夫婦でお金のこと、話せていますか?家計の健康診断で未来のお金を見える化する
2026.09.15
夫婦でお金のこと、話せていますか?家計の健康診断で未来のお金を見える化する
こんにちは。三協建設株式会社の堀内裕輔です。
家づくりやライフプランのご相談をしていると、こんなお話を聞くことがあります。
「今の生活には、特に困っていません」
「貯金も少しずつしています」
「NISAも始めてみました」
「子どものためにも、なんとなく貯めています」
だから、わが家のお金は、
「まあ、大丈夫かな」
そう思っているご家庭も多いのではないでしょうか。
もちろん、今の生活に困っていないことは、とても大切です。
・毎月の支払いができている
・貯金もできている
・将来のために、少しずつ準備も始めている
それ自体は、決して悪いことではありません。
ただ、ここで一度考えてみてほしいことがあります。
これからのお金、どこまで見えていますか。
CONTENTS
今は困っていなくても、未来のお金は見えていないかもしれない
今の暮らしが成り立っていると、お金のことを深く話す機会は意外と少ないものです。
✓毎月なんとなく生活できている
✓大きな赤字にはなっていない
✓貯金も少しはできている
✓投資も少し始めている
そうなると、
「まあ、なんとかなるかな」
と思いやすくなります。
でも、家計で大切なのは、今だけを見ることではありません。
✓これから先、どれくらいの収入が入ってくるのか
✓今の暮らしに、毎月いくらかかっているのか
✓子どもの教育費は、いつ、どれくらい必要になるのか
✓住宅ローンを組んだ後も、無理なく暮らしていけるのか
✓車の買い替えは、いつ頃必要になりそうなのか
✓老後資金は、どのように準備していくのか
こうしたことまで考えてみると、意外と分からないことも多いと思います。
「貯金はしているけれど、何のためにいくら必要なのかは分からない」
「NISAは始めたけれど、将来どのタイミングで使うお金なのかは決めていない」
「教育費や老後資金が不安だけど、具体的な金額までは見えていない」
こういう状態は、決して珍しくありません。
お金のことも、健康診断みたいに考えてみる
お金のことは、健康診断に少し似ていると思っています。
健康診断は、病気になってから受けるものではありません。
今は元気でも、今の自分の状態を知るために受けます。
✓血圧はどうか
✓血液検査の数値はどうか
✓体重は増えていないか
✓去年と比べて変化はないか
今の状態を知るから、早めに気づけることがあります。
家計も同じです。
家計が苦しくなってから考えるのではなく、今は困っていないときにこそ、一度お金の状態を見えるようにしておく。
「なんとなく大丈夫」を、
「これなら大丈夫」に変えていく。
そんな家計の健康診断があってもいいのではないでしょうか。
たとえば、30代・子育て4人家族の場合
例えば、30代の子育て世帯を考えてみます。
ご夫婦とお子さま2人の4人家族。毎月使えるお金が35万円あるとします。
その35万円の中から、いろいろなお金を考えていく必要があります。
・毎日の生活に使うお金
・住まいに使うお金
・子どもの未来のためのお金
・車の買い替えなどに備えるお金
・老後に備えるお金
・そして、家族で楽しむためのお金
ここで大切なのは、今月のお金だけを見るのではなく、これから必要になるお金まで一度並べてみることです。
例えば、
「教育費は、いつまでにいくら必要になりそうか」
「車は、次にいつ買い替える可能性があるか」
「住宅ローンを組んだ後、生活費はどれくらい残るか」
「老後資金は、いつからどのくらい準備していくか」
「旅行やお出かけなど、家族で楽しむお金はどれくらい残したいか」
こうして並べてみると、漠然としていた未来のお金が少しずつ具体的になってきます。
※金額は、考え方を説明するための一例です。実際に必要なお金は、ご家庭の収入、支出、家族構成、暮らし方によって異なります。
家計管理は、節約だけが目的ではない
お金のことを考えると、
「もっと節約しなきゃ」
「もっと貯めなきゃ」
「今使うお金を減らさなきゃ」
と思ってしまう方も多いと思います。
もちろん、無駄な支出を見直すことは大切です。
でも、家計を見えるようにする目的は、今を我慢することだけではありません。
むしろ大切なのは、
「将来のために、いくら準備しておけばいいのか」
と同時に、
「今、いくらなら使っても大丈夫なのか」
を知ることです。
将来のお金が見えていないと、必要以上に不安になります。
本当は使っても大丈夫なお金まで、怖くて使えなくなることもあります。
反対に、将来必要なお金が見えていないまま使いすぎてしまうこともあります。
だからこそ、未来のお金を見えるようにすることが大切です。
未来が見えると、今のお金も見えてきます。
「もっと貯めなきゃ」だけではなく「使っても大丈夫」も分かる
将来必要になるお金が整理できると、家計の見え方は変わります。
✓教育費にいくら準備するのか
✓住宅ローンはいくらまでなら無理がないのか
✓車の買い替え費用はどう考えるのか
✓老後資金はどのように積み立てるのか
✓家のメンテナンス費はどれくらい見ておくのか
こうしたお金が見えてくると、
「毎月これだけは将来のために準備しよう」
という金額が分かります。
そして同時に、
「ここまでは今の暮らしに使っても大丈夫」
という金額も見えてきます。
これは、とても大切なことだと思っています。
お金の計画は、今を削るためだけのものではありません。
今も、未来も、どちらも大切にするためのものです。
お金は、貯めるためだけにあるものではない
お金は、貯めるためだけにあるものではありません。
✓家族で旅行に行く
