誰かの笑顔につながる仕事
2020.12.4暮らしを考える
「はたらくってな～に？」
世の中にはたくさんの種類の仕事がありますよね。
キッズマネースクールの講師として
お金は仕事をしてそれと交換で受け取るもの。
そして、仕事というのは誰かを笑顔にするもの。
お金は、誰かの「ありがとう」と交換するもの・・・ということを
子ども達にお伝えさせていただいています。
子ども達にそんな風に伝えながらも、一方で
そうは言っても現実として、毎日の仕事の中で
それを感じながら働くというのは
なかなかできることではないのかもしれない・・とも感じております。
こんにちは。三協建設 堀内です。
ありがたいことに、私はお客様と直接お話をすることができるので、
お客様の喜んでくださる表情や、嬉しいお言葉を直接受け取ることができます。
でも、日々の仕事において
自分の仕事が、誰かの笑顔につながっている
ということを感じる機会が少ない場合は
そこに意識を向けるキッカケもなかなかと無いでしょうし、
ともすれば、仕事のつらい面や、苦しい面ばかりを感じながら
働いているということも多いのかもしれません。
実際に私たち大人の背中を見ている子ども達は
「大人ってなんだか大変だな・・」
「大人になりたくないな・・」
と、感じている子が多いようです。
なんだか、切ないですよね。
そんなときに、子ども部屋のリノベーション工事が完了した
お客様から１本の動画が届きました。
先日こちらの「暮らしを楽しむということ」というブログにて
ご紹介させていただいたように、どうせ工事で壊すのなら、
子ども達が普段できないようならくがきをいっぱいさせてあげよう！と企画し、
お子さん達と、お友だちとらくがき大会を開催されたお客様なのですが、
『暮らしを楽しむ』姿というのをあらためて実感させてくださった方であり、
その姿を見ていると、こちらまで元気をもらえる方です。
その動画には、今回のリノベーション工事の前に開催された
らくがき大会の様子や、工事中の様子、改装される部屋の今までの思い出、
・・・そして、完成後に初めてお子さんが部屋に入った時の様子がまとめられていました。
▼before
▼after
▼素敵な動画を一部お借りしています
ご不便をお掛けしがちな、工事中でさえも
工夫を凝らしてハロウィンを楽しむなどされていて、
こんな風に物事のとらえ方や姿勢が違うだけで、
日々の暮らしは全て思い出になるんだな～という
発見がたくさん詰まった動画で、
見終わった後にじんわり涙ぐんでしまいました。
とても素敵な動画だったので
普段は、お客様の喜んでくださる表情や、嬉しいお言葉を直接
受け取ることのないスタッフ達にも、見てもらいました。
完成後に部屋に入られたお子さん達の
正直な、嬉しさがあふれ出している表情を見て、
スタッフ達もとても嬉しそうにしていました。
きっと、それぞれが感じる部分があったと思うし、
普段忘れがちな気持ちを再確認できたんじゃないかなと思います。
大切な気持ちにあらためて気づかせてもらえる、素敵な動画を
送ってくださったお客様！本当にありがとうございました。
今年は特にコロナ禍で、
気持ちに余裕がないということもあり、
どうしても、他の誰かのことにまで目が向かず
自分のことを考える時間が多くなってしまうのかもしれません。
ですが、そんな時だからこそ、
誰かのためにできること、
その人を笑顔にすることを考えるというのは
とても大切なのではないかと感じます。
私たち大人が、
その背中で、その表情で、その行動で、
これからの未来をつくっていく子ども達に
感じてもらいたいこと。
『はたらくってな～に？』
それはきっと、「誰かの笑顔につながること」
では、また。
