一宮市で平屋を新築したい人必見!“高い”と思われがちな平屋の本当のコストとは?
2025.05.16

「一宮市で新築するなら平屋が理想だけど、コストが高そうで難しいかも…」
そんなふうに考えていませんか?
こんにちは。SIMPLE NOTE(シンプルノート)熱田/一宮スタジオ~三協建設の堀内です。
実際、「平屋は高い」といった印象をお持ちの方は多く、本当は平屋にしたいのに、最初から諦めてしまっているという声も少なくありません。
確かに、原材料費の高騰や建築コストの上昇により、平屋の価格が高く感じられるのは事実です。
特に一宮市のような住宅需要が高い地域では、土地の広さの確保もネックになることがあります。
ですが、感覚的な「高そう」というイメージだけで平屋を候補から外してしまうのは、少しもったいないかもしれません。
なぜなら、論理的に整理してみると、平屋は決して「高額すぎる家」ではないからです。
今回は、「なぜ平屋は本当に高いのか?」「実はコストを抑えられる理由は何なのか?」といった視点から、平屋新築の現実について、一宮市での家づくりを考えている方に向けてお話していきます。
CONTENTS
平屋はなぜコストが抑えられるのか?
結論からお伝えすると、平屋は「2階建てよりも延床面積をコンパクトにできる」ため、総額としてそこまで大きな価格差が生まれないケースも多いです。
では、なぜ面積を小さくできるのか?
その鍵となるのは、2階建てには必要で、平屋には不要な“空間”の存在です。
階段のスペースが不要
2階建て住宅には必ず必要な「階段」。
この階段は、上下階をつなぐ役割を持ちながらも、スペースとしては上下合わせて約2坪(=4帖)を占めます。
一方、平屋には階段が不要。
つまり、この約2坪分をまるごと削減できるわけです。
これだけでも、設計全体のボリュームをコンパクトに抑えることが可能になります。
トイレも1つで済む場合が多い
2階建ての場合、1階と2階それぞれにトイレを設置することが多くなります。
ですが、平屋であれば基本的に1つあれば十分というご家庭も多く、もう1帖(=0.5坪)ほど、スペースを圧縮することができます。
もちろん、必要であれば2つ設けることも可能ですが、ライフスタイルに応じて「無理のない選択」がしやすいのも平屋の魅力です。
廊下を減らせる設計が可能
平屋は動線がフラットになるぶん、部屋と部屋のつながりを工夫しやすく、廊下を最小限に抑えることができます。
その分、無駄なスペースを減らし、居住空間に充てる面積を最大限に確保できるのです。
平屋と2階建ての大きな違いは“使いやすさ”
コストの話だけでなく、平屋が持つ魅力として忘れてはならないのが「暮らしやすさ」です。
たとえば家事。
2階建ての場合、洗濯物を干すために階段を上り下りしたり、掃除や荷物の出し入れも階をまたぐ必要があります。
しかし平屋であれば、生活動線はすべてフラット。
掃除・洗濯・収納といった家事が1階だけで完結するため、暮らしのストレスが格段に減ります。
また、子ども部屋が1階にあることによって、子どもたちも自分の部屋を使いやすくなります。
リビングに散らばりがちな勉強道具やおもちゃなども、自然と自室に片付けやすくなりますし、家族の目の届く範囲にあるという安心感もあります。
平屋にすることで不要になる“もう1部屋”
さらに平屋にすることで、設計上、不要になる部屋が出てくるケースもあります。
たとえば2階建てでは、子どもがまだ小さいうちは“収納兼客間”のような部屋を設けることがあります。
親御さんが泊まりに来たときの寝室や、将来的に主寝室として使うことを見越して設計することも多いでしょう。
ですが、平屋では寝室や子ども部屋もすべて1階に集約されるため、そうした「とりあえずの部屋」を省くことができます。
このように、2階建てでよく見られる4.5帖〜6帖(=2.25坪〜3坪)程度の部屋をなくすことができれば、それだけで建築コストをグッと抑えることができるのです。
平屋=高い、は思い込みかもしれません
このように一つひとつを冷静に見ていくと、「平屋は贅沢で高いもの」と思い込んでいた方も、「あれ?意外と現実的かも」と感じられるのではないでしょうか。
実際、一宮市での新築計画でも、土地の形状や建築条件によっては、2階建てとほぼ変わらない価格で平屋が建てられるケースも少なくありません。
ただし、平屋の設計には“コツ”が必要
もちろん、平屋には平屋ならではの設計の難しさもあります。
生活動線、採光、通風、プライバシーの確保など、フラットな空間だからこそバランスよく設計することが求められます。
このあたりは、また次回のブログで「平屋を建てる際に注意しておきたいポイント」として詳しくお伝えしていきますね。
一宮市で平屋の新築をご検討の方へ
平屋には、“高い”というイメージを覆す、合理的で快適な暮らしの選択肢が詰まっています。
ご興味のある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
では、また。