三協建設株式会社

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成人の日とこども部屋

2020.1.13
お金・設計・仕様

今日は令和最初の成人の日。

新成人となった方々のこれからの活躍が楽しみですね。

 

こんにちは。三協建設 堀内です。

40歳を過ぎると、10年20年が

つい最近のことのように思えてきます。

 

晴れて、新成人となった方々も

ほんの20年前には、赤ちゃんだったわけです。

ほんの10年前には、ランドセルを背負った小学生だったわけです。

 

それが、今やもう

家を出て一人暮らしをしている方もいらっしゃることでしょう。

今はご実家から大学に通われている方でも

数年後には独り立ちする方もおそらく多いことでしょう。

 

 

そうです。

家を建てるころには、お子さんの

「こども時代」はまだまだ長く続くように思えるものですが

実際はあっという間に、大きくなってしまうものなのかもしれません。

 

新成人の姿に、お子さんの未来の姿を

重ねて想像してみたら、

お子さんが「こども時代」の間しか使わない専用ルームである

「こども部屋」についても、ちょっと違った考え方をしてみませんか?

 

それは、お子さんの成長と、ライフスタイルによって

色々な使い方が出来る間取りという考え方です。

今現在使いやすい間取りであることはもちろんとして、

将来的にも自分たちが使いやすいような間取りでもあります。

 

例えば、2階は夫婦の寝室のみを配置し

こども部屋を1階のリビングの隣に配置するのはいかがでしょう。

 

こども部屋は区切りをつけずに大きな部屋にすれば、

お子さんが小さいうちは広々とした遊び場に使えますし、

少し成長して自分だけで寝られるようになるまで、

家族みんなの寝室として使うことも出来ます。

 

しかも、家にある荷物の大部分は

こどもたちのものが占めることになります。

1階に子ども部屋があれば片付けもラクですし、とっても便利です。

わざわざ2階にまで片付けにいかなくてもいいんですから。

 

さらに、お子さんが成人し、家から出て行った後も、

自分たちの部屋として使うことが出来るようになるので、

やがて夫婦だけの生活となった時でも、

とても暮らしやすくなります。

 

年老いてから

階段の昇り降りをしなくても過ごすことが出来るので、

足腰への負担は少なくなるし、

転んだりつまずいたりという危険性も低くなるので、

離れて暮らすお子さんたちの不安材料も1つ少なくなりますね。

 

2階には主寝室だけなので、2階の無駄な廊下も作らなくてよくなるし、

寝る時以外はずっと1階で過ごすわけですから、

トイレだって2階に作る必要もなくなりませんか?

 

結果的に、無駄な面積をカットすることが出来、

1階が大きくなりコストがかさむ分を、

そこでカバーすることが出来ます。

 

つまり、同じ広さの部屋や収納量を保ちながら、

生活の中心となる1階に部屋も収納も多くなるので、

同じぐらいのコストで、現在も将来も、

より暮らしやすい家にすることが出来るというわけです。

 

今日のニュースに映る新成人たちのように、

お子さんもいつか大人になります。

 

そしてお子さんが独り立ちした後は

自分たち夫婦しか暮らさなくなるであろうマイホームです。

お子さんの「こども時代」が終わった後も自分たちがずっと

生涯にわたって暮らしやすい家なのかどうか?

コストやローンのことも考慮しながら、

ご夫婦で、話し合ってみていただければと思うのです。

 

では、また。

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