三協建設株式会社

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注文住宅のいいところ

2019.7.19
お金・設計・仕様

注文住宅は、あなたに合わせて注文して建てる住宅ですから

今、現物として目の前に存在していません。

値札もついていません。

 

そんなときに、判断材料としてこういった質問を

投げかけることもあるかと思います。

 

「だいたい30坪ぐらいの広さで家を考えています。

どのくらいの価格で建てられますか?」

 

でも、実はこの質問。

どんな答え方もできてしまう質問なのです。

こんにちは。シンプルノート熱田スタジオ/一宮スタジオ 堀内です。

 

どんな答え方もできてしまう・・・というのも、

どのような建て方をするのかによって

同じ30坪でも価格が全く異なってくるからです。

 

例えば、30坪という広さを平屋で建てるとしたら、

(もちろん仕様にもよりますが)

1,900万円ぐらいの価格になるのではないでしょうか。

しかし、1・2階とも15坪ずつの

総二階建て住宅で建てるとしたら、

1,700万円ぐらいで建てることが可能となります。

 

同じ30坪で、同じ材料を使ったとしても

家の建て方によって、

これだけの価格差が出てくることになるのです。

 

同じ2階建てでも、

1階の面積が大きく、2階の面積が小さい家と、

先程の1・2階の面積が同じである総二階建て住宅とでは

また、大きく価格が異なってきます。

 

仮に、1階が22坪で、2階が8坪の家を建てるとしたら、

先程の平屋と同じぐらいの価格になる場合も多くなります。

 

このように、価格については

どんな答え方もできてしまうからこそ

安易にお答えしにくかったりするのです。

 

でも、大切なことは実は

『いくらで“30坪”の家が建てられるのか?』

ではなく

『自分の生涯に使ってもよい住宅予算はいくらで、

どんな暮らしのために、その予算の中でどんな家を建てるのか?』

ではないのでしょうか。

 

先程の例で、仮に資金計画の結果、

あなたが家(建物)に費やせる予算が

1,700万円であるという結果が出た場合に

私が提案するとしたら、

それは、“30坪”の総二階建て住宅でもなく、

また予算を300万円オーバーした“30坪”の平屋でもありません。

 

シンプルノート熱田スタジオ/一宮スタジオ が

あなたにご提案するのは、この予算内で、

あなたにとって生涯に渡って最も暮らしやすい住まいです。

 

提案の一つとして、こんな案があります。

この予算の中で建てることが出来る平屋をご提案し、

1,700万円という予算の場合であれば、

おそらくその面積は24〜26坪ぐらいになると思います。

(敷地によっては無理な場合もありますが)

そうです。“30坪”の家ではなく・・・です。

 

「24〜26坪?!それは狭いでしょう!!」

きっと多くの方がこのようにお感じになるでしょう。

しかしながら、実際のところは、24〜26坪の住まいは、

決してあなたが想像した通りの狭苦しい家ではありません。

 

24〜26坪あれば、まず玄関に2帖の土間収納をつくることが出来ます。

そして、このぐらいの広さの土間収納があれば、靴や冬のアウターだけでなく

自転車や趣味のものも片付けておくことが出来ます。

 

 

また、LDKも16帖とゆったりしており、

対面キッチンで4人掛けのダイニングテーブルが置けて、

3人掛けのソファーも置くことが出来ます。

 

キッチンの裏には、4帖ほどのたっぷりとしたパントリー&納戸をつくることも出来ます。

 

さらに、洗面と脱衣室を別々に分けることも出来るので、

脱衣室には、洗剤類だけじゃなく、ランドリーボックスやハンガーも置けるし

フェイスタオルやバスタオルも全部収納しておくことが出来ます。

 

 

寝室にも3帖ものたっぷりとしたウォークインクローゼットをつくることも出来るので、

収納に困ることはまずないでしょう。

お子さんの部屋もしっかり2室確保することが出来ます。

お子さんの部屋が1階にあれば、おもちゃや絵本といった荷物を

この部屋に片付けておくことが出来るので、

2階建て住宅に比べると、

掃除や片付けの手間を大幅に減らせますよね。

 

これは、24〜26坪という広さがあれば、実現できる内容です。

 

もちろんこれは、1,700万円という予算に焦点を絞った一例であり、

あなたの住宅予算は資金計画をしてみないと正確には分かりませんし、

どのような住まいをご提案するのかということも、

あなたの予算や暮らし、敷地の広さや形状によっても全く違ってくるものです。

 

「30坪の広さの家をいくらで建てられるのか?」というように

“広さや豪華さ”という家ありき、モノありきで考え始めるのではなく

“予算や暮らしやすさ”というスタート地点から考え始める。

 

「あなた自身の住宅予算の中で、

あなたにとって生涯に渡って最も暮らしやすい住まいをどう実現するのか?」

 

こういったコトをカタチにできるのが

注文住宅のよいところなのではないかと

私は思うのです。

では、また。

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