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教育費と住宅ローンを除いても生活費は月28万円?見落としがちな支出と家計の整え方

2026.07.07

教育費と住宅ローンを除いても生活費は月28万円?見落としがちな支出と家計の整え方

こんにちは、三協建設の堀内裕輔です。

家づくりや住宅ローンのご相談をしていると、

「教育費もあるし、老後資金も心配です」

「住宅ローンは、いくらまでなら大丈夫ですか?」

「毎月の生活費って、みなさんどれくらいかかるんですか?」

といったご質問をよくいただきます。

そこで、まず知っておきたいのが、今の生活費です。

家計を整理してみると、教育費と住宅ローンを除いても、生活費が月28万円前後になるご家庭があります。

この金額だけを見ると、

「そんなにかかるの?」

「うちは、そこまで使っていないと思う」

と感じる方も多いと思います。

ただ、生活費は食費や光熱費など、毎月分かりやすく出ていくお金だけではありません。

毎月ではないからこそ見落としやすい支出まで含めて考えると、実際に暮らしに必要なお金が見えてきます。

食費や光熱費だけなら、生活費は約15.5万円?

例えば、生活費としてイメージしやすい項目を並べてみます。

・食費:7万円

・日用雑貨:1.5万円

・光熱費:2万円

・通信費:1.5万円

・趣味・娯楽:2万円

・その他雑費:1.5万円

合計すると、約15.5万円です。

このくらいの金額を見て、

「生活費って、だいたいこれくらいかな」

と考える方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、ご家族の人数や暮らし方、住んでいる地域、車の有無によって金額は変わります。

ただ、この計算には、毎月必ず支払うわけではないお金が入っていません。

ここが、家計を考える上で見落としやすいところです。

毎月払わない支出も、生活費の一部です

例えば、次のようなお金です。

・洋服代:月平均1万円

・車の維持費:月平均約3万円

-ガソリン代

-車検

-自動車税

-任意保険

-点検や消耗品の交換

・家電の買い替えや家の修繕費:月平均約1.5万円

・固定資産税:月平均約1万円

車検や自動車税は、毎月支払うものではありません。

家電も、毎月買い替えるわけではありません。

でも、車を所有して暮らしているなら、車検や税金、保険、修理やタイヤ交換などは必要になります。

冷蔵庫、エアコン、洗濯機なども、いつかは買い替えの時期が来ます。

こうしたお金は、発生した月だけを見ると大きな出費に感じますが、年間で考えて12か月で割ってみると、本来は毎月少しずつ準備しておくべき生活費だと分かります。

帰省、旅行、保険、医療費も暮らしに必要なお金

さらに、毎日の生活を続けていく中では、こんな支出もあります。

・実家への帰省:月平均約1万円

・毎年の旅行や家族でのおでかけ:月平均約2万円

・冠婚葬祭費:月平均約0.5万円

・保険料:月平均約2万円

・医療費:月平均約0.5万円

これらも、ぜいたくな出費として切り離すのではなく、そのご家族にとって必要な暮らしの一部として考えることが大切です。

✓家族で旅行に行くこと

✓実家に帰省すること

✓子どもとの思い出をつくること

✓突然の病気やケガに備えること

こうしたことも含めて、自分たちがどんな暮らしを続けたいのかを考えていく必要があります。

約15.5万円+約12.5万円で、生活費は約28万円に

ここまでの例をまとめると、

生活費としてイメージしやすい支出が約15.5万円。

そして、毎月ではないため見落としやすい支出が約12.5万円。

合計すると、約28万円になります。

もちろん、すべてのご家庭で生活費が月28万円になるわけではありません。

✓車が1台か2台か

✓保険にどれくらい入っているか

✓帰省や旅行をどれくらいするか

✓家族構成や子どもの年齢はどうか

条件によって、必要なお金は大きく変わります。

ただ、重要なのは、毎月の引き落としだけを見て生活費を判断しないことです。

年に数回しか発生しないお金も含めて考えてはじめて、本当の生活費が見えてきます。

「老後に28万円必要」ではなく、今も使っているかもしれません

老後資金の話になると、

「老後に月28万円も必要なんですか?」

と驚かれることがあります。

でも実は、老後になったら急に28万円が必要になる、ということではありません。

今もすでに、それくらいのお金を使っているかもしれないということです。

子どもが独立すれば、教育費や子どもにかかる日常的な支出は変わるかもしれません。

一方で、年齢を重ねれば医療費が増えることもありますし、住まいのメンテナンスや車の維持、夫婦で楽しむためのお金も必要になります。

老後資金を考える時に大切なのは、世間一般の数字だけを見て不安になることではありません。

まずは、自分たちが今どんな暮らしをしていて、何にお金を使っているのかを知ることです。

住宅ローンを考える前に、今の生活費を整理する

家づくりでは、住宅ローンの返済額だけに目が向きがちです。

「今の家賃と同じくらいなら払えそう」

「月々これくらいなら大丈夫そう」

もちろん、それもひとつの目安になります。

ただ、住宅ローンは何十年も続くものです。

家を建てた後も、食費や車の維持費、保険、旅行、家電の買い替え、固定資産税などは続いていきます。

さらに、教育費や老後資金、将来のメンテナンス費も考えていく必要があります。

だからこそ、住宅ローンをいくら借りられるかではなく、

今の暮らしを続けながら、将来にも備えられる返済額はいくらか。

ここから考えることが大切です。

まとめ|生活費を知ることは、未来を知ること

教育費や住宅ローンを除いても、生活費は思っているよりかかっていることがあります。

食費や光熱費など、毎月分かりやすい支出だけではありません。

車検や自動車税、固定資産税、家電の買い替え、帰省、旅行、冠婚葬祭、保険、医療費なども、暮らしを続けていくために必要なお金です。

将来のお金が不安な時ほど、未来の数字だけを見るのではなく、まずは今の生活費を整理してみてください。

今の暮らしにいくら必要なのかが見えてくると、住宅ローンの考え方も、教育費や老後資金への備え方も変わってきます。

くらしとおかねの学びばでは、家づくりの予算だけではなく、これからの暮らしとお金を一緒に整理するご相談を行っています。

「住宅ローンはいくらまでなら大丈夫?」

「家を建てた後の生活も苦しくしたくない」

「教育費や老後資金も含めて、家計を見直したい」

そんな方は、まず今の生活費を見える化するところから始めてみませんか。

くらしとおかねの学びば 代表:堀内裕輔 / 運営:三協建設株式会社

よくある質問

Q. 生活費には何が含まれますか?

食費、日用品、光熱費、通信費、保険、医療費、洋服代、車の維持費、趣味・娯楽費などが含まれます。

さらに、車検や自動車税、家電の買い替え、固定資産税、旅行や帰省など、毎月ではない支出も年間で考えて生活費に含めることが大切です。

Q. 生活費が月28万円は、すべての家庭に当てはまりますか?

いいえ。

月28万円は、家計を整理する際の一例です。

家族構成、車の台数、住んでいる地域、保険の内容、趣味や旅行の頻度などによって必要な生活費は変わります。

大切なのは、一般的な数字をそのまま当てはめることではなく、ご自身の家庭の支出を整理することです。

Q. 家づくりの前に生活費を把握した方がいいですか?

はい。

住宅ローンの返済額だけで住宅予算を決めると、建てた後の生活に余裕がなくなることがあります。

現在の生活費、教育費、将来の資産形成、住まいの維持費まで含めて整理した上で、無理のない住宅ローンと家づくりの予算を考えることが重要です。

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