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土地が高いエリアで予算内で家を建てるには?

2022.6.17
お金・設計・仕様

今回は土地が高いエリアで

予算内で家を建てるために考えておかなくてはいけないことについて

お伝えしたいと思います。

シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

家づくりの総費用は、

建てる家によって大きく違ってきますが、

購入する土地にもまた大きく左右されてしまうものですよね。

 

もちろん、予算に余裕がある方であれば、

いくらでも家を大きくすればいいでしょうし、

いくらでも土地にお金をかけても構いません。

 

でも、限られた予算の中で家を建てる場合

いかに土地のコストをカット出来るかが重要になってきます。

 

例えば、エリアによっても全然違いますよね。

さらに人気の学区だと、高めだったりしますし。

通勤や生活圏に問題がなければ、

土地を探すエリアを変えてみるというのも手ですよね。

 

でも、どうしても譲れない事情もあるかもしれません。

このエリアで・・というのが第一条件の場合があります。

 

今日は、そんな場合でも、

少しでも土地の取得費用を抑える方法について

お伝えしていきたいと思います。

 

それは

『立地(場所)にはこだわっても、

土地の形や道路の方向などにはこだわらない』

ということです。

 

土地購入の際に、大切なことは立地(場所)です。

一体どんな場所が“いい場所”なのかということは、

一人ひとりの感覚や考え方、そして価値観によって違ってきます。

 

お子さんの学区かもしれません。

ご実家への近さかもしれません。

通勤のしやすさかもしれません。

利便性かもしれないし、自然の豊かさかもしれません。

 

立地は妥協することが難しいですよね?

 

また、近隣にどんな人が住んでいるかとか、

どんな建物が建っているかなどの、周辺環境も

土地購入のおいては非常に大切な要素となってきます。

ご近所さんとお付き合いしながら、

一生暮らしていくことになる土地ですからね。

 

しかし、土地の形や道路の方向といったことに関しては、

多くの方が考えるほど重要な要素ではありません。

なぜなら、家はその土地に合わせて自由に設計出来るからです。

 

同じエリアでも、

南向きの土地と北向きの土地は価格が違います。

新しく造成された分譲地があるとした場合、

最も売れなさそうな土地(=日当たりがよくなさそうな土地)

と人気の東南角地の土地とでは、平均的に1坪あたり3万円程度は価格が違ってきます。

 

例えば、50坪の土地だったとしたら同じ場所であるにもかかわらず、

150万円もの価格差が出てくるということですね。

 

しかも、せっかくそんな日当たりが良さそうな土地を買ったとしても、

その日当たりのよさを最大に活かそうと思うと、

けっこうな費用をかけなければいけないというのが現実です。

 

日当たりが良いということは、良い意味でも悪い意味でも、

周囲に向かってオープンなわけです。

そうなると、そのままでは周囲の人の目が気になって、

暮らしにくくなってしまうわけなのです。

よく目にするような一般的な間取りの家だと、

家にせよ、庭にせよ、だいぶ余分なコストを

かけないと暮らしやすくならないということなのです。

 

結果、土地代だけじゃなく、

外構にも庭にも費用をかけなくてはならなくなり、

全体的に割高になってしまうことになります。

 

では、どんな土地を狙っていけばいいのでしょうか?

 

それは、

『あなたの望む予算で購入可能な土地』です。

 

なんだか聞こえは悪くなってしまいますが、

端的に申し上げると、“売れ残っている土地”が狙い目になってきます。

そんな土地こそ、より安く価格交渉しやすいですし、

競争相手がいない分、即決をしなくてもよく、

じっくりと家の計画も並行して練っていくことが出来ますからね。

 

とはいえ、“売れ残っている土地”となると、

先ほどの“多くの方が買いたいと思っている土地”とは

逆の場合が多いでしょう。

例えば、周囲は家に囲まれているような土地になるでしょうし、

そんな土地を購入した場合、工夫のない間取りであれば、

日も当たらなければ、人目も気になってしまいます。

 

また、形が悪い土地なども、

相場に比べて大幅に安く価格設定されているわけですが、

それこそ工夫を凝らした設計が出来なければ、

暮らしにくい家になってしまうことになります。

もしくは、逆に建築コストが余計に高くつくことになり、

ふたを開けてみると全然コストカットにならなかった・・・

なんてことにもなりかねません。

 

ですから、価格が高いエリアにおいて

土地取得費を大幅に抑えようと思うと、

それなりに設計の工夫が必要になってくる

という条件がついてくることになります。

 

でも逆に、住宅会社に、

その土地にあった暮らしやすい家を

上手く設計するスキルやアイデアさえあれば、

どんな土地だったとしても、

明るさや風通しも全く問題ないということでもあります。

 

もしあなたが、立地には妥協したくない・・

そして、暮らしやすい家にもしたい・・

でも、予算内で家を建てたい・・

そうお考えであれば、

弊社モデルハウスがご参考になるかと思います。

お気軽にお問合せくださいね。

では、また。

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