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収納のつくり方でコストが抑えられる?

2021.7.12
お金・設計・仕様

 

先日、「坪数ありきで家づくりを始めない理由」 にてお伝えしたように、

家は無駄に大きすぎない、ちょうどいい大きさにすることが重要なポイントです。

その最も大きな理由は、もちろんコストなのですが、

収納もまた、いたずらにコストを押し上げてしまう大きな要因となります。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

 

今、暮らしているアパートの収納は使いにくいし、足らないから、

新しく建てる家には、収納はたくさん欲しい!

多くの方はきっとこのようにお考えになることでしょう。

 

そして、予算が許す限り

出来るだけ多くの収納をつくりたいとお考えになり、

その希望を設計士に伝えます。

 

しかし、いざプランが出来上がってみると

「うーん。これだけでは、まだ足りないような気もする・・・」

と感じてしまったりします。

 

間取図を、ひたすら上から見てしまうと、

収納が少ないような気がしてしまうからです。

そして、その不安を打ち消すために、

床面積を広げることによって、

収納の量を増やそうとします。

 

結果、それに連動して家のコストが

どんどん膨れ上がっていってしまいます。

 

このように、収納を平面で考えて

『床面積』で判断してしまうと、

それに連動してコストが上がってしまうことになりますが、

とは言っても、それに比例して、

より多くのモノが置けるようになるわけではありません。

 

では、どうすればいいのか?

 

この答えはいたってシンプルで、

収納は立体的に

『壁面積』で考えるということです。

 

つまり、いかに壁を上手く使えるか?

ということが収納量を大きく左右する要因となるわけです。

 

例えば、一般的に天井高は2m40cmありますが、

この高さの中に、

棚板を2枚しかつけないのと5枚つけたのでは、

単純に置ける場所が2倍違ってくることになります。

2枚の場合、3段の収納になるのに対し、

5枚の場合、6段の収納になるからです。

 

また、リビングダイニングキッチンの周辺に置くものは、

細々したモノばかりだと思いますが、

これらを管理しやすくしようと思えば、

奥行きの深い収納をつくるより、

奥行きが浅い収納をつくるべきです。

 

そして、奥行きを半分にし、

逆に横幅を2倍にすれば、

全く同じ床面積のまま、

つまり家自体のコストは同じままで

収納量を4倍にまで増やすことが出来ます。

 

また、そもそも家の壁の量を多くすることも大切です。

つまり「必要がない窓」「使えない窓」は最初から作らない

ということですね。

 

家の壁が多くなれば

収納として利用出来る壁が増えます。

また、それだけではなく

壁が多くなった分、耐震性も高くなるし、

窓よりも壁が増えた分、断熱性も気密性も高くなります。

 

このように壁を上手く使うことを前提とした

収納づくりをすることが出来れば、

家のコストを上げることなく、

収納がたっぷりある家をつくることが出来ます。

その上さらに、耐震性にも省エネ性にも優れた家にもなるということです。

 

このことを忘れず、

間取図だけをずっと眺めて

無駄に床面積とコストを

増やしてしまわないように気を付けながら

家づくりをしていただければと思います。

 

では、また。

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