三協建設株式会社

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無垢材の床ってキズがつく?

2022.3.28
お金・設計・仕様

先日、建材や木材の輸入販売をされている会社さんが

ショールームをオープンされたのでお邪魔してきました。

 

無垢材の床材をはじめ、壁のアクセントに使用するウッドパネルや

めずらしい本物のストーンタイルのサンプルも展示されていました。

一般の方も見学可能ですので、ご興味のある方は

ぜひ行かれてみてくださいね!

こんにちは。三協建設 堀内です。

 

(外部webサイト:プレイリーホームズ株式会社)

https://www.prairie.co.jp/showroom

さて、「無垢材の床って実際どうなんですか?」と質問を受けます。

床材というのは、室内の大きな面積を占めます。

また、取り替えが容易にできない部材ですので

素材選びは慎重におこなっていただきたいものでもあります。

 

取り替えが容易にできないというのは、どういうことかといいますと・・・

そもそも、キッチン等の住宅設備は、

数十年後の取り替えを前提としたつくりとなっています。

でも、床の張替えをしようとすると

その上にのっている、キッチンや家具や諸々を全て

どかさなくてはいけませんので、とても大がかりな工事となるわけです。

 

小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は、特に、

床に近いところで生活する時間が長くなるわけですから

できることなら、化学的な成分で接着した合板等でなく

自然のもの、本物、無垢材を使いたいという気持ちを

お持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

一方で、

「無垢の床は良さそうだけど、キズがつきそうで・・」

と言われることがよくあります。

一般的にそういったイメージをお持ちの方は

多いのではないでしょうか。

 

固いものを落としたりして、キズがつくのが嫌だ・・という

お気持ちもよくわかります。

 

しかしこれは、“キズそのものが嫌なのか?”

“キズが目立つことが嫌なのか?”によって

捉え方が異なってくる部分です。

 

まず、キズそのものが嫌という場合は

もちろん、無垢材より強度を強化された

フロア合板の方がキズはつきにくいです。

 

では、キズが目立つことが嫌という場合。

実は、無垢材よりフロア合板の方が

目立ちやすかったりするのです。

 

まず、床のキズが目立つのは

光の反射によるものです。

 

つまり、光沢のある工業製品についたキズは

光の反射によって目立つことになります。

しかし、無垢材に自然塗装を施した床材についたキズは

光が色々な角度に反射されることになります。

(いわゆる、乱反射ですね)

それによって、ついたキズが目立ちにくいという側面もあるのです。

 

床材を選ぶ時には、こういった観点も踏まえて

検討していただければ・・・と思います。

 

では、また。

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