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こども部屋ってどんな部屋?

2020.6.3
お金・設計・仕様

長かった休園・休校期間も終わり、

通園・通学がスタートしたという方も多いことでしょう。

手洗い、うがい等は引き続き

忘れずしっかりと行っていきたいですね。

 

我が家の新一年生の長男も

いよいよ小学校への本格的な通学が始まりました。

一年生・・といっても、この春は

ほぼ自宅で過ごしていたわけですから実質的な新学期です。

緊張しながら通学している様子です。

こんにちは。三協建設 堀内です。

 

新生活、子どもが自分で準備できる環境を整えておきたい。

勉強ができるような環境を整えておきたい。

そのために子ども部屋を用意しておきたい。

 

そんな思いをお持ちの方も、多いのではないでしょうか。

 

ところで、子ども部屋ってどんな場所でしょうか?

 

一言で「子ども部屋」と言っても、

子ども部屋に対するあなたや家族の意識によって大きな違いが発生します。

 

きっと多くの方は、ご自身の実家にあった

自分の子ども部屋をイメージされることでしょう。

その広さはどのくらいでしたか?

 

 「6帖くらいかな~」

という方が多いかもしれません。

と、なると子ども部屋といえば6帖くらい

というイメージがあなたの頭の中に出来上がっていますよね。

 

そういうイメージをお持ちの方が多ければ、それが常識となり

何も言わなくても、提案する住宅会社側は

6帖くらいの子ども部屋をベースにプランを提案することになります。

 

仮に1帖の床・壁・天井をつくるのに約30万円かかるとします。

 

実際のところ、あなたが本当に

個室として必要だと感じる広さが4.5帖だったとしても。

 

この広さがどうしても欲しい!と言ったわけでなくても

もう50万近くの金額を知らないうちに余分にかけているのです。

その部屋が2つあれば、100万円近い差がうまれます。

 

 

大切なことは

限られた予算の中で、その部分にお金をかけて「欲しい」と

感じるものなのかということです。

 

「子ども部屋」はこうでなければいけない

という決まりなんてありません。

 

6帖の広さが必要でなければ、小さくしたっていいんです。

 

極端な話をすれば、私自身が育った環境には

自分の部屋はありませんでした(笑)

(詳しくはこちらのブログでお伝えしています。)

 

子ども部屋に対して

あなたや家族がどんな捉え方をするか?によって

色々なスタイルがあったっていいんです。

 

合理的な考え方の一つとして

子どもの成長と、ライフスタイルによって

色々な使い方が出来る間取り、という選択肢があります。

それは、今現在使いやすい間取りでありながら

将来的にも自分たちが使いやすいような

間取りでもあるというものです。

 

 

例えば、子ども部屋を1階のリビングの隣に配置するというのも

その方法の一つです。

 

家にある荷物の大部分は

子どもたちのものが占めることになります。

1階に子ども部屋があれば

わざわざ2階にまで片付けにいかなくてもいいので

片付けもラクですし、とっても便利です。

子どもが自分で片づけや準備をするところを

親が見守ることもしやすいですよね。

 

さらに、子どもが成長し家から出て行った後も、

自分たちの部屋として使うことが出来るようになるので、

やがて夫婦だけの生活となった時でも、

とても暮らしやすくなります。

 

年老いてから階段の昇り降りをしなくても過ごすことが出来るので、

足腰への負担は少なくなるし、

転んだりつまずいたりという危険性も低くなるので、

離れて暮らす子どもたちの不安材料も1つ少なくなりますね。

 

2階には主寝室だけしか作る必要がなくなり、

2階の無駄な廊下も作らなくてよくなるし、

寝る時以外はずっと1階で過ごすわけですから、

トイレだって2階に作る必要もなくなりませんか?

 

結果的に、無駄な面積をカットすることが出来、

1階が大きくなりコストがかさむ分を、

そこでカバーすることが出来ます。

 

同じぐらいのコストで、現在も将来も、

より暮らしやすい家にすることが出来るというわけです。

 

一言で「子ども部屋」といっても

その在り方は、一つではありません。

 

あなた自身が子ども時代に使っていた

「子ども部屋」と必ずしも同じでなくてもいいのです。

 

時代と共に家族の生活スタイルも

変わっていきます。

 

 

将来、子どもが巣立った後も

自分たち夫婦がずっと

生涯にわたって暮らしやすいのかどうなのか?

 

 

コストのことも考慮しながら、

「子ども部屋ってどんな場所?」と、

ご夫婦で、話し合ってみていただければと思います。

 

では、また。

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