家の購入のタイミング
2021.10.01
最近は今後の住宅ローン減税について、よくご質問をいただきます。
こんにちは。三協建設 堀内です。
一部のニュースによると、適用期限を迎える住宅ローン減税について
政府が延長の検討に入ったというような情報もあるようですが、
あくまでも検討段階の未確定情報です。
私が現時点でお伝えできるのは、決定事項のみ、つまり
基本の10年+消費税増税緩和措置で3年延長となっている
現在の住宅ローン減税については
注文住宅の新築建築請負契約の期限は2021年9月30日までということです。
こういった期限が定められたものについては、
一般的に「駆け込み需要」と呼ばれる現象がみられたりもしますが
今がチャンスだから!!と急かされるように、
勧められるままに流されて決めるのではなく、
自分自身で「計画」を立て
自分のタイミングで購入できるように
準備しておきたいですよね。
とは、言っても
「計画」は何から始めたらよいのかわからない
という方もいらっしゃると思います。
「計画」は、家づくりにおいて
一番大切な、【お金】のことから始めてください。
あなたの目的が“生涯において幸せに暮らすこと”であり、
手段として“家を建てる”のであれば、
後悔しないためにも、
一番大切な【お金】のことを後回しにしてはいけないのです。
【お金】の計画、つまりは【資金計画】から
始めなければいけないということですね。
「資金計画なら住宅会社でやってくれる」
と、思われたかもしれませんが、
でも、その【資金計画】と呼ばれるものは
実は、ローンの【返済計画】ではありませんか?
年収から「○○○○万円まで住宅ローンが借りられる!」とか、
「今の家賃が○万円だから、
月々○万円返済の住宅ローンなら借りられる!」とか。
それは【資金計画】ではなく、ローンの【返済計画】です。
本当にしなくてはいけない【資金計画】とは
根拠のある数字を出すことです。
家を建てた後、どんな風に暮らしていきたいですか?
ライフスタイルによって様々な支出がありますが、
人生の三大支出といわれている、
1.住居費
2.教育費
3.老後費
これらを踏まえたうえで、
生涯にわたっての家計設計をしていくことにによって
はじめて根拠のある数字が見えてきます。
家計設計って、何をするものなんだろう?と思われるかもしれませんが、
FPの方が作成する「ライフプランシミュレーション」がそれに近いです。
しかしFPの方に作ってもらって終わり・・では意味がありません。
刻々と変化していく時代の中では、
あなた自身がその内容を理解し、都度内容を振り返り
メンテナンスしていくことが大切です。
立派なライフプランシミュレーションを作成してもらうよりも
あなた自身が内容を理解しながら、つくり上げたライフプランシミュレーションを
使って、現在の位置を知り、これから向かう先を確認し
そこに向かってあなた自身がハンドルを握って動くことの方が
重要ではないでしょうか。
家の購入はまだ少し先の話かな?と思っていても
周りや政府の施策によって急かされることなく、
あなたのタイミングでじっくり検討し、判断し、購入できるように
家計設計を行うことで、
まずは下準備をしておきませんか?
家計設計のやり方が分からないという方は
お気軽にお問い合わせくださいね。
では、また。