三協建設株式会社

ブログ

blog

消費税が上がることよりもっと大切なこと

2018.11.5
お金・設計・仕様

来年の今頃には、

もう消費税は10%・・・。

ひぇ~って思いますよね。

 

でも。

消費税が上がるからといって

焦って家を買ってはダメですよ~

こんにちは。三協建設 堀内です。

 

焦るとよいことはありません。

 

家の買い時は

あなた自身が「計画」を

たてた後ですよ~とお伝えさせて頂いております。

増税前は家の買い時なのか?

 

じゃあ、

「計画」って何からたてたらいいの~?

と思われますよね。

 

それは、家づくりにおいて

一番大切なコト。

つまり、【お金】のことからです。

 

なんだか、現実的な響きがしますよね・・・。

【お金】って。

夢のマイホームの計画なのに。

 

もっとワクワクする内容を考えたいですよね。

こ~んな間取りがいいな~とか

家族一緒に料理するならこんなキッチンで~とか

インテリア雑誌をみたり~

住宅雑誌をみたり~

最新機器のカタログをみたり~

一生に一度あるかないかのことなんですから、

夢を見ていたいじゃないですか!

 

そうですよね。

それも、いいと思います。

・・・あなたの目的が“家を建てること”だけであれば。

 

でも、よ~くよく考えてみてください。

「あなたが家を建てる目的は何ですか?」

まずはじめにブログ参照)

 

あなたの目的が“生涯において幸せに暮らすこと”であり、

手段として“家を建てる”のであれば、

後悔しないためには、

一番大切な【お金】のコトを

後回しにしてはいけないのです。

 

【お金】の計画、つまりは

【資金計画】から

始めなければいけないということですね。

 

「資金計画なら住宅会社でやってくれるよ~」

と、思われたかもしれませんね。

でも、その【資金計画】って

実は、ローンの【返済計画】だったりしていませんか?

 

年収から「○○○○万円まで住宅ローンが借りられる!」とか、

「今の家賃が○万円だから、

月々○万円返済の住宅ローンなら借りられる!」とか。

 

それって【資金計画】じゃなくて

ローンの【返済計画】です。

 

例えば、同じ会社に勤める同僚の

Aさん家族とBさん家族。

ご主人の年収はほぼ同じだったとします。

ですが、まず家族構成が違います。

 

Aさん家族はご夫婦と小学生と幼稚園児のお子さんの計二人。

奥さんは今は専業主婦で、

お子さんが大きくなったらパートに出ようかな~と

考えていらっしゃいます。

 

Bさん家族はご夫婦と保育園児のお子さん一人。

奥さんは育休を経て、

今は時短で会社に勤めていらっしゃる共働き世帯です。

 

 

こんな2家族がそれぞれ住宅会社へ

家を見に行きました。

「年収はおいくらですか?」

「〇〇〇万円です」

「ローンの借入は奥様の収入も合算されますか?」

「いいえ。私のみの収入で計算してください。」

「でしたら、〇〇〇〇万円まで借入可能となります。」

・・・同じ資金計画でよいのでしょうか。

 

これからお子さんにかかる教育費も違うでしょう。

元々の貯蓄額も違うかもしれません。

でも、年収から計算された「〇〇〇〇円まで住宅ローンが借りられる」は

そんなことは全く考慮されていません。

 

金融機関がご主人の年収を元に計算した

貸し出せる、最大値でしかありません。

その上、返せる金額とは限りません。

 

例えば、「今の家賃と同じ支払い金額の住宅ローン」は、

どんな種類のもので、金利は何%として設定されているのでしょうか。

将来、金利が上がる可能性はないのでしょうか。

もし上がる可能性があるのなら、

その時期はお子さんの教育費が

かさむ時期と重なったりしていないでしょうか。

定年後、収入が下がった後のことも考慮されたものなのでしょうか。

 

根拠があいまいな【返済計画】ですよね。

しかし、これらが一般的には【資金計画】と言われているため、

あなたもこれをイメージされたのだと思います。

 

では、家づくりで

本当にしなくてはいけない【資金計画】とは

どんなものなのでしょうか。

 

本当にしなくてはいけない【資金計画】。

それは、根拠のある数字を出すことです。

 

そのためには

『生涯において使ってもよい住宅予算』を把握すること

そして『本当の家の値段』を知ること

 

この2つから始めなくてはならないのです。

 

家を建てた後

どんな風に暮らしていきたいですか?

ライフスタイルによって様々な支出があります。

 

人生の三大支出といわれているのが

1.住居費

2.教育費

3.老後費

です。

 

この三大支出を踏まえたうえで、

「生涯にわたって」の家計設計をしていくのです。

 

お子さんの教育方針によっても

教育費は大きく変わってくるでしょう。

もちろん、お子さんの人数によっても。

 

また、老後に向けてどんな備えを

しているかにもよって退職後の収入面も

大きく変わってくるでしょう。

その上で、

あなたが家を建てた後の暮らしに

負担がかかってこない総支払い金額は

一体どれくらいの予算になるのかを把握しなくては、

いけないのです。

 

 

それが、

『生涯において使ってもよい住宅予算』を把握すること

なのです。

 

その上で、表示された金額だけではない

『本当の家の値段』を見ていかなくてはいけないのです。

 

「計画」って、なんだか面倒くさそうだな~。

と、思われる方も多いかもしれませんね。

 

もちろん、こんな面倒なこと

見ないフリをすることだって出来ると思います。

増税前だから、買っちゃえ~!!と

勢いで家を購入することだって出来ると思います。

 

でも、後々後悔しないためには

絶対に、必要なコトでもあるのです。

 

それを

選ぶも

選ばないも

あなた次第です。

 

では、また。

email資料請求・お問合せはお気軽に