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家づくりの予算はいくら?

2021.5.24
お金・設計・仕様

家づくりを考え始めたばかり・・という方にお会いして

「予算はだいたいどのくらいをお考えですか?」とお聞きすると

多くの場合、同じような答えが返ってきます。

 

「3,000万円くらいで考えています」

こんにちは。三協建設 堀内です。

もちろん、お会いする方は様々です。

年収も年齢も家族構成も生活スタイルもそれぞれ違います。

 

もっと言うと、土地から探すという方も

土地はお持ちで建物だけを考えているという方もいらっしゃいます。

でもみなさん、示し合わせたように

「3,000万円くらいで・・・」

と言われるのです。

 

同じ3,000万円でも

土地から探すという方が建物にかけられる金額は

土地を既にお持ちの方の約半分以下となります。

 

そこで、3,000万円の根拠についてお聞きしてみると

「なんとなく・・・」という方がほとんどなのです。

 

なぜ、こうも多くの方が3,000万円という数字を

漠然と予算として考えていらっしゃるのでしょうか。

 

ひょっとしたら「3」という数字が言いやすい

というのも、あるかもしれませんね。

 

また、周りの話や広告などからの情報により

住宅ローンとして自分が借りられそうな

金額をぼんやりとイメージされているのかもしれません。

 

ところが、何パーセントのどんな金利で住宅ローンを

借りようとしているのか?をお聞きすると

ほとんどの方が答えを持ち合わせていらっしゃいません。

 

3,000万円の住宅ローンの借入において

35年トータルで借入金利が1パーセント違えば、

支払い総額は軽く500万円は変わってくるというのに。

 

なんとなく・・・で手に入れた情報を目安に

当初の予算を設定し

それを大枠として進んでしまうことに潜んだ

見えない怖さを感じていただけますでしょうか?

 

あなたがどこで、どんな家を建てても、

買っても、借りたとしても。

あなた自身がその選択の理由を明確にお持ちなら、

それはあなたにとっての正解だと思います。

 

なぜなら、私は個人的には

家というモノは、あなたが生涯幸せに「暮らす」というコトのための

手段だと考えているからです。

 

しかし、その選択に行き着くまでには

なんとなく・・・ではなく、根拠が必要となるのです。

 

あなたが設定した住宅予算には

あなた自身がしっかりとした根拠を持っていただきたい。

それは「いくら借りるのか?」ではなく

金利何%のどんな住宅ローンで総額は「いくら返すのか?」

ということでもあります。

 

その上でじっくりと計画を練り、

無理のない家づくりを進めていっていただきたいと強く思うのです。

 

住宅予算の根拠を持つためには

まずはあなた自身の生涯においての家計を

見える化をすることが大切になってきます。

一人ではなかなかできない・・・という方は、一緒にやってみませんか?

気になった方は、お気軽にお問い合わせくださいね。

では、また。

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