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付け加えるよりも難しい「減らす・省く」

2022.6.20
お金・設計・仕様

1日は24時間で、どんなに忙しくても、やりたいことがあったとしても

それ以上に増えることはありませんよね。

こんにちは。三協建設 堀内です。

私自身、1日が24時間以上あったらいいのに・・と感じている一人です。

特にお子さんが生まれてから

生活がガラリと変わったという方も多いかもしれませんね。

家事に、仕事に、子育てに・・と担う役割が一気に増え、

時間がどれだけあっても足りない・・・と

日々試行錯誤を繰り返されているかもしれません。

 

たくさんの情報があふれている現代、

やった方がいいことは山ほどあります。

 

どこかで読んだ例えで、「時間とお金のつかい方は似ている」

というような一節がありました。

 

時間もお金も、限りがなく、いくらでも使えるのなら

好きなことにどれだけ費やしても、構いませんよね。

しかし、持っている時間にも、お金にも限りがあります。

その中であれも、これも、それも全部やりたい、

全部欲しいということは、到底叶わないことです。

 

何かを選ぶことは、何かを選ばないということですし、

何かを加えるためには、何かを減らさないといけないということです。

 

そのためには、「やって当たり前」「やるのが普通」という固定概念で

やっていたことを根本から見直し、

必要でないものについては「やらない」という選択をする必要が出てきます。

 

さて、数十年前に比べると、今の家の値段ははるかに上がっています。

住宅ローンの借入額は、20年程前に比べると平均1200万円も多くかりているそうです。

 

技術の進歩と共に、性能も昔に比べてはるかに良くなっていますし、

物価の上昇と共に、材料などのコストも上がっています。

 

さらに、昔に比べて、簡単に情報が手に入る今、

世の中にあふれる多種多様な商品の情報に触れると、

「無い」より「有る」方がいいに違いない

「少ない」より「多い」方がいいに違いない

と、夢のマイホームに、あれもこれもと、

付け加えたくなることでしょう。

 

しかし、これからの時代、

増えた分に見合った収入の増加が期待できるのでしょうか?

 

少子高齢化が進み、現役世代が減っていくことにより

社会保障費の負担は増えていくことでしょう。

高度成長期のような右肩上がりの収入増が期待できない中、

可処分所得は逆に減っていくことも予想できますよね。

 

限られたお金の中で、本当に叶えたい要望は何なのか?

そしてそれを実現させるには、「あって当たり前」「あるのが普通」という

従来からの固定概念に縛られることなく、

あえて「減らすことや省くこと」も、

考えることが大切なのではないでしょうか。

 

そしてこの概念は、「シンプルノートの家づくり」そのものともいえます。

 

限りあるお金と時間の中で

あなたが本当に叶えたいこと・やりたいことはなんですか?

それを叶えるために、何を減らし・何を省きますか?

 

では、また。

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