三協建設株式会社

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洗濯物を部屋干ししたい?

2022.12.19
お金・設計・仕様

だんだんと寒くなってきましたよね。

冬の間は、帰宅時にはもう真っ暗で、

洗濯物が冷たくなってしまうから

部屋干しにしている!という方もいらっしゃるかもしれません。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

「洗濯物を家の中で干したいから

ランドリールームをつくってほしい」

というご要望もよく伺います。

 

とはいえ、ランドリールームをつくる時には、

気をつけた方がいいポイントがありますので

それについて今回はお伝えしたいと思います。

 

ポイントその1【コスト】

 

ランドリールームでゆったり洗濯物を干すためには、

最低でも2帖、出来れば3〜4帖は

欲しいところではないでしょうか?

 

そして、このランドリールームを

洗面スペースとは別につくりたいと

お考えの場合もあると思います。

 

しかし、理解しておかなければいけないことは、

“家の面積が大きくなれば、

その分家のコストも高くなる”ということです。

 

家の面積が大きくなれば、

それに連動して、

1帖につき25〜30万円ずつ

コストが高くなっていきますからね。

 

それゆえ、コストを抑えるためには

洗面とランドリールームを兼用としたり、

あるいは、ランドリールームをつくる代わりに、

他の何かを削るという視点が必要となってきます。

 

ポイントその2【通風と日光】

 

リビングや寝室といった居室は南側に配置し、

洗面やお風呂といった水回りは北側に配置するのが、

一般的な設計の考え方となっています。

 

しかし、この考え方に縛られたままだと、

洗面やランドリールームは、

日光が当たらない場所に配置されることになるし、

同時に、風通しも悪くなってしまいます。

 

もちろん、このような配置になった場合でも、

サーキュレーターや扇風機を回しておけば、

洗濯物はしっかりと乾くのですが、

出来ることなら、自然の風が通り抜けると

さらに清々しい気持ちになりますよね。

 

また、日光は洗濯物の乾燥に

必要不可欠な要素ではないのですが、

出来ることなら、室内だったとしても、

日光を当てることによって、

除菌された気持ちいい

フカフカの洗濯物にしたいですよね。

 

もしあなたが、そうしたいとお考えなら、

『居室=南側』『水回り=北側』という考えは、

一旦、あなたの頭の中から排除してみてください。

 

ランドリールームに、

安心して窓が開けられる大きな窓を設置出来て、

たっぷりと気持ちいい風を採り込むことが出来たら・・

また、その窓からたくさんの日光を採り込めるとしたら・・

 

そのスペースは、寒くもなりにくいし、

同時に、ジメジメしにくい場所になると思いませんか?

 

当たり前に縛られることなく、

その敷地の環境に合わせながら、

最適な場所にランドリールームをつくることを

心がけていただければと思います。

 

では、また。

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