三協建設株式会社

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片付けやすさと生活パターン

2023.3.13
お金・設計・仕様

片付けやすい家と片付けにくい家の

どちらがいい?と聞かれたら

おそらく10人中10人が

片づけやすい家と答えるでしょう。

 

では、片付けやすい家というのはどんな家ですか?

収納スペースが広い家でしょうか?

こんにちは。シンプルノート 熱田/一宮スタジオ 堀内です。

例えば、収納スペースを広くとりたい!と

大容量のウォークインクローゼットと寝室を

2階につくった場合、

あなたは、いつも着る服やカバンを

毎回、2階まで持って行くでしょうか?

着替える時に、わざわざ2階にある寝室まで行って

着替えるでしょうか?

 

生活の中心はおそらくLDKがある1階ですよね。

着替えの服やカバンを持って

片づけるためだけに2階に上がるのは、面倒ではないですか?

 

そうするとどんな行動をとるでしょうか。

そう、リビングやダイニングに置きっぱなしになるのが

目に浮かびませんか?

 

もちろん家族全員が「片づけるのが大好き」

「億劫になどならないですぐに片付けられる」

という場合は、問題はないと思いますが、

どんな人でも、疲れている時など、

2階へ上がるほんのひと手間が

しんどい時ってあるものですよね。

 

いつも使うものは、

結局、いつも過ごすあたりに

ずっと置いておきたくなるというのが

人の心理ではないでしょうか。

 

それは、子どもたちにもいえますよね。

いちいち2階の自分の部屋まで持っていくのも、

持ってくるのも面倒臭いと思う気持ちは否定できません。

 

そうこうしていると、あっという間に

リビングやダイニングに、

服やカバンや荷物がゴロゴロと

転がっている家の出来上がりです。

せっかく広い収納スペースを確保したというのに、です。

 

では、片づけやすい家をつくるための

解決策は一体何でしょう?

 

この問題点は、1階に部屋がなく、

収納も少ないことなのですが、

これを解決するために多くの方が、

2階とは別に、1階にもう1つ部屋をつくろうとします。

 

ですが、これはコストが上がるという

別の問題を生み出すことになるので、

あまりオススメ出来る解決策ではありません。

 

では、どのように解決すればいいのでしょう?

 

この最良の解決策は、平屋にすることです。

平屋にすれば、すべての部屋と全ての収納が

リビングや洗面と同じフロアになるため、

わざわざもう1つ部屋をつくる必要がないし、

水平移動だけで済むため、自分の部屋に、

服やカバンを片付けやすくなるからです。

 

あるいは、平屋を建てるのが

無理そうな土地であれば、

せめて子ども部屋か寝室のいずれかを

1階につくることです。

 

子ども部屋を1階につくれば、

子どもたちが自分の部屋に、

服やおもちゃや学校道具を

持って行ってくれやすいし、

寝室を1階につくれば、

家族みんなの衣類や荷物を

そこに片付けやすくなるからです。

 

いかがですか?

 

このような家にすれば、

だいぶリビングやダイニングが

散らかりにくくなるのではないでしょうか?

 

建てた後、自分や子どもたちが、

どんな生活パターンで

どんな風に家を使うのかを想像しながら、

家づくりをしていただければと思います。

 

自分たちのライフスタイルに合う家こそ、

使いやすく、片付けやすく、住みやすい家なのですから。

では、また。

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