お金の不安は整理できていないことが原因?家づくり前に考えたい3つのお金
2026.06.16
お金の不安は「足りないこと」より「整理できていないこと」から生まれる
こんにちは。三協建設の堀内です。
家づくりのご相談を受けていると、間取りや土地の話と同じくらい、よく出てくるのが「お金の不安」です。
住宅ローンを組んでも大丈夫なのか。
教育費はどのくらい必要なのか。
老後のお金は足りるのか。
今の収入で家を建てても、暮らしは苦しくならないのか。
こうした不安を感じるのは、とても自然なことだと思います。
ただ、いろいろなご家庭のお話を伺っていると、実は多くの場合、
「お金が足りないから不安」というよりも、
お金の流れが整理できていないから不安になっているというケースが少なくありません。
CONTENTS
収入が多くても、不安な人はいます
例えば、毎月40万円の収入があったとしても、お金に対して不安を感じている方はいます。
一方で、そこまで収入が高いわけではなくても、比較的安心して暮らしている方もいます。
この違いは、単純に収入の金額だけでは決まりません。
もちろん、収入は大切です。
でも、それ以上に大切なのは、
自分たちのお金が、何に、どれくらい使われているのかを把握できているかどうかです。
毎月なんとなくお金が出ていく。
気づいたら残高が減っている。
将来必要なお金がどれくらいか分からない。
住宅ローンを組んだ後の暮らしがイメージできない。
この状態だと、収入があっても不安は消えにくいんです。
お金は3つに分けて考えると整理しやすい
お金のことを考える時、いきなり細かい家計簿から始めようとすると、少しハードルが高く感じる方も多いと思います。
そこで、まずは大きく3つに分けて考えてみるのがおすすめです。
それが、
①生活費
②ライフイベント費
③資産形成費
の3つです。
この3つに分けるだけでも、お金の見え方はかなり変わります。
①生活費|今を生きるためのお金
まず1つ目は、生活費です。
生活費とは、毎日の暮らしを続けていくために必要なお金のことです。
例えば、
・食費
・光熱費
・通信費
・車の維持費
・保険
・医療費
・日用品
・趣味や娯楽費
などがここに入ります。
この生活費は、基本的に毎月継続してかかるお金です。
家を建てる時に見落としてはいけないのが、住宅ローンの返済だけではなく、この生活費も当然これまで通り必要になるということです。
家を建てた後も、食費はかかります。
光熱費もかかります。
車の維持費も、保険も、子どもにかかるお金もあります。
だからこそ、住宅ローンを考える時には、「月々いくら返せるか」だけではなく、
今の暮らしに必要なお金を残した上で、無理なく返済できるか
を見ることが大切です。
②ライフイベント費|未来に使うお金
2つ目は、ライフイベント費です。
これは、毎月必ず出ていくお金ではないけれど、人生の節目でまとまって必要になるお金です。
例えば、
・教育費
・住宅購入
・車の買い替え
・旅行
・リフォーム
・結婚
・出産
などです。
こうしたお金は、毎月の生活費とは違って、あるタイミングで大きく必要になることがあります。
特に家づくりでは、住宅購入に目が向きやすいのですが、家を建てた後にも、車の買い替えや教育費、将来のメンテナンス費などは続いていきます。
ここを考えずに家づくりを進めてしまうと、建てた直後は問題なくても、数年後に家計が苦しくなることがあります。
大切なのは、家を建てる時点だけで判断しないことです。
5年後、10年後、20年後にどんなお金が必要になりそうか。
子どもの進学時期はいつか。
車の買い替えはいつ頃か。
家のメンテナンス費はどう準備していくか。
こうしたことを事前に整理しておくと、家づくりの予算も考えやすくなります。
③資産形成費|未来に備えるお金
3つ目は、資産形成費です。
これは、将来に備えてお金を育てるためのお金です。
例えば、
・貯蓄
・NISA
・iDeCo
などがここに入ります。
もちろん、資産形成の方法はご家庭によって考え方が違います。
無理に何かを始める必要はありません。
ただ、将来の安心を考える上で、
「今あるお金をどう使うか」だけではなく、
将来のためにどう残していくか、どう育てていくか
を考えることは大切です。
家を建てる時にも、ここはとても重要です。
住宅ローンの返済に家計の余力をすべて使ってしまうと、将来のために残すお金がなくなってしまいます。
家は大切です。
でも、家だけが人生の目的ではありません。
家を建てた後も、旅行に行ったり、子どもの成長を応援したり、老後に安心して暮らしたりするためのお金も必要です。
だからこそ、家づくりの予算は、資産形成のことも含めて考える必要があります。
3つのお金がごちゃ混ぜになると、不安になる
お金の不安が大きくなる原因のひとつは、この3つのお金がごちゃ混ぜになってしまうことです。
生活費なのか。
将来のイベントに使うお金なのか。
資産形成に回すお金なのか。
ここが整理できていないと、今いくら使っていいのか、どれくらい残しておけばいいのかが分からなくなります。
すると、必要以上に不安になったり、逆に使いすぎてしまったりします。
お金の安心は、収入の高さだけで決まるものではありません。
自分たちの暮らしに必要なお金。
これから必要になるお金。
未来のために備えるお金。
この3つを整理することで、家づくりの判断もしやすくなります。
家づくりは、お金の整理から始めるのがおすすめです
私たちは、家づくりを考える時に、
いきなり間取りや土地、建物の金額だけを決めるのではなく、
まずは暮らしとお金を整理することが大切だと考えています。
どんな暮らしをしたいのか。
毎月どれくらいのお金が必要なのか。
将来、どんなライフイベントがありそうなのか。
住宅ローンを組んだ後も、無理なく暮らしていけるのか。
ここを整理せずに家づくりを進めてしまうと、
「建てること」はできても、
「安心して暮らし続けること」が難しくなる場合があります。
家づくりで大切なのは、建てた瞬間の満足だけではありません。
建てた後の暮らしが、無理なく続いていくこと。
家族が安心して暮らせること。
将来のお金に対して、必要以上に不安を抱えないこと。
そのためにも、まずはお金を整理することから始めてみてください。
まとめ|不安をなくす第一歩は、整理すること
お金の不安は、収入が少ないからだけで生まれるわけではありません。
多くの場合、
何に使っていて、何に備えるべきかが見えていないこと
が不安につながっています。
お金は、
①生活費
②ライフイベント費
③資産形成費
この3つに分けて考えると、整理しやすくなります。
家づくりを考え始めたら、土地や間取りの前に、まずは自分たちのお金の流れを見直してみる。
それだけでも、家づくりの不安はかなり変わってくると思います。
三協建設の「くらしとおかねの学びば」では、家づくりの前に、暮らしやお金のことを一緒に整理する時間を大切にしています。
住宅ローンのこと、家計のこと、将来のお金のこと。
何から考えたらいいか分からない方も、まずは今の状況を整理するところから始めてみませんか?
家を建てる前に、“くらしとおかね”を整える。
それが、安心できる家づくりの第一歩だと思います。




