房コストも

抑えるようにしているというわけですね。

 

さらに、家がコンパクトになれば、

毎年支払っていくことになる固定資産税も

多少ではありますが安くなります。

 

家がコンパクトになった分、

購入する土地の面積もコンパクトに抑えることが出来るわけですから

土地の固定資産税も多少なりとも安くなります。

土地がコンパクトになれば

その分の外構工事費用も抑えられるし、

継続的にかかってくる、庭の維持管理の手間も

抑えることが出来るようになります。

 

さて、ここまでは家を所有することによる

代表的なランニングコストとして、

光熱費と固定資産税について、

お伝えさせていただきましたが

ここからは、「メンテナンスコスト」について

お伝えしていきたいと思います。

 

これも、家を維持していく上で

とても大切なランニングコストです。

シンプルノートでは、このメンテナンスコストを

出来るだけ抑えられるように

2つのコトを意識しながら家づくりを行っています。

 

まず1つ目が「平屋」にすることです。

平屋にすれば、

外壁を塗り替えする時の足場代をカット出来るし、

平屋は、2階建てより屋根面積は大きくなるものの、

屋根よりも圧倒的に面積が広い外壁が、

2階建てよりも小さくなるため、

その分、塗装費用を抑えられるからです。

 

つまり、外部の塗り替えにかかるコストを、

抑えることが出来るというわけです。

 

長く住み続けることを考えると

おそらく最低でも2〜3回は外壁の塗り替え工事を

することになるでしょうからね。

 

そして、2つ目の工夫が、

家の正面から汚れの原因となる部材を

なくしているということです。

汚れの原因となる部材とは

窓、換気扇、エアコンのダクトカバー、

室外機、給湯器、といった部材のことを指しています。

 

これらが正面になくてもいいように、

間取りを考えることが出来れば、

家の正面を汚す原因がなくなります。

 

結果、道路側からいつも目にする正面が汚れにくくなり、

汚れが目立たない状態が維持出来れば、

塗り替えの周期を少しでも

長くとることが出来るようになりますから。

 

家づくりのイニシャルコストを抑えると同時に、

ランニングコストも抑えることを意識しながら、

間取りや外観を考えているのがシンプルノートの家づくりなのです。

 

ということで、間取りとコストの関係性は

パッと分かりやすい部分だけではないということが

お分かりいただけたでしょうか?

デザインはもちろんのこと

是非、こういった点にも目を向けていただきながら

シンプルノートの家をご覧になってみてくださいね。

 

では、また。

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