✓子どものやりたいことを応援する
✓家族でおいしいものを食べる
✓自分たちの趣味を楽しむ
✓大切な人に会いに行く
✓家で過ごす時間を心地よくする
こうした「今の暮らし」も、とても大切です。
将来への備えはもちろん必要です。
でも、未来のために今を我慢し続けるだけでは、暮らしは豊かになりにくいと思います。
大切なのは、未来に備えながら、今の暮らしも大切にすることです。
そのためには、感覚だけでお金を使うのではなく、今と未来のお金を一度見えるようにしておくことが必要です。
夫婦でお金のことを話すきっかけは、意外と少ない
家計や将来のお金について、夫婦でしっかり話せているご家庭ばかりではありません。
これは、よくあることです。
お金の話は、少し話しにくいものです。
「何から話せばいいか分からない」
「収入や貯金の話を細かくするのは気が重い」
「話すとケンカになりそう」
「相手がどう考えているのか分からない」
こう感じる方も多いと思います。
でも、お金の話は、相手を責めるためのものではありません。
これから、どんな暮らしをしていきたいのか。
そこを夫婦で共有するための話です。
✓家を建てたい
✓子どもの教育を大切にしたい
✓旅行も楽しみたい
✓趣味の時間も持ちたい
✓老後は安心して暮らしたい
こうした未来の話から始めると、お金の話もしやすくなります。
家づくりの前に、暮らしとお金を整理する
家づくりを考える時には、住宅ローンの金額に目が向きやすくなります。
✓いくら借りられるのか
✓月々いくら返せるのか
✓今の家賃と比べてどうなのか
もちろん、住宅ローンは大切です。
ただ、家づくりで本当に大切なのは、家を建てた後の暮らしです。
✓住宅ローンを払っても、生活費に無理がないか
✓教育費を準備できるか
✓車の買い替えにも備えられるか
✓老後資金も考えられるか
✓家族で楽しむお金も残せるか
ここまで見ておかないと、建てた後に家計が苦しくなる可能性があります。
だから、家づくりの前に、暮らしとお金を整理することが大切です。
家を建てられるかどうかだけではなく、家を建てた後も安心して暮らせるかどうか。
ここを一緒に考えていくことが、家づくりではとても大切だと思っています。
わが家はどうだろう、と考えてみる
・今のお金
・これから入ってくるお金
・これから必要になるお金
そして、これからどんな暮らしをしたいのか。
お金の不安は、収入が少ないからだけで生まれるわけではありません。
見えていないから、不安になることもあります。
✓なんとなく貯めている
✓なんとなく使っている
✓なんとなく大丈夫だと思っている
その状態から一歩進んで、
「何のために、いつまでに、いくら必要なのか」
を見えるようにしてみる。
それだけで、家計の安心感は変わってくると思います。
まとめ|未来のお金が見えると、今の暮らしも見えてくる
✓今の生活に困っていない
✓貯金もしている
✓NISAも始めている
✓子どものためにも、なんとなく準備している
それでも、これからのお金が見えているとは限りません。
✓教育費
✓住宅ローン
✓車の買い替え
✓老後資金
✓家のメンテナンス費
✓家族で楽しむお金
これらが、いつ、どれくらい必要になるのか。
そこを一度整理してみることが大切です。
お金のことは、健康診断のように、困ってからではなく、今の状態を知るために考えてみる。
「なんとなく大丈夫」を、
「これなら大丈夫」に変えていく。
未来のお金が見えると、
「もっと貯めなきゃ」
だけではなく、
「ここまでは使っても大丈夫」
も見えてきます。
未来のために今を我慢するだけではなく、今も未来も、どちらも大切にする。
そのためのお金の計画を、夫婦で一度話してみませんか。
くらしとおかねの学びばでは、単に「いくら貯めればいい」「何に投資すればいい」ということだけではなく、これからどんな暮らしをしていきたいのかというところから、お金のことを一緒に整理しています。
「夫婦でお金のことを話したいけれど、何から話せばいいか分からない」
「家を建てても大丈夫か知りたい」
「教育費や老後資金まで含めて、家計を見直したい」
そんな方は、これからの暮らしとお金を一緒に考えてみませんか。
くらしとおかねの学びば 代表:堀内裕輔 / 運営:三協建設株式会社
よくある質問
Q. 今の生活に困っていなくても、家計を見直す必要はありますか?
はい。
今困っていなくても、教育費、住宅ローン、車の買い替え、老後資金など、将来必要になるお金が見えていないことがあります。
家計が苦しくなってからではなく、余裕があるうちに整理しておくことが大切です。
Q. 家計の健康診断とは何ですか?
家計の健康診断とは、今の収入、支出、貯蓄、将来必要なお金を見える化することです。
健康診断で体の状態を確認するように、家計も今の状態を知ることで、将来のお金の不安を減らしやすくなります。
Q. 夫婦でお金の話をするとき、何から始めればいいですか?
まずは、相手のお金の使い方を責めるのではなく、これからどんな暮らしをしたいかを話すのがおすすめです。
家づくり、教育費、旅行、老後の暮らしなど、未来の希望から話すと、お金の話もしやすくなります。
Q. 家づくり前に確認しておきたいお金は何ですか?
住宅ローンだけでなく、毎月の生活費、教育費、車の買い替え、老後資金、家のメンテナンス費、家族で楽しむお金まで確認しておくことが大切です。
建てた後も無理なく暮らせる予算を考える必要があります。
Q. お金の計画を立てると、節約しなければいけませんか?
お金の計画は、節約だけが目的ではありません。
将来に必要なお金が見えると、今使っても大丈夫なお金も見えてきます。
未来に備えながら、今の暮らしも大切にするために計画を立てることが大切です。